サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 海外旅17日目 帰国

2023-08-04 07:30:00 | 旅行
今日は帰国の日。
嬉しくもあり、とても悲しくも有り自宅に到着する予定時間は夜中の12時を軽くまわってしまいますが、家に帰ってまずしたい事はと、昨日の晩に神さんと話していました。熱いお風呂に入って、冷えた日本の美味しいビールをプファ〜と行くつもりでした。

朝は6時前にチェックアウトした時に、ホテル側から空港に行くのならシャトルサービスあるよって声掛けしてもらいましたが、サービスと言いながら値段を聞くと180000ルピアだと言うので、それならgrobタクシーの方が安いよね。って言うとgrob持ってんのね。そっちが良いかも。ってな事になってホテル前でいつも通り呼ぶと値段はなんと28000ルピアです。昨日の空港からホテルまでの料金が100000ルピア越えだったし、ホテルのシャトルバスサービスだと2人で160000なのでこの値段はお得感一杯です。タクシーの運転手は私の事を中国人だと思い翻訳アプリで中国語で何か言ってきます。昨日もホテルのポーターから中国人かと聞かれ、そう言えば昨日の空港のチェックインカウンターに並んでいた時も、前に並んでいた家族連れからはインドネシア人かと聞かれ、誰も第一印象で日本人とは言わなくなって来ました。その家族は私が日本人ですよと言うと高校生くらいの娘さんがキャーと言って喜んでくれ、日本語を習ってる。私の名前は○○ですと日本語で自己紹てくれました。お母さんはインドネシアでは沢山の人が日本語を習ってるのよって教えてくれて少しだけ誇らしく、日本人で嬉しい気持ちです。

今回は、以前も国内線で使ったジャカルタ空港なので、作りは大体分かっていてチェックインカウンターも慣れたものでスイスイと問題なく進む事が出来ましたが、周りには韓国の若者がとても多くビックリしました。日本人は周りを見る限り全然いない様です。彼らはオシャレしていて外見だけだとほとんど日本人と見分けがつきません。よく見るとファッションでなんとなく韓国人かなぁって言うくらいの違いです。ほんの数年前には私も一目で違いは分かりましたが、今はちょっと目には分かりません。そしてとても残念なのは、チェックインで待つ行列に割込みして仲間通しで騒いでテンション上げすぎです。

空港では、私も先日のデパートで作ってもらった税金還付の書類で税金を戻してもらう手続きを忘れてしまいました。まぁ1000円程度なのですが残念です。



タクシーでジャカルタの空港出発口まで送ってもらいましたが、ゲートは間違ってたので自分達でゲート探して。


タクシー代が安かったので、朝ごはんは豪華に出来ると喜んでいましたが、結局思ったよりも全ての値段が高くて1人前のハンバーガーを2人で分けて食べる事になりました。それでも少し残っているルピアで大きなチョコを買おうとお店に見にいくと、値段的に買えません。色々チョコを見ていたら、お店のお姉さんが助けてくれて、私がお金はコレだけしか無いけどチョコが欲しいんだよねって相談したら、30%引きのセール品のところのチョコで計算して1番効率良く残りのルピアで買えるチョコを探してくれました。有難うお姉さん!



チケット発券カウンター!

2人で分け合っての、インドネシア最後の食事


更に、今日は真夜中までずっと移動なので、PETボトル水を2本買って残りのルピアが4000(40)まで減りもうこれ以上ない程完璧に使い切りました!なんだか満足し得した気分です。

そろそろ時間も余裕が無くなってきて、イミグレ通る時に係官がパスポートの顔と私の顔が違うと、色々と質問して来ます。私は髭や髪が伸びたからね。ほら髭が無いと同じ顔でしょ。と髭を隠してニヤリと笑うと、まぁなって感じで通してくれました。やはり口髭や顎髭や顔髭も伸び放題だと雰囲気変わってしまうんですね。コレからは旅の途中でも、もう少し顔の髭やムダ毛手入れもする様にします。

最後のセキュリティチェックでは、蓋を開けた水はダメだから捨てろよ。って言われたんですが、神さんが妙に怒って、前にいた白人も持ってるじゃない!と日本語で係官にくってかかります。私は直ぐに蓋を開けた水は持ち込み禁止だからしょうがないし、前の外人はスルー出来てるのなら、巻き込んだら迷惑だよ。と言ってたら、前の外人も、残りの水を一気飲みしてボトルを係官に渡していたので、既に指摘されていたのか、神さんの剣幕で気づいたのかもしれません。

あとのチェックポイントは飛行機の搭乗口問題だけです。前回の事があるので、とても慎重に何回もチェックしていました。同じF2搭乗口で10分違いで先にシンガポール便も有るので、間違えない様にとチェックを繰り返していましたが、案の定シンガポール便の搭乗口が登場時間の10分程前にF1搭乗口に変更になりました。私達クアラルンプール行きは変更なかったので(インフォメーションの人に聞くと私達の便はF3搭乗口だと言ってましたから彼が間違っててそれを魔に受けてたら乗り遅れるところでした)そのままF2搭乗口から無事に搭乗が始まりましたが、そこに搭乗口変更になっているシンガポール行きの人達がざっと20人ほど混ざっていました。彼らは入口で指摘されビックリ仰天で急いで走ってF1搭乗口に行ってたのですが10分違いで、しかも双方遅延も無かったのできっと間に合ったと思います。

こんな事が日常的に起こるのは搭乗口に案内掲示板が設置されていないからなんですが、空港側も改善する気持ちは無いんでしょうね。



ちゃんと8時35分のクアラルンプール行き!

