折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

京都の桜と鴨川を見に(1)

2022年03月31日 | 京都


この三冊いっぱい埋めるつもりでしたが歩いて見ているばかり、なかなか思うようには・・・




京都テクテク桜見物1泊2日のひとり旅。
4月はじめに予約していた日帰りツアーが中止になり、春一番の楽しみにしていた旅が無くなってしまい、どこかへ行きたいくて行きたくて、もやもやしていた時「そうだ京都へ行こう!」と出かけました。
ブロ友さんの「新旧の鉄道と風景のあるプログ」記事にたびたび取り上げられる京都の素晴らしい風景を実際に見てみたいとずっと思っていました。先日には京都御苑近衛邸跡の「糸桜」の写真が素晴らしくて、花が終わらないうちに行くなら今だっ!といいきっかけになりました。他にも朝ドラの中で時々出てくる鴨川のシーンや、鴨川をスケッチされている方のブログもステキでしたから、桜と鴨川を訪ねての旅となりました。







京都御苑北西にある近衛邸跡の「糸桜」枝垂れ桜です
この日は花曇り、雲を透かして太陽が・・・最初の一枚は広場の隅っこのベンチで




3月29日新幹線で京都へ。あとは地下鉄と市バスで回った1泊2日。スマホによると2日間で歩いた距離は24・6キロ、歩数は39418歩・・・ちょっとスマホの計測間違ってるのではないかと思ってはいます。でも、足の疲れ具合いからするとそうかもしれない。

1日目 名古屋ー京都駅ー京都御苑ー四条河原町・鴨川ー祇園もちょっと覗いて―ホテルへ
2日目 八坂神社ー高台寺ー法然院ー哲学の道ー出町柳あたりの鴨川ー下賀茂神社-京都駅-名古屋

ガイドブックを買って予定は立てたもののいつものように気ままな一人旅なので、いつものように予定は変更続きで歩き過ぎることにもなりました。せっかく来たのだし、今しか見られないかもしれないし・・・とか、疲れたから・・・とか、予定通りには動けませんでした。でも、疲れた分以上に楽しい2日間になりました。
と言う事でしばらく京都の思い出話が続くことになります。どうぞよろしく。





京都御苑は広大で私は休憩ばかりしてました

マスクして・・・

2022年03月28日 | 孫ちゃん



「コーラスライン」より





先日、孫ちゃんが参加しているミュージカルの公演を見に行きました。公演は1月にもありましたがこの時は子供たちが中心で今回は大人の方の中に子役で参加させていただけたようです。アマチュアのミュージカル劇団ですが、大学生から大人まで好きで好きでたまらないと言った皆さんの熱意溢れる舞台でした。
2020年夏の開催目前のコロナによる中止、それから2年越しの公演です。楽しい曲の数々、孫ちゃんが出ていない時は私も楽しく、そして孫ちゃん登場となるといつものように一点集中!ほんの端っこの役でも最前列から身を乗り出して・・・ババちゃんは夢中。

大人の方に交じって長い期間の練習、そして公演と孫ちゃんには良い想い出になることと思います。この先も続けるのかまた違う世界を見つけるのか、方向はともかくいつも一生懸命何かに向かって行って欲しいと思うのです。

まん延防止は解除されたとはいえ座席も間を空けることはもちろん、舞台で踊ったり歌ったりする時も衣装に合わせて色とりどりのマスク姿。踊り続けて息が弾むとマスクでは苦しそうに見えました。それでも開催出来ただけでも本当に良かったです。

私も5月の絵画展を今年は開催することにしました。2年の中止は長すぎて今年こそ・・・です。





「サウンド・オブ・ミュージック」より

外は春の嵐

2022年03月26日 | 


ショカツサイ




今日は朝から風と雨。そろそろ終わりかけの椿は足元に散っても白と紅が瑞々しくて掃き集めるのが惜しい程美しい。ブロ友さんが記事にされるツバキに魅せられて、小さいながら1株ずつ増えてきました。
花壇のチューリプは咲き始めたばかりなので少々の風雨なら大丈夫。毎年新しい球根を買って植えているのに2月に入って大安売りの球根を見つけてしまい今年の花壇はギュウギュウ蕾も押し合って密です。詰め放題で330円の球根、大きめなら80球くらい、小さめなら100球ほど袋に入りました。少し芽が出始めてはいましたが欲張って欲張ってしっかり詰めて、結局はさんざん選んだ色はゴチャゴチャ混ざってどれがどれだか分からない。それでも花壇に植えたら昨年植えたものと同じように蕾が上がってきています。
どんな事情があったのか大量の球根の安売りに2袋も買ってしまい、ご近所さんや友人にも貰っていただいて「咲いたよ!」「赤い蕾が…」とうれしい報告が届くようになりました。









