折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

初めてのフォトブック作成

2018年06月30日 | 孫ちゃん
 2011年生後1ヶ月頃の孫ちゃん


鉄道写真のブロ友さんの記事に「写真をフォトブックで保存しませんか」と
ありました。
自宅のパソコンからネットで注文出来ること、価格が安い事など利点が色々です。

「しまうまプリント」のページから入って画面の指示に従って入力すれば完成!
やってみると私にはそんなに・・・簡単な話ではありませんでしたが。

フォトブックにしたいのは孫ちゃんのお絵かきです。
1歳を過ぎた頃から家に来ると時々お絵かきしていた作品が溜まりました。
我が家にはオモチャが無いので有り合わせの紙と絵具で遊んだだけの事です。
今になって順番に見てみると成長の過程がよくわかります。
薄い直線だったのが強い線になり曲線になり、色数が増えて・・・
当時の情景が思い出されます。

改めて見て気が付いたのは、蛍光ペン等で描いたものは消えかけていること。
今保存しておかないと・・・写真でそれも本に出来たらなおうれしい。

絵を写真に撮る、と言っても私は簡単なデジカメ一つ。
絵を写す場所を色々変えても紙の部分が灰色になってしまうのです。
カメラのお問合せセンターに電話して露出補正を教えてもらいました。
今まではただシャッター押していただけだったので、少しは改善。
プリンターの編集機能でまた少し改善。
この程度で仕方がないかとあきらめてパソコンに取り込んでフォトブックに移し編集!

手順を書けばこんな感じですが、写真を入力中にちょっと違う場所に触れたら消えてしまい
再度入れなおしたり、いろいろありました。




A5版縦長 32ページ 初めて注文しました。
「おばあちゃんの家でかいた絵」
2013年から2018年小学校入学までの作品40点ほどのフォトブック。
一冊 498円(送料別)

孫ちゃんの8月の誕生日プレゼントにと思ったのですが、もう 早く見せたくて・・・
宅配便にしたら注文して3日で届きました。
初めてのフォトブックはページ数が少ないのでノートくらいの厚さです。
写真と一緒に入れた説明の文字が目立ち過ぎかな~・・・
改良の余地は沢山ありますが、色はきれいですし保存するにはちょうどいい大きさ。


こんな感じ 

今日孫ちゃんにプレゼント、喜んでくれました!
これから色々なフォトブックを作りたくなりました。

昭和の男性

2018年06月29日 | 
ザクロ(再掲載)



続けて向田邦子さんのエッセイを読んでいると、すっかり忘れていた昭和の夫や男性の
考え方、しぐさが思い出されて、昭和時代の夫婦はこうだったなと思います。
生活費を稼ぐのは夫であり、妻は家庭を守るもの。稼ぐ夫に少々のことが有っても
「それがどうした・・・」と背中で語る夫。
思っても口には出さず、それでいてちょっと嫉妬心もある。
我が家がそうだったと言う事ではないのです・・・が、ありそうな話。


週に1日しかない休日に一緒に公園に出掛けるのは「家庭サービス」でした。
「サービスしてやってんだぞ」と聞こえてきそうな時代。
それからしばらくすると「マイホームパパ」なんて言葉が生まれて、私はちょっと
羨ましかった。
そして今は「イクメン」ですって!
幼い子を抱っこ紐で胸にかかえて街中を颯爽と歩くパパ。
自転車の前後に子供を乗せた背広姿のパパ…保育園に送ってから出勤でしょうか。
背広などと表現するのも昭和かな?…私には男性が仕事に行く時に着るのはスーツではなく
背広が似合う気がするのですが。
夫婦二人で子育てして、対等に家事も分担して家庭を築いていく、これが平成の夫婦らしい。