ココで書いてある10分前のシンガポール行きに、少し注目しておきました。

搭乗口からの久しぶりの搭乗です。

サヨナラ、インドネシア。


エアアジアのCAのお姉さんは良いですね。女性を強調するデザインの真っ赤な制服によく言えば明るい化粧で悪く言えばケバい化粧で、男性は全身黒の男らしいキリッとした制服!最近の日本のLGBTQ推進の人からは怒られるかもですが、女性は女性らしく、男性は男性らしい外見はとても好印象です。そんなCAさんを眺めていたら、もうマレーシアクアラルンプール国際空港到着です。

今度はトランジットで、しかもほぼ時間通りに事が進みトランジットの2.5時間を空港内でエンジョイです。お金はシンガポールドルがまだ40ドル程有るので、マレーシアリンギットに交換したら120リンギットになりました。このお金でお昼ご飯代約25、晩御飯用を約38、お土産用のチョコ50で残りが6.6になり、最後に水を6.5で買って残りは0.1リンギット!完璧に使い切り気持ち良いです。



クアラルンプールでトランジット。
かなり歩きました。


流石に日本行きの便は日本人が今までと比べると多く、アチコチで日本語が聞こえてきて嬉しくなっちゃいます。昔、アジアのアチコチに日本人街があった頃は、旅してきた日本人が日本人街までたどり着いて聞く日本語は、こんな感じでなんだか妙に懐かしく感じたんでしょう。そう言えば、トランジットの為にターミナル移動していたら、日本人の若い女の子がセキュリティとずっと話ししていました。金髪でショートパンツだったので、後ろから見たら白人の子供が1人で飛行機でトランジットしてる様に見えて、なんなんだろうかと思っていたら、赤いパスポートが見えて、アレ?日本人?と思って追い越して振り向いたら確かに日本人。どうかされたんですかと聞いたら、バンコクのドムアン空港からココで乗り継ぎで羽田まで行くけど、荷物はちゃんと羽田まで行くのか気になって聞いてるけど何言ってるか分からないと。セキュリティの人は彼女が何を言ってるのか分からないみたい。結局、私の拙い英語で荷物は羽田空港で受け取る様に手続きされている事が分かって良かったのですが、そんな事より、その子がまだ20歳くらいだと思いますが、ガタイが大きな白人と比べるととても小さくキュートなんですが、1人で旅してて、しかも私よりも英語は出来ない感じなのに、堂々と落ち着いていてセキュリティーと話が通じていないのに全然慌てもせずにスッとそこに立つ姿は大物の気配さえも漂わせ、髪の毛は金髪だけどココに大和撫子ありだと感動しました。日本の若者はやはり私が思っていたよりも先に進んでいます。世界中に、若い女性でも1人ひとりが思いおもいで自由に旅して現地に溶け込んでいるから、そんなに目立たないのかもと思いました。日本のコレからの若者は益々凄いゾォ!



お昼ご飯、美味しかったインドカレー

この場所で昼食食べました。とても広いエリアでした。


さて搭乗口の待合室は日本人、マレーシア人、欧州人と色々混ざって楽しい限りです。今回の旅でインドネシアの物価が日本と対して違わない感覚を持ったので、外国人が日本に行っても、日本での滞在費はそんなに負担には感じないと思います。なので日本の素晴らしく美しい自然、歴史ある文化や可愛いやオタク等のポップカルチャー、とてつもなく美味しい食文化を存分に楽しんでもらいたいと思いました。



いよいよ羽田の文字も!



いよいよ次は日本です!



夕食様にクアラルンプールのトランジット内で買っていたもの。

開けたら、ご飯の上に野菜が一杯丼でした。

羽田空港国際ターミナルにクアラルンプール発エアアジアエアバスA330のD7255便は予定より1時間遅れの23時30分に到着しました。



夜の羽田空港到着!


滑走路に着陸と同時に乗換えアプリで調べると、モノレールの最終便が23時46分です。これに乗り遅れると私の家に帰るには、タクシーで帰るしか手段はなく数万円もかかります。それは勘弁願いたい。飛行機内から急ぎました。空港ビル内はずっと走りました。ここは日本なので日本人の入国は自動で行えほぼ待ち時間もありません。もしかしたら間に合うかも!と思い、更に走り最終電車にギリギリでモノレール乗り場に駈込みました。コレでこの旅は一応ハッピーエンドです。家に着いたのは既にとっくに翌日になってからでしたが、とてもビールやらお風呂屋やらを楽しめる時間はなく、直ぐに爆睡となったことを記録しておきます。