椿もチューリップも好きですが、優しい色で自然な姿のショカツサイはもっと好き。期待に応えて毎年庭のあちこちに芽を出し花を咲かせてくれます。
アジサイにバラも勢いよく芽吹いて庭にも春が来ました。
この雨でたっぷりと水分を補給してもっと元気になるでしょう。楽しみな季節です。



いつでも脱水症予防

2022年03月21日 | 

「ミモザ」






先日のこと、知人のKさんから「主人が入院したの・・・」と元気がない声の電話です。事情を聴くと前日の夕食時にご主人が口から食べ物をこぼしたり食後も歩きにくそうなのが心配になり近くに住む息子さんに電話すると、すぐ病院へ行くことになったそうです。
「晩酌も夕食も残さず食べたから大したことは無いと思ってたし・・・」「救急車は大きな音で来るでしょう~ いやでしょう・・・」ということで息子さんの車で病院へ行きそのまま検査入院になったのだとか。もともと10数年前に脳出血でその病院に入院されていたので即入院できたようです。
検査の結果は「脱水症」。検査と点滴をうけたら痺れもなくなり言葉も正常に。そうしたことは看護師さんから聞くだけでコロナのために面会が出来ないのがもどかしいと言っては毎日の電話。
「主人が入院したら家が広い気がしてね、一人になったらこんな寂しい家で暮らしてはいけないと思った」「ひとりだと不安でしょうがないわ」などなどと続くKさんの話に「そうだよね~」と言いながら私も独居なんだけど、確かに始めはそうだったなと思い出していました。大抵のことに慣れることが出来るのは本当に幸いなことです。
そして入院から一週間で「あの人は運があるんだわね~良かったわ」と明るい声で退院報告をくれました。

朝晩はまだ寒い季節に「脱水症」って、私も夏には気を付けて水を飲むようにしていましたが、まだ暑さは感じない今は忘れていました。家にいる時も時々飲んで、出かける時は必ず水筒持参せねばと改めて思っています。











オオカンザクラの並木道

2022年03月18日 | 風景


オオカンザクラの並木道
絵の中の洋館は日本の女優第一号と言われる川上貞奴と福沢桃介が大正9年から昭和12年まで暮らした屋敷を移築したものです。
歩道が狭いので近くのレストランの駐車場からスケッチ。




市内でも早咲きで知られるオオカンザクラの並木道、テレビでも新聞でも紹介されて桜見物の方が多く来られます。
9日にチラリと咲いたのを見つけたときには自転車を止めて「咲いたっ!」としばらく見上げていました。
それから10日もしないのに満開。
1・4キロにわたって少し紅色が濃い目の花が続きます。
このあとソメイヨシノが咲いて八重桜へと、じっとしてはいられないような日が続きます。




3月9日はチラリ



3月17日は満開


3月17日の並木




夕日を見に庄内緑地公園へ

2022年03月17日 | 風景


庄内緑地公園の菜の花





暖かくて気持ちの良い日、どこかへ出かけたい。でも、朝からぐずぐずしていたら遠くへは行けないし・・・それならと3時近くなってから市内にある庄内緑地公園で夕日を見ようとバスと地下鉄を乗り継いで出かけました。
平日の夕方近くの公園はウオーキングと犬との散歩の方ばかり。公園の西のはずれにドッグランがあるのでワンちゃん連れが多いよう
です。




庄内川上流方面



その公園の南側に庄内川が流れていて川面に夕日が映えて大きな橋の影もきっときれいだろうと思っていたのです。この日の日没は18時。それまで広場の菜の花や庄内川に架かる橋をスケッチしながら夕日を待ちました。
都市高速の橋は斜めに張られた赤いケーブルがトンボの羽を思わせるとして「赤とんぼ橋」と名付けられ名古屋市都市景観賞を受賞しています。







