
街路樹の下の植え込みの間に色々な草が茂ってきました。
中でもやさしいオレンジ色のナガミヒナゲシが沢山見られます。
以前「危険外来植物 ナガミヒナゲシ駆除のご理解とご協力のお願い」という記事を読んでこれは
大変なことだと、家の近くにも沢山咲いていて皆さんに知らせなければと思いブログの記事にも
しました。生態系に大きな影響を与えるとして駆除を勧める自治体もあります。
ところが最近、研究者によると周囲の植物に生育を阻害するほど強い物質を出してはいないと。
繁殖力の強さから光の競合に強い被覆植物らしいと言うのです。
そしてこれはまだ研究途中のようです。

それなら駆除の必要はないのかしら?よくわからなくなりました。
昨日ブロ友さんの記事にも同じようなことが書かれていました。
ほんとは・・・?
歩道の脇や分離帯に何年か前からコバンソウがぎっしり生えるようになりました。
それまで見たこともなかった草です。青々とした若葉は美しいし小判のような小さな穂はサラサラと
揺れて可愛いのです。ただ、その繁殖力の強さは恐ろしい程。家の近くでは車道に沿ってどこにでも
見られるようになりオオバコやスズメノテッポウなどは見当たらなくなりました。
それに負けずに張り合っているのがナガミヒナゲシです。
私の好きなクローバーはあまり広がらず、ひと頃広がったセイタカアワダチソウもあまり見かけなく
なりました。これが植物の歴史なのでしょうか。
どっちにしてもあれもこれも強~い外来種ばかりになりそうです。
では、純粋の在来種は何かと言われると困るのですが・・・
