折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

年の暮れ

2016年12月29日 | 
   南天・ナンテン

予定を立てても身体が予定通りには動いてくれず、気ばかり焦る年の暮れです。
まぁ できるだけでいいかな、このくらいで・・・と手抜きばっかり。

 28日にお墓参り、
 29日は寝具、重箱、グラスなど用意 野菜類買い出し
 30日早朝 名古屋駅近くの卸売市場で魚介類仕入れ
     午後からおせち料理煮物など開始
 31日夕方までにおせち料理完成予定…予定通りいけば…
    予定通りでなくてもお正月は来ます…ということになりそうです。

特にこだわりがある訳ではないのですが、ずっと作ってきたので今年もまた。

大晦日夜からは子供たちと孫ちゃんと・・・。
と いうことで30日、31日ブログはお休みいたします。

3月にブログを始めた時には読んでいただける方があるのかしらと思い
毎日投稿を続けるなどとは思いもしませんでした。

本当に有難うございました。

来年は皆様にとって一層よい年になりますように。


「がめ煮」とお姑さん(おかあさん)

2016年12月28日 | 
ベコニア 

毎年、12月になると他県に住んでいたお姑さんが年末年始を過ごすために我が家へ。

「年の暮れは もちゃもちゃしとりゃ 日のくるるばい」
今思えば、なかなか動かない嫁の私に姑さんはため息だったと思います。
何日かするとクルクル掃除好きなお姑さんのお陰で家の内外はピッカピカ。

20日ごろには大きな袋ごと白菜を配達してもらい、洗って干して
お正月に食べ頃になるように大きな樽に漬けました。これがお姑さんの味。
近くに立つ「市」に行ってバケツ一杯の里芋、長い蓮根、大きなごぼうも
二人で下げて、正月料理の材料仕入れです。
福岡育ちの夫の大好物「がめ煮」これこそお姑さんの味。
大きな鍋で大振りに切った根菜や鶏肉を煮た山盛りの「がめ煮」はお正月の
ご馳走でした。

夫の兄一家が我が家で年越しに来て正月を過ごすのが恒例で
山盛りのがめ煮も白菜漬けも毎度食卓に上りました。
お酒が好きな夫とお兄さんはずっと飲んでたような、…。
空のお銚子を持って「もうちっと つけちゃんない」とお姑さん。
私は多分「まだ飲むの・・・」と渋い顔していたのではないかしら。
大忙しの私はまだ若くて気持ちはとんがっていたっけ。

30才で戦争未亡人、その後の苦労を思うと、はしゃく孫たちに囲まれて
二人の息子がお酒を酌み交わすのを炬燵でながめていたあの時が
お姑さんにとって一番幸せだったのかなと思います。
64才で逝ってしまったお姑さん,その年齢をとうに超えてしまった私。

だいぶ私流になってきた「がめ煮」の準備を始めます。



来年のカレンダー

2016年12月27日 | 日記
猫のカレンダー

来年のカレンダー、毎月のものと1年分まとめて1枚のものを貼る。

貼る前に先ずは子供たちや孫の誕生日に赤丸、もういない夫の誕生日にも赤丸。
あ、来年は夫の傘寿の年だったんだ・・・
孫ちゃんは6才になるから、ランドセル買わなくちゃ・・・
絵の教室は青色マーク。
参加する展覧会が5月、9月、10月と3回、これも青マーク。
法事の日時はこのあたり・・・とカレンダーが埋まってゆく。


鬼が笑っても来年のカレンダーを予定で埋めてゆくのは未来に灯をともしてゆくこと。
たくさん楽しい印がつけられる年になりますように。

徳川園「黒門の松飾り」

2016年12月26日 | 日記
男松 

今は公園になっている徳川園。
買い物ついでにちょっと立ち寄ると今年も門松が立てられていました。

尾張徳川二代藩主の大曾根邸の表門だったところが「黒門」。
黒門の前に1本の青竹と松と笹だけのシンプルな武家屋敷の門松が
再現されたものです。
    

向かって左が男松、右が女松。
看板によると、三方が原の戦いで敗れた徳川家康が次は武田信玄を切るとの
思いを込めて竹の先端を斜めに切り落としたのが始まりとありました。



我が家のしめ縄も用意しなければ・・・。

赤いバック

2016年12月25日 | 人形
    

子供の頃の我が屋の風呂の煙突もかまどの煙突も細くて
サンタさんは入れないのかなぁ…と。

昭和20年代の終わりころ、一度だけサンタさんが
やって来たことがあります。
25日の朝 目が覚めると枕元に朱い手提げバックがあったのです。
もう飛び跳ねるくらい嬉しくて、抱えて両親に見せました。
サンタさんではなく父か母が買ってくれた事はわかっていたと思います。
その頃は財布もなくてハンカチに小銭を包んで歩いていました。

       

お正月、その頃一番の楽しみだった映画にバックを下げて出かけました。
休憩の時間に、バックを椅子に置いて立ち上がると椅子はバネでパタッと持ち上がり
バックは背もたれとの間に挟まってペッチャンコに・・・。
私は泣いたのかしら…どんな顔してたか…
家に帰って新聞紙を一杯詰めたことだけの記憶。
乏しい時代の赤いバック、人生最高のバックの思い出です。



    