上の橋が「赤とんぼ橋」、下は国道22号線新名西橋






ようやく5時半、太陽は赤くなり始めてこれならと期待は膨らんだのですが、空をわずかに染めただけでゆっくりゆっくり西の山に沈んでしまいました。でも、もう少ししたらこの後にはマジックアワーと期待して堤防の上で待ちましたが、残念!だんだん辺りは暗くなり東の空には丸いお月さまが白く輝き始めてしまってはとうとう諦めて、堤防を駅までテクテク・・・遠かった・・・。

1万歩を少し超えて歩き、よく眠れて、良い日だったと思うことにしました。




あ~ぁ・・・

春が来た ♪

2022年03月15日 | 


フキノトウ(モデルになった後はフキ味噌に)





急にやって来てた春。小さな庭の花たちも準備万端、ヨーイドン!と一斉に動き始めました。金キラキラのリュウキンカ、年末から這いながら広がっていたスミレも花数が増えました。チューリップに鉢植えのバラの芽も日に日に勢いよく伸びています。
せっかくの良い季節私も背中を伸ばして動き出さねばと、気持ちだけはあるのですが、その前に先ず私は何を着たらよいやらと戸惑っています。先ずはヒートテックは止めて・・・と。

桜の季節の「琵琶湖の島と岸辺の夕日」ツアーを申し込んでいたのに参加者が少なくて催行中止。魅力的な場所ですが車がないと行きにくい場所、2月に申し込んで以来楽しみにしていたのに・・・やはり行きたい所は自分で行くしかないようです。
さて、どこへ。考えるのも楽しみです。



リュウキンカ



スミレ

自分のために・・・

2022年03月13日 | 


サクランボの花




晴れて暖かく気持ちの良い日だった昨日、自宅で姑さんの五十回忌を営みました。コロナが無ければ遠方の方達にも集まっていただいて思い出話などしたかったのですが、今もまだまん延防止中なので来ていただいたのはごく身近な方だけでした。

ずっと以前の舅さんの五十回忌はいつでどんな様子だったか記憶もはっきりせずに久々にアルバムを開いてみました。書き込みには1987年(昭和62年)とあり、先々代のご住職さんと兄姉に甥たちと揃って自宅の二間を開け放し大賑わいの写真が出て来ました。あの頃はご住職さんはじめ飲兵衛さん揃いで畳にお膳のお料理越しにやったりとったり。その中の何人かはすでに旅立たれてしまい、今回は先代のご住職さんが来られて「これは・・・皆さん若いなぁ~」と。35年前とはあれもこれも違って今では畳に座れる方が少なくなり座敷に椅子を置き、コロナ対策としてお食事もお持ち帰りに、子供達と私だけでお酒も無しの静かな食事になりました。

年季法要はいつまでとか、必要かどうかというより私が安心できるかどうかの問題で、私のために私ひとりで大騒ぎしていた気もします。
それもコロナでどうなるかと思っていましたが、なんとか終えることが出来て本当にホッとしました。

昨日朝から鉢植えのサクランボが開花、喜んでくれているようです
今年も少しは実るかも


膝がかなり良くなってきた

2022年03月05日 | 伊吹山と周辺


今日の絵は写真から描きました




私の膝の不調はもう15年以上、体重の増加と加齢と運動不足、よく分かってはいます。
歩き過ぎれば時々膝に水が溜まり腫れて痛むので整形外科で水を抜きヒアルロンサンの注射をしていただいていました。だましだましでも歩けていた膝なのに2019年1月に北陸へコハクチョウを見に行った時、限界を超えました。みぞれの中をテクテク歩いて冷えたのが良くなかったらしい。そのあと家に帰りつくまで大変でした。翌日整形外科に行くとCT画像を見ながら先生は「関節がすり減ってかなり変形していますね」と。痛み止めの注射も全く効き目無し。「あとは人工関節の手術ですね」と言われてガッカリしていました。

痛み止めの薬を飲んで我慢していたころ、友人が接骨院を紹介してくれて、ここで良い先生に出会えました。壁に「院長のゴッドハンド」と貼ってあるのが少々胡散臭い気もしましたが、最初の日に院長先生に「大丈夫歩けますよ」と言われただけでも膝は軽くなって、それから約1年の通院で手術なんて全く考えなくても良さそうになりました。そしてやって来たコロナ禍、通院を止めて1年半たった昨年5月、近くに整形外科が開院しました。行って見るとリハビリの理学療法士の方達がとてもいいのです。マッサージして電気をあてて・・・それから後のストレッチなどの指導が私には合っていたようで、少しずつ良くなっている気がしています。
先日、伊吹山へ出かけて帰るまで1万歩歩いても膝に水がたまることがありませんでした。





柏原駅のホームからの伊吹山



膝関節の変形が治ったり、すり減った軟骨が元に戻ったりしたとは思えない。
では、以前に人工関節手術を勧められたのはなんだったのかしら。
治療法はひとつではなく色々あるとは思うのですが、私の場合「神の手」に救っていただけて本当に良かったと思っています。

心配なく歩けるようになれば楽しみも広がります。
海辺へ高原へ、古都へも旧街道の街並みも・・・行ってみたい所がいっぱいです!