現代の若い夫婦を向田邦子さんがご覧になったら、どんなエッセイになったか読んでみたかった。
残念なことに昭和56年飛行機事故で急逝 52歳の若さでした。

歯医者さんが・・・

2018年06月28日 | 
   山吹の実



家のすぐ近くでずっとお世話になっている歯医者さんから「閉院のお知らせ」がきました。
近くで開業されて43年、そのすぐの頃からお世話になっている医院です。
私よりはいくつかお若い先生だと思っていたのでびっくり。
ご近所さんの多くも私の兄もその先生の患者です。

7月いっぱいで閉院とあるのでそれまでに出来るだけ治していただこうと出かけました。
今迄は先生の顔をよく見たりはしなかったのですが、昨日先生とお話しする時に
マスクを取られたら、先生も年を取られたな・・・と思いました。
数年先に医院が入っているビルが立て替えられることになり
「もう年だから新しいビルでやる元気は無いので」とのことでした。

近くの方の話では先生の奥様が「元気なうちに少しはゆっくり楽しみましょう」と
言われたとか。 
急なお休みも長期のお休みも取れない個人の医院。
私にも気持ちはよく分かります。
分かるけれどこれから別の所に行くのは気がすすみませんね。
40年間いつでも口を開けていれば、ちゃんと治してくださる先生でしたから・・・


同じビルの内科の先生も長くお世話になったのに亡くなられて、当たり前だけどお医者様も
年を取られるのだと思ったことでした。


名古屋では4Mと言われた百貨店の一つ「丸栄」が今月末で閉店。
私が利用するのはもっぱら地下の生鮮食品売り場ばかりでしたが、これも寂しいことです。

イサキの塩焼き

2018年06月26日 | 動物、魚
 イサキ


昼間に運動不足だと思った日は夕方家の近くを思いつくままのコースで歩きます。
ついでにスーパーに寄ったりするとこの時間は値下げされた品物が並んでします。

今日はイサキが有りました。2匹360円!
「梅雨イサキ」と呼ばれて脂がのって美味しい時期、私はもちろん塩焼きです。

焼く前にスケッチをと思ったら「調理済み」とありました。
鱗も内臓も無し、迫力がない姿ですが、値下げされた魚なので文句は言えません。
もっとも若いママには丸ごとの魚は敬遠されるのでスーパーでは初めから調理してしまうのかも。

釣ったばかりのヒレのぴんと張ったイサキはきれいでしょうね…釣ったことはありませんが。
昔、夫が元気だった頃はハゼやセイゴ釣りに行きました。
水から上がったばかりの魚はどれも美しくて、家に帰ると料理する前に急いでスケッチ。
ビールを抱えて待っている夫のつまみ用に天ぷらを揚げたりさばいたり、大忙し。
一日炎天下で釣りをして、絵を描いて料理して…思えば元気だったこと。

今は昼間の日差しを避けて、コウモリみたいに夕方から散歩しています。


ブログを書いている間にイサキはいいにおいと音をさせて、塩焼きになりました。
では「いただきま~す!」

カラス め!

2018年06月25日 | 日記


花壇の真ん中にたった一本植えたミニトマト。
花屋さんで甘くて作りやすいと勧められた少し細長いトマトです。
一房に6個の実、一番下の房の幹に近い方から赤くなってきました。
先の方はまだ薄緑で根元の赤と並んでいるととてもきれいです。

食べるのもスケッチももう少し先かなと思っていたら、赤い実が一つ消えました。
翌日もまた一つ消えて、あら~と思っていたらご近所の方から夜、電話が有りました。
「通りかかったら、カラスがトマト食べてたよ。目が合ったけど逃げんのよ~」と。

やっぱりカラスだ!
クリスマスのキラキラモールをトマトの支柱に結んで、キラキラ作戦です。
味をしめたカラスに効き目があるかどうかは分かりませんが。

カラスの食べ残しの一枝を切ってスケッチ、赤い実を食べてみると甘味があって美味しい。
手には昔のトマトの香りが残ります。
次の房が色づいてきたので、カラスもきっとどこかで狙ってるだろうと思います。
本格的に造られている方にはオママゴトみたいと笑われそうですが、私は真剣なのですよ。

カラス メ~!!!



