折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

個展の搬出

2018年12月08日 | 個展



一ヶ月間も続いた喫茶店での個展が昨日無時に終わりました。
会場へ来ていただいた方、遠くから応援していただいたブロ友さん、有難うございました。

ひとり大騒ぎして始まった展覧会、会場で何時間も友人や知人とお話する時間も持てました。
ビジネス街にあり土曜日曜がお休みなので来ていただけない方もあったこと、長い期間のため
私がいつも会場にいる訳にはいかずせっかく来ていただいたのにお会いできなかった方には
本当にごめんなさい。そして有難うございました。


最終日の夕方「ぼつぼつ片付けましょうか」と会場責任者の方の声で掛けられた絵を外して
箱に詰めるとあっという間に会場はガランドウ。

次の展覧会をされる方が作品を持ち込まれてすぐに展示開始です。
次はこの会場でもう何度目かの個展をされる「ガラス絵と水彩画」の方でした。
どんどん違う顔になって行く会場を見ているとなんだか寂しい気持ちでした。

額屋さんのGAROさんに家まで運んでいただいて「あぁ 終わったな~」と。
夫がいればここで祝杯となる所ですが私はあいにくの下戸なので楽しみに買っておいた豆大福で
ホッと一息でした。
2年続いた個展、次は・・・88歳の米寿記念になるでしょうか、あと12年頑張りま~す!

サンディア・折々スケッチ小品展からー4

2018年11月07日 | 個展
個展2日目の昨日は朝から雨。
6日の午前中にと言われた方があったのでお店へ出かけました。

以前その方の展覧会を見てあまりにステキだったのでお話して以来私の展覧会にも
来ていただいているのです。三重県桑名市にお住まいとのことで先日の展覧会の会場で私の
恩師も桑名なのですよとお話すると「よくお宅にも行ったりしてますよ」とのことでした。
その後、恩師のお宅へ行かれて本を託されたからと昨日会場へ持って来て下さいました。
「 河童の足あと」画文集
続「河童の足あと」…奥様の追悼画文集

いただいた2冊の文は原稿をそのまま印刷されて見覚えのある文字もとても懐かしいものでした。
たくさんの卒業生の中の一人、それも落ちこぼれて美大進学もしなければ公募展での活躍もない
私を多分覚えておられないと思いますが、本を託して下さった先生に改めて胸キュンと・・・
私だけでなく女生徒の中では「🎶 せんせ せんせ それはせんせい~」と人気の先生でした。

本を受け取ってお話していると「いい会場ですね。こんな所で展示できるといいな」と。
「ここでいかがですか」と私。早速お店の担当の方に連絡すると、とんとん拍子に話が運び
再来年1月下旬から1ヶ月間の展覧会が決まりました。
柔らかなスケッチ画を描かれる方M・Kさん。一年先ですがとても楽しみです。
偶然が繋がって展覧会が繋がって、みんなどこかで繋がっているのだと思えました。




 「またあした」F6 
名城公園の夕方、2匹の猫が行き会って鼻を寄せてから別れて行きました。
なんだか「またあした」と言っていたような気がして題名にしました。


「朝・横浜港」

昨年の彩青展出品作 横浜港の大桟橋から見た夜明けです。
ホテルを夜明け前に出て前日夕焼けを見た桟橋で日の出を待ってスケッチしました。


 「伊吹山」 F6

昨年の彩林展出品作 
滋賀県と岐阜県にまたがる伊吹山 東海道線近江長岡近くからの風景です。
現地ではF3スケッチブックに描いて家で和紙に描いています。
私の完成画は書道用の用紙に描くのでスケッチをもとに家で描いて裏打ちしています。

 「夜明け・片山津柴山潟」

案内はガキにした絵は夕焼け、これは夜明け。どちらを案内はガキにするかなかなか決められ
なかった絵です。ほぼ同じ場所からなのでどっちがどっちだか分からないかも・・・。