「クリスマスは オルガンだ!」コンサート

2016年12月24日 | 
  

「クリスマスは オルガンだ!」きれいなパンフレットを見て
突然 聴いて見よう!と思ったのです。
愛知県芸術劇場のパイプオルガンは日本でも有数の大きさだと聞いたことが
ありました。
同じ建物の美術館の方はよく利用するのに、音楽に縁遠い私は足が向かないまま。
立ち寄ったチケット売り場で残りは10席あまり、買えたのは3階の隅っこでした。

23日、ワクワクしながらコンサートへ。
私のイメージとしては西洋の教会で奏でられる荘重な音楽でした。
初めて聴くパイプオルガンは軽やかだったり、優しかったり、激しかったり…
色々な音が出るのは6883本のパイプがあるからだとか。

私はかなり難聴ですが、コンサートホールの3階席の私が中心になっているのかと
思うほどの迫力と感動でした。

オルガンとサクソフォーンの共演。
  バッハ 「高き天よりわれは来たり」
  ワーグナー 「ニュルンベルグのマイスタージンガー前奏曲」
  「クリスマス・キャロル・メドレー」
                 などなど・・・


小学生のお子さん連れの方が多くいらして、小さい時にこうした機会を
もたれるご両親って素晴らしいなぁと思いました。
そして子供さんが皆静かに聴いていたのにも感心。
私も食わず嫌いしないでこれから色々体験してみよう!と。


ハイキング・青山高原(2-2)

2016年12月23日 | 旅行
 
「近鉄てくてくまっぷ」のルート通りに歩けずに、まだ時間もあり
電車で東青山駅から榊原温泉口駅までゆき、歩くはずだった猪の倉温泉を
目指して歩くことにしました。

ひこばえが実って穂を垂れている田んぼの脇を通り テクテク・・・。
周囲が見渡せて道路わきの崖の上からはカラスウリが下がっていたり
今頃野イチゴ?に似た赤い粒粒の実がのぞいていたり、おしゃべりしながら
歩くのに快適な道でした。
田んぼの周囲は高い柵がめぐらされていて鹿の被害が多いのだろうかと思います。

高台にある温泉・・・私達は入浴する訳ではなく目指しただけ。
見晴らしの良い広場でおしゃべり休憩して、もと来た道を また テクテク・・・。
    
   

「こんなハイキングまた行こうね!」
「格安温泉旅行もいいね」
「パスポートが切れる前に海外旅行も」

楽しい夢がどんどん膨らんだハイキングでした。

ハイキング・青山高原(2-1)

2016年12月22日 | 旅行
東青山四季のさと


12月の日曜日、晴れ女さんと冬晴れハイキング。
近鉄電車の「てくてくまっぷ三重ー4」を見ながら東青山で下車して
榊原温泉口駅まで歩く6キロコース。

東青山で降りると遠くの山頂に沢山の風車、近づいたらどんなに大きいかと
思うほどはっきり見えました。
駅の前はよく整備された「東青山四季のさと」、ここから「せせらぎコース」、
「切通しコース」などを経て榊原温泉口駅まで歩く予定でした。
広場の売店で作業していた男性に「せせらぎコース」について聞くと
「木の間の道で展望はないですよ。橋も所々落ちているし」と。
少しはましだと言う「バードコース」の入り口まで案内してくださいました。


途中で私達を追い抜いて行った若い女性が戻って来て
「ロープが張られて通れない」と。
ともかくそこまで行って見ようと歩き出すとロープの手前に「迂回路」の表示があり
青いテープの目印に沿って林の中を上り下り。

ベンチでおにぎり食べて休憩。

話のとおり見通しはきかないし小さな橋は崩れているし、竹藪の近くの道は
イノシシに掘り返されて穴だらけ。そこに落ち葉がたまっていると
まるで落とし穴です。鹿の糞もたくさん見かけ自然が豊かなのか・・・
山が荒れているのか・・・と思ったり。
イノシシの堀った後には柔らかそうな筍の皮が散乱しいる所もあり、
地下ではもう春の準備が始まっているようでした。
途中で熟年二人連れに出会いちょとホッとしました。



しばらく歩いても榊原温泉への分岐点が分からず「東青山駅コース」に入ってしまい
とりあえず山を下って出発点へ戻りました。

雪の白川郷(5)

2016年12月21日 | 白川郷


白川郷までは名古屋から路線バスだと2時間半から3時間(片道 3900円)
冬の時期、名古屋を出る時は晴れていても、途中から雪景色に。
雪の中に大日岳の雄大な姿や通り過ぎる集落の風景を楽しみながらの
路線バスの旅です。
途中のひるがの高原駅は見晴らしがよくサービスエリアの売店があり
年が明けたら、雪の日にスケッチに行って見ようと思います。

計画ばかり増えてゆき、どこまで実現できるやらと思いながら
場所と予算と時間を考えるのもまた楽しいのです。


雪の白川郷…終わり

雪の白川郷(4)

2016年12月20日 | 白川郷
  

茅葺屋根のある風景はどこかで見たような懐かしさを感じます。
茅葺とは言うけれど「茅 カヤ」ってなんだろう・・・と。

調べると「茅」と言う植物はなくススキ、ヨシ、チガヤ等のイネ科多年草の
総称だそうです。
合掌屋根の寿命は30年前後、その葺き替えは材料、職人の確保など
昔からの共同作業「結 ゆい」の仕組みがあるとはいえどんなに大変なことか。


世界遺産になるほどの文化、何とか伝えていただきたいものと思います。

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