
はがきサイズ
27日の名古屋は朝から霙(みぞれ)、降っても積もっても明るい雪よりもずっと寒々とした日です。
ここ数日は出かける用があり空模様ばかり気にしていました。穏やかに晴れていれば気温は低くても自転車ですが、雨も雪も風も転ぶ心配があって自転車は止め。出かけるときの荷物が多いのでバスや地下鉄は無理となるとタクシーが頼りです。が、最近は雨の予報を知ってから前日に予約しようと思っても予約枠がいっぱいだと言って受け付けてもらえず「当日、お電話ください。空きしだい伺います」と。当日は時間に間に合わないといけないので予定の1時間近く前に電話をすると思いがけずすぐ来ていただけて、会場に着いたら速すぎた等と言うこともありました。それでも会場まで行ければ待つだけなので有り難い事です。
25日は日陰にうっすら雪が残る冷え込みの厳しい朝、教室へ。自転車も滑りそうで危険ですし来てくれそうもないタクシーもあきらめて初めてバスと地下鉄で出かけました。荷物は最小限にしてリュックに詰めて・・・朝の通勤時間帯は次々やって来るバスと電車で30分ほどで目的地に到着。意外に早く着きました。これからもう少しして自転車が危なくなったら(まだ、危なくないと思っている)バスと電車もいいかなと思えました。
実家の兄はこの頃病院通いが続いて、少し離れた病院の時間までにタクシーを予約したくてもなかなか予約が出来ないと義姉がこぼします。義姉は80歳前に免許返上したし、兄は医師から運転を止められていて車があっても動かせないのです。私はとうに免許失効、周りで運転できる若い人は平日は皆仕事でいない。近くで運転を頼める人は無くて、先日は自営業の姪のご主人が仕事をやりくりして乗せて行ってくださったこともあったようです。「これから病院通いが多くなると思うけど、困ったわぁ」と義姉さん。これは他人ごとではありません。私だって自分でバスや地下鉄に乗れる体力があるうちはいいけれど・・・と思います。
今まではめったに乗ることは無くても必要な時は表通りに出れば空車を拾えたし、電話をかければすぐに来てもらえたタクシーだったのに。朝の通院時間は乗りたい人が多い時間帯、ましてや雨や雪の日は乗れないのです。
しばらく前にニュースでタクシー運転手の不足と聞いた時は他人ごとだと思っていたのですが・・・本当に困ったことです。