「春の雪・東区長久寺」
どうにもうまく撮れなくて写真は風の遊子さんからお借りしました。

家の近くにある長久寺、1610年尾張初代藩主徳川義直が名古屋城へ入る頃に当地へ移された
尾張徳川家の祈願所となったお寺です。
私の子供の頃は境内に森がありましたが今ではマンションが建って境内は小さくなりました。





ここはお昼時以外は喫煙コーナーになり画面のこちら側が禁煙コーナー


サンディア・折々スケッチ小品展からー3

2018年11月06日 | 個展
きのうは個展初日。
名古屋駅前のバスターミナルを出るとここ数年で新しくなったビル群がお出迎え。
高いビルの上から「がんばれ!」と言われているような気がして心は戦闘モードに。

開店は8時、私が着いたのは9時すぎ、ここはビジネス街で2組ほど打ち合わせ?中。
初日に一人だけでお店にいるのは寂しいと思い娘を動員すると私の姉も来てくれた。
このお店を紹介して下さった方も一番に来て「いいね」と。お話しすると私の高校の
8年先輩でした。その後も友人知人が駆けつけてくれて3時過ぎまでずっとおしゃべりの
しっぱなし。
ブロ友さんがいらして早速ご自分のブログ「風の遊子(ゆうし)の楽がきノート」に
アップしてくださいました

走り出してしまえば気にかかっていたこともみんな消えてホッとしてお店を後にしました。
これなら大丈夫・・・そんな気がして早くからよく眠ることが出来ました。

今日からは時々覗いてみるつもりです。


「雪の美山」ハガキ
京都府美山 バスツアーで出かけた美山は大雪。
軒下で立ったままのスケッチです。



 「スイートピー」ハガキ

柔らかな花の感じを描きたかったので墨を使わずに描きました。



 「柿」ハガキ

たまにはすっきり何でもない絵があると良いかと思って。



 「菊」ハガキ

菊の種類は不明です。アスターではないかと。



 「また降り出した」

87センチ×33センチ 半切2分の1
冬の長野県木崎湖近くです。
やんだと思っていた雪がまた降り出した時の思いを題名にしました。
ここは気温が低く水彩絵の具が凍り付いてぺんだけでスケッチしてきました。
その後、家で和紙に描きました。
数年前の彩林展に出品したもので私のお気に入りの作品です。


サンディア・折々スケッチ小品展からー2

2018年11月05日 | 個展
 「夕暮れ・内モンゴル」

ずいぶん以前に同じテーマで何枚か描いたうちの1枚。
ずっと以前にでかけた中国内モンゴル、10月始めでしたが寒かった。
夕方になると観光用の馬たちが遠くの村まで帰って行きました。
夕日に向かって急ぐでもなく歩いて行く姿は忘れられない光景です。
右上のUFOみたいなのは天井の灯り。



 「のぶどう」

先日ブログアップした絵を少し手直ししたものです。
サイズはA4くらい。


 「恵那の秋」

岐阜県恵那、木曽川に沿った山里の様子を対岸の温泉の部屋から写生。
このかんぽの宿には設備が整った介護用の部屋があり夫と何度か利用した想い出の宿です。
サイズはB5よりやや大きめ。


 「ばら」

苦手なバラ、あまりにきれいだったので描いてみましたが・・・


 「グラジオラス」

私は縦長の絵が好きなのです。
床の間の掛け軸や短冊をよく見ていたからかもしれません。
縦長の用紙と余白は日本の文化、日本の良さがあるように思います。


今日はこれで、また明日。

☆ 今日から12月半ばまでコメント欄を事前承認に変更しました。
  よろしくお願いいたします。




サンディア折々スケッチ小品展より-1

2018年11月04日 | 個展
 「夕・片山津柴山潟」

案内はガキにした絵です。サイズはA4 くらい。
お仲間とスケッチ旅行に行って雨になり諦めていたところ
夕方、急に明るくなって夕焼けに、あわててスケッチ。
家で和紙に描きました。


  「余呉早春」
北陸線余呉から歩いてすぐにある余呉湖、静かな湖畔です。


  「山里」

飛騨川の対岸は山と川に挟まれた町、雪が積もり時折舞っていました。
アートサロンGAROさんのオリジナル額、かなり前に一目ぼれして買ったのですが
この額に負けない絵が描けなくてお蔵入り。絵のサイズはハガキの1・5倍くらい。
今回山に囲まれた里の絵に相応しい気がして入れてみました。


   「椿」

今年の春、公園でスケッチした椿をもとにして和紙で描きました。
サイズはB5くらい?


