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The pasta with ham and cabdge, twenty years ago.
(蛇足)ハムというのは英語でもham でも、これが少し妙な単語です。
まず、仏語でも英語でもjambon もham も食べ物の基本語には出てきません。
両者とも、もも肉をスライスしたものという意味であって、厚さは無関係。
キャベツとハムの料理はありますけどね。
ハムエッグとベイコンエッグは普通にレストランでみかけるのに、さて注文となるとこれが悩ましい。ハムエッグはメニューに載ってないことが多い。
ベイコンエッグはそのままはつおんすると出てくるのは卵焼きハサミのベーグル。Two bacons AND two eggs. ってわざわざ強調して頼んでました。haha
日本風の薄切りのハムとかまずかの国人は想像外。フランスもメニュー写真で見てるかぎりまず発想外でしょう。酒のアテならココットに仕立てる卵のせハムみたいなのはあるようですが。
東京に出たてのころベーコン野菜炒めなるキャベツモヤシ薄切りベーコンの炒め物にハマったけど、肉食文化の国じゃあまず考えられないメニュですね。最低でも厚さは10mmはないと肉じゃない、鰹節削りなみの出汁扱い。
キャベツと合わせるベルギー料理でもハムを刻んでキャベツを刻んで、大量の卵でとじるというのがかれらにとっての限界妥協点。これはまさにハムが出汁。