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「こんにちは!」案内ハガキに使用・Hさんの作品
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「栄の街」Iさんの作品(優しい夕焼けの色が写真では出なくて・・・)
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「愛しい人」Kさんの作品
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「ロワール地方」Wさんの作品
作品は全て和紙(書道用の薄い紙・楮紙)で描いた後で裏打ちしています。
24日彩林展は無事閉会することが出来ました。会場までお出かけいただいた方、遠くからブログで応援して頂いた方も有難うございました。今回は会期中雨に降られることも無く過ごせたのも有難い事でした。
彩林展は毎年秋に開催していますが、来年秋にはギャラリーのある愛知県芸術文化センターで3年に1度のトリエンナーレ展が開かれる予定で一般は利用できず、私たちの展覧会は2026年の年明け頃になりそうです。
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会場の受付に座っていると色々な方が来られて驚くことも度々。何か話をされそうなご様子に「絵を描かれますか?」と聞けば「今向こうのギャラリーの展覧会に出しとるんですわ」と。どんな絵か尋ねるとスマホを取り出して保存してあるご自分の絵を見せて下さるのですが、絵が出てくるまで少しばかり時間がかかるもののスマホの画像はビックリするほど精密なサグラダファミリアのボールペン画でした。あまりに細かい絵にお年を伺うと「94です」と。94歳でこの細かい絵を描かれるだけでなくスマホを使って保存したり編集したりと…まぁそちらの方に驚きました。
それから会場で出会った方の中には「ブログ見てますよ」と言われる方が数人いらして、その方達のブログも教えていただきました。ブログは見ていただいていてもお会いするのは初めてで「有難うございます」から始まるブログの話。一緒に来てくださったその方のご友人方は「ブログでの知り合い・・・そう言う時代なのねぇ」と。ホントそういう時代なのです。
新しいお知り合いのおかげでgooブログしか知らなかったのにでAmeba、JUGEMなど色々なブログがあることも知りました。どの方のブログもご自分の絵をアップされていて充実した内容でした。若者だけではなくシニアさん達の情報もネットの中で飛び交っている・・・そういう時代にほとんど分からないままでも何とか私も乗り遅れずに居られることも嬉しいことでした。
会場のある12階には2つのギャラリーがあり、お隣はボールペンで描く曼荼羅と水彩画の展示でした。主宰者の方は「「新しい手法なので皆さんに知っていただきたいのですが、この会場は来場者が少なくてね」と。確かにそこが最大の難点で、今回の「彩林展」の入場者も6日間で452人でした。もちろんただ多ければ良いというわけではないですし、静かな会場でゆっくり見ていただきお話しできるという事は利点でもあると思っています。
40年近く前、彩林会を立ち上げられた早川日出男先生が気に入られてこのギャラリーが出来て以来ここで開催されてきた「彩林展」です。2026年新春またこの会場で展覧会を開催したいと思っています。
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いただいた花・会場は生花禁止なので家で楽しませていただいています。
第35回彩林展はここまで、ありがとございました。