   「秋日・庄内緑地公園」

名古屋市内のはずれにある公園。
広々とした公園ではケヤキの大木が迎えてくれます。


今日はここまで、明日に続きます(*^^*)








搬入が終わって

2018年11月03日 | 個展
11月のネコジャラシ


きのう展覧会の搬入に行きました。
昨日までの写真展の方が「1ヶ月は早かった!」と言って片付けて行かれました。
その後いつもお願いしている額屋さんのGaroさんと画廊の方とでバタバタ飾りつけ。
家で私が考えていたより会場の天井はずっと高くて私の小さい絵は寂しそう?
いや、空間があっていい?この期に及んでまだいろいろ悩んでいました。

専門の展覧会場ではないのでお店のお客さんが座っても頭で隠れない位置はいつもより
高め。これもお客さんとして出かけた時と、誰もいない時に飾り付ける時とでは感覚が
違う。こうしたお店て初めての展覧会、分からないことが沢山でした。
とりあえず私の忘れ物もなくあっという間に飾りつけ終了。
5日月曜日の初日を待ちます。


随分と肩に力を入れて準備して何かをするっていっぱいエネルギーがいるなぁと思います。
しかし使ったエネルギーはハイブリッドの車のように蓄えられてまた次のエネルギーになる
気がします。だからゆっくりでも走らなくてはもったいない。
私が抽選会に行く公共施設のロビーに催し物案内コーナーがあって、きれいな印刷の
チラシがたくさん並んでいます。その一つ一つの会ごとに大変な準備をされているのだろうと
チョット見方が変わります。無造作にチラシを見てたらかわいそう。
私も街中の画材やさんの情報コーナーに案内はがきを置いていただいています。
時々覗いては追加して・・・

明日から絵をご紹介しま~す。


お店に入ったすぐは週刊誌と芳名録と相席です



小さな絵のコーナー

個展会場で

2017年11月02日 | 個展



展覧会場は地下街なので通勤や買い物のついでにのぞいて下さる方も含めて
思いがけない程の方に来ていただけました。
ブロ友さんのくーばあちゃんご夫妻、mariaさんご夫妻、風の遊子さん、不思議なご縁だと思います。

5日間の内、中日は台風の大雨、お仲間のご主人で自他ともに認める晴れ男さんが来てくださったのも
雨の中、雨女の私のパワーが強かったようです。おかげでのんびり中休みの一日でした。

そんな日もギャラリーの前の通路はハロウィーンに集まる若い人が行き交っていました。
目や口から血を流す不気味な化粧の女の子たち、寒くないのか心配になるほどのミニドレスさん、
それをカメラで追っているオジサンも・・・ふ~ん・・・


台風が去って青空が戻るとお客様も増えて、受付で記帳をしておられる男性に受付の生徒さんが
「あ、先生!」と、何十年か前、彼女の高校時代の美術の先生だったそうです。
その方は私が高校1年の時に3年生で素晴らしいデッサンとカッコよさで「憧れの先輩だったのよ」等と
またまた話がはずんだり、会場で予期しない再会があったり、小さな会場に話の花が咲きました。

 姫リンゴ

お隣のギャラリーは植物画の会でした。
搬出の前にご挨拶に伺って、つい長話になりました。
先生は長野の蓼科に住んで山野草を育てて描き、名古屋の教室の時に車を運転して来られるのだそうです。
30年ほど前に私が植物画を習いたくて応募しても抽選に外れて入れなかった教室にその頃入って
今、先生をされているのだと聞き「もしかしたらご一緒に植物画を描いてたかも・・・」と。
ご縁があるような、なかったような。
今年80歳「元気で、またね」と握手した手が柔らかく大きくて暖かでした。

