
熱田神宮 神楽殿
氏神様には元旦に初詣しましたが、毎年出かけている熱田神宮へは私の都合で遅くなり1月最後の日にやっと行くことが出来ました。行ってみるとやはり1月も終わりなので参拝者は少なくゆっくりお参りすることが出来ました。
いつものように本殿(本宮)に参拝してから神楽殿でご祈祷して頂きお札をいただいてきます。このお札は私の心の平安のためにとても有り難いお札なので今年も新しくいただいてこれで安心。信じているのですから気休めなどと軽いものではありません。

熱田神宮西門

境内にある七本楠の1本・説明には「弘法大師お手植えとも伝えられ、樹齢は千年以上といわれる」とあります

本殿(本宮)
1月7日までに行けば会社関係のご祈祷が多くお神楽を奉納されるので私のようにご祈祷だけの者も神楽殿の後方で見せていただけます。でも31日になれば当然ご祈祷だけだと思っていましたら、ちょうど会社関係の方がお神楽を奉納されたのでご一緒させていただけました。
神楽殿では先ず祝詞と願い事をした人の住所と名前を1人ずつ読み上げていただきます。それからお神楽の始まり。笛や笙(しょう)太鼓などの演奏と共に巫女さんの舞が始まります。ここまでは例年通りなのですが巫女さんの舞は今年初めて見たものでした。演目については全く知らないのでそれが何だったのかは分かりません。ただ装束はいつもの白衣(びゃくえ・しらぎぬ)に緋袴(ひばかま)・千早(ちはや)ではなく蘭陵王(らんりょうおう)のような飾りのある装束で頭には花簪(はなかんざし)。動きも大きく男性のような舞でした。どうせ聞いても分からないからと神社の方に演目を聞かずに帰ってしまいちょっと後悔しています。でも、珍しいお神楽を見せていただけていい事あったなぁと嬉しい気分で帰れました。

神楽殿内は撮影禁止なので巫女さんの舞を思い出して描いてみました

雅楽・蘭陵王(ネットより)
嬉しくなれば気持ちも優しくなれて、帰りの地下鉄駅ではアジア系の杖を突いた年配の方をエレベーターまで案内。降車駅も同じだったのでここも少し離れたエレベーターを身振りで・・・。英語でお礼を言われて「お気をつけて」と私は笑顔付きの日本語で。いつもは外国人のあまりの多さに横目で見ながらモォ〜と思っているのですけれど、階段苦手な者同士なので。