岐阜県側からの伊吹山 電車からスマホで



明日から1週間、用事が重なってブログの更新は無理な気がします。
再開したばかりですがまたお休みなのです。どうぞよろしく。

冠雪の伊吹山を見に(2)

2022年03月04日 | 伊吹山と周辺


新幹線の高架下から (F3)




両側に雪の積もった農道をテクテク歩いて車の多い道に出る。その前に曲がり具合が形良かった小さな川を渡るのですが川の中まで重機が入って大規模工事中。すっかり形が変わるらしい。ここもバイパス工事の影響でしょうか。トラックが行き交っていました。
表通りは片側だけでも歩道が設置されているのが有難い。帰り道を歩けるかなと膝の様子を見ながらも駅とは反対の方角へ。「新幹線の向こう側から伊吹山を見ると裾の方に見える村のはずれが登山口でそこが1合目」と散歩中のお爺さんに教えていただいた場所を目指して歩きました。たまに声を掛けて下さるのはお爺さん。




新幹線高架下の自転車道から望む伊吹山






少し歩くと確かに新幹線の高架下の通路から伊吹山が良く見える。ここから雪に覆われた自転車道が伸びていて、高架の下のわずかに雪が無い所にぺったり座ってスケッチ開始。持っている物を色々敷いてもお尻が冷たい。こんな日に椅子を忘れたのは大失敗!
雪の積もった自転車道なんて誰も通らないと思っていたら、何かの点検中らしい作業着姿の男性二人が徒歩で通過。何か声を掛けられたけれどよく分からないので「こんにちわ」と返しましたが、笑っていらしたからバアちゃんの答えが変だったのかも。
あとは誰も通らず、すっきりと山の裾野までよく見えて、頭上を行く新幹線の騒音以外は素敵な場所です。帰りの距離が心配にはなりますがこんな場所が見つかって歩いた甲斐がありました。
新幹線をくぐらずに右に折れてしばらく行けば、柏原から何度か歩いた場所に出られそうな気がしますが、JRの一区間を歩く自信はまだないので近江長岡駅まで引き返すことにしました。







日の当たらない道の脇には雪の塊が山になっていたり、民家の北側から今にも落ちそうな部厚い雪、あれもこれも私には珍しい風景ばかりで休憩を兼ねては立ったままペンだけで軽くスケッチして距離も膝も気にならず、JR駅に着きました。
駅に着くと東海道線は出たばかり、30分に1本なので次の列車迄ホームに上がってちょっとスケッチ。ほんとうは、ホームで雪だるまを作りたかったのですが、白髪のバアサンがまぁ!と呆れられそうで、なんとか我慢しました。

名古屋まで帰るのにスマホの乗換案内では大垣で1回乗り換えになっていて、乗ったのは「大垣行」。のんびり大垣までの車窓を楽しんでいたら、車内放送で「この列車は終点大垣から新快速豊橋行きになります」と。じゃ、乗り換えなくてもいいってこと?らしい。終点大垣に着くと大半は降りても座ったまま残っている方もある。「出発まで6分間ほど・・・」と案内があって一安心。何度か乗っているのにこんなのは初めてでした。だからチョットのお出かけも頭への刺激がいっぱい。活性化になる気がするのです。少し前に調整した補聴器も調子が良くて車内案内が聞き取れたので安心のお出かけになりました。

名古屋駅を出発したのは10:00発の電車  名古屋駅に戻ったのは16:14
JR往復2340円+弁当代わりのアンパンと水筒にお茶、これでこんなに楽しい時間が持てるなんてと思うのですが、友人達に話すと「寒いのに・・・」「雪の中でしょう」「よく行くね~」と、ただ呆れられてしまいました。そう言われることは分かっていたことです。変り者のババちゃんは寒い冬や、不便な場所はこれからもやっぱり一人旅続けます。





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