それぞれの悩み

2018年06月24日 | 風景



毎月第二、第四日曜日は絵の同好会の日です。。
主宰されていた先生が亡くなられて14年、会員は少なくなり現在は5名。
おしゃべり6分に絵は4分くらいでしょうか。

お茶を飲みながら、近況からそれぞれの悩みまで話が尽きません。
私から見れば他の4名の方は経済的にははるかに恵まれていて家族と住み、それなりに健康で
悩みがあるのかと思うのですが、どの方にもあるのです。


「どうしたらいいと思う?」と聞かれても誰にも正解等は見つからない。
話しながら自分で答えを見つけるか、話したことで気持ちが少しは軽くなるかしか
仕方がないことばかりです。
最後には「そうね~ 大変だね~・・・」でお茶の時間は終わります。


どんな話も真面目に聞いてくれる仲間に私もずいぶん助けられたことが有りました。
話す、聴く、それだけで心は軽くなるのです。
夫には「自分の事を自分で解決できないのは弱いからだ」と良く叱られましたが・・・
大昔から外に出て獲物を捕ってきた男は他人に弱みを見せられないかもしれないけれど、
女は弱みも見せて仲間になって助け合ってきたのではないかと思うのです。

ワイワイ ペチャクチャ、おしゃべりは心の健康の特効薬です。


   



暮らし方を見直して

2018年06月23日 | 伊吹山と周辺
伊吹山

春から夏へ、出したり片づけたりしなければならないことが溜まります。
しばらく部屋の隅にほってあるガスストーブ。
私は使わないものは何でも二階へ上げて、必要な時に持って降りてきます。
ガスストーブを持ち上げてみた時、あれっ!これを持って二階へ上げてまた冬に降ろすことが
出来るかしらと思えました。
今までそんなことは思いもしなかったのに、体力が落ちたのか今年買い替えたストーブが重いのか。

階段で転んでいては大変、一階のどこかに置くためにはどこかを片付ける・・・。
要は断捨離です。
想い出の小箱をいくつかと古い手提げ袋を諦めてストーブの場所だけは確保しました。

灯油の管理が心配で石油ストーブを止めたのは数年前、電灯は交換の必要が少ないLEDに。
踏み台に乗って取らなければならないものはできるだけ、下の方に置く。
出来ることから暮らしを見直して安全に暮らさなくては。


部屋の狭さもあって寝る時は畳に布団を敷いて朝には押入れに、これも少しは運動になるでしょう。
洗濯物は二階の物干しへ、娘は「下に干せば~」と言いますが「二階に上がるのも運動よ」と。
少しずつ持って上がれば、まだ大丈夫。
家の中には夫のために取り付けた手すりがあちこちに有ります。
ちょっと邪魔~!と思っていたものが知らない間に私も掴んでいて、あら まっ です。

確実に衰えてくる体力。出来ることから見直して安全に暮らしたいと思います。
その前に立ちはだかるのが断捨離! これをクリアーしなければ・・・難題です!

やはりモネは好き!

2018年06月21日 | 風景
  噴水とモニュメント

名古屋市美術館でモネとその影響を受けた画家の展覧会が開かれいてます。
「モネ それからの100年」
会期が2ヶ月以上あると安心していたらもうすぐ終わり、やっと出かけてきました。


静かに見たいと思った狙い通り、お昼時の会場は静かでした。

モネの絵に囲まれて中央の椅子に座ってゆっくり眺められる贅沢。
朝日も夕日も、もちろん睡蓮も離れてゆっくり眺めると引き込まれてしまいそう。
柳の葉は揺れて、霧の中を汽車の煙が輝いて・・・やはりモネは好き!

美術館を出ると広場に噴水が高々と吹き上がっていました。
豪快な噴水、ちょっとスケッチをと準備していたら、噴水は次々姿を変えて最初の形に
なるには随分と待つことになりました。
モネの絵に感動しても私の絵は変わらないなぁ・・・そう簡単には無理!

