朝、夫が結構な音量で中島みゆきを聴いている。
(ま、朝からラフマニノフよりいいか・・・)と黙っている。
延々と昼過ぎまで中島みゆきが部屋に充満。
「とおちゃん、きょうはなかじまみゆきなのかい?」と思わず確認する。
野口種苗のカタログ見ながら(そうだ)とばかりにただうなずいた。
種のカタログ眺めてたらビバルディの春じゃないの?と思ったが、
今日はみゆきの波が夫の身体と心を整えてくれているのだ・・・・そうかいそうかい、、、、
妻は最近見付けたハードカバーの「ムーミンとトーベ・ヤンソン」の本をパラパラめくりささやかな幸せに浸る。
ムーミンの物語はきちんと読んだことが無いのに、あのムーミン谷のメンバーのひとりひとりが思っていることや
考えていることを この本の中の絵を眺めながら想像し空想し作者の心の中に旅をする。
一番好きなのはミイ。キリリとした眉にツリ目のミイが大好き。
若いときにはワガママに見えたり意地悪に感じていたのに、勇気をくれるミイに年々魅せられる。
各々の心と身体は各々で整える それがいちばん大事なしごと