私は絵描きになりたいと思って入った高校で、力の無さを痛感して挫折したのですが、今になってみると
趣味として描いているのが自分に一番合っていたと思えます。
苦闘しながら描くより、楽しみながら描きたい。芸術ではなくても「おえかき」でいいと、
でも、たまには「友が皆われよりえらく見ゆる日よ花を買い来て妻としたしむ」なんてことも思うのです。

「次の個展は?」と聞かれると「今回が14年ぶりなので次回は15年後の卒寿記念かしら」とお答えします。
みなさん「もうちょっと早く 生きとるうちにやってね」と言っていただけて、またいつか出来たら
いいなと思います。

個展を終えて

2017年11月01日 | 個展


10月27日~31日まで名古屋の地下街のギャラリーで開いた個展が終わり、11月1日に片づけ搬出しました。
ほんとうに有難うございました。

ずっと前から個展を楽しまなくてはと思いながら、あれもこれも大丈夫だろうかと心配ばかり。
でも、始まってみたらとても楽しい5日間になりました。

26日の搬入日、額屋さんがササッと並べて帰られた後、空き箱の整理しながら少し私好みに並べ替えて
ゆっくり眺めては「しばらくは私のお城・・・」と1人楽しんでいました。
ところが、風通しのためドアが開いているので次々入って来られる方があるのです。
来ていただけるのはとても有り難いのですが、まだ準備中。
「展覧会は明日からですが・・・」と言っても「ちょっとだけ」と1人来られるとまた次にと、
新聞を見て来てくださる方もあり「どうぞ」となって話も弾み片づけられなくなりました。
仕方がないので人の途切れた時、ドアに鍵をかけ電気を消して薄暗い所で初日の準備。

この会場は普通は木曜日から水曜日が開催期間なのです。
私は体力に自信が無いので前後1日ずつを搬入、搬出に当て金曜日が初日。
なので、木曜日は開催初日と思われているのです。


そして初日、始まりの1時間も前に会場に行き小さな庭の花を飾ったり、あちこちチェックしたり
落ち着かない時間でした。
10時、オープンと同時にお客様が来てくださって、昼食をとる間もない程の一日になりました。
私の教室の生徒さんや娘がが交代で受付をしてくださり大助かり。感謝です!

そして・・・また聞いてください・・・

再度 個展「折々スケッチ小品展」のお知らせ

2017年10月25日 | 個展
  折々スケッチ 小品展





私にとって14年ぶり、2度めの個展です。
前回は師事していた先生に背中を押されて、そして今回は夫が旅立った後に目標を見つけるために
決めたものです。
明日26日搬入、27日からが展覧会です。
昨日24日 朝日新聞東海版の夕刊「展覧会」の欄に案内を掲載していただけました。
木工の個展、陶磁器の個展、それに人間国宝 荒川豊蔵の焼き物展と並んでいてちょっとうれしくて…。
名古屋は断然、中日新聞なので、見てる方はないだろうなと思っていたら、名古屋市外のお知合いから
「見ましたよ」と電話があり驚きました。
 


2年も前から展覧会をすることに決めたのに、最後まで準備ができているのかいないのか
心配で会場へ持って行く荷物を何度も開けて確認。遠足前の子供です。
出品リストと題名を書いたカードの数が合わなくて・・・などと不思議なことが次々起きて、
私は何やてるのだろうかと、まだまだ始まるまで不安です。
明日はほとんどの額装をお願いしている額屋さんのGAROさんに搬入、飾りつけもお願いしたので
心配することはないのですが・・・。
GAROさんは人気の書家 武田双雲さんの額装もされる方、忙しい方なのにいいのかなと
思いながら、彩青会もお世話になっているし、先代からのお付き合いなので~と、お願いしました。

展覧会、始まればあっと言う間の5日間だと思います。
緊張しっぱなしの5日間、ブログは多分お休みすると思います。
ブログアップできるほどの余裕があるといいのですが・・・


チョットお休み 

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