その後いくつかのグループ展などを見て帰りました。
どの会場にも何点かは私の好きな絵があって、とても得した気分です。
どの絵もとても真似はできないので、いつものように私は私、私の絵を描こうと自分に
言い聞かせました。自分はなかなか納得しませんが・・・しかたないのです。


    美術館のある公園

傘の想い出

2018年06月20日 | 
 クチナシ


梅雨らしい雨の日、私が郵便局まで行く途中の交差点を渡って行く十数人の人たち。
カラフルな傘に交じって透明なビニール傘(ビニールかどうかは?)が何割かは混じっている。
透明な傘はさしてみると明るくて手軽です。
ただ、これはずっ使うというよりその場しのぎの傘に思えます。

この頃は特別ブランド品でなければ百円から数百円でも買えてしまう傘。
使い捨て文化の象徴のような気がします。
風雨の後に道端に捨てられた傘、お店の傘立てに入れられたままの傘。
物を大切にする文化も捨てられるのではないかと、心配になります。


戦後間もなくの子供時代、6人家族の我が家に傘は人数分もなかったらしい。
みんなが出かけた後、母が用足しに行く時に物置の隅から出して来たのは破れた番傘。
子供心に「これさしていくの・・・」と思った気がします。
破れ傘もひらけばガサガサ音がしてちょっと面白いのに、私が触ると叱られた。
これも我が家の傘の一員、これ以上破れては困るのでしょう。

それからしばらくして新しい番傘が家にきました。
ピカピカで独特の傘の匂い。これも遊んではいけない傘でした。


昔、神社のお祭りの夜店で小さな絵日傘が売られていました。
赤や桃色地にきれいな絵を描いた傘は女の子の目を引きました。
あんなのがあったらお姫様になった気がするだろうと思うのですが
握りしめたお小遣いでは到底足りない値段なので眺めるばかり。
両親に言っても買ってもらえるはずは無いのでただ我慢。
小学校の休憩時間に流れる童謡「絵日傘」にもあこがれが増々ふくらんだ気がします。

「絵日傘」はこんな歌です。
  ♪ 桜ひらひら 絵日傘に 蝶々もひらひらきてとまる
    うばのお里は 花の道 すみれの花も たんぽぽも

  

そんな話を大人になって姉としたところ、姉も「あれ、欲しかったね~」と。
「今なら幾つも買えるけど、今さら買う気にはなれないしね」と大笑い。


郵便局はお客さんが多くゆっくり待ちながら、色々な想い出を独り楽しんできました。

歩けるという事

2018年06月19日 | 風景



久々にリハビリ病院に入院している友人をたずねました。
丁度リハビリ中で病室は留守だったので待っていると、介護士さんに支えられながら廊下を
歩行練習中の方が通ります。かなりご年配の方もゆっくりゆっくり踏みしめながら・・・
でも、歩けてる・・・「頑張って!」と、声を掛けたくなります。
友人もこんな風に歩けたらリハビリも張り合いがあるのにと。


リハビリから戻った友人は白髪の私を見て「わからなかった」と笑いました。
一緒に笑いながら、友人にはもう一度立って欲しいし、歩いて欲しいと願います。
「リハビリ頑張って、お出かけしようね」と言うと首をかしげて「行けるかな~」と。

友人が倒れる4日前、弱気な話ばかりする彼女に「元気出して春になったらまた旅行に行こう」
と言うと「行こうね。ほんとに連れてってね」と言ったのに。

自分の足で立て、歩ける当たり前の事が何て簡単にくずれるのか・・・
病院の帰り道はいつも重い宿題抱えたような暗い気持ちになります。


バス停に着くと娘から「誕生日に食事しましょう」とラインが有りました。
もうすぐ私の誕生日。
とりあえずは元気で誕生日を迎えられることに感謝しなければと思います。

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