大きなかぶ農園の日々

じじとばばのゆるい暮らし

カミノツカイ

2021年02月08日 08時38分33秒 | 日記

家の中に猫のいる暮らしに内心憧れていたら、、、
田んぼの米倉庫でネズミ番をしていた「マル」が突然家に来た。
圭太に引継いだ田んぼに夫は餌やりに行っていたのだが、
だんだん面倒になり、、米も農協の倉庫で管理してもらっているし
マルも職を失い、あわや食も失う手前で暗黙の了解のもと自宅で飼い猫となる。
猫と暮らすのは初めてなので緊張したが、意外にも平和だ。
教えていないが猫トイレを使いこなしている。猫ネットワークの回覧板で人間と暮らす場合の情報は収集済みなのか。。?
ご飯は犬たちの魚の粗入り炊き込み飯を少し分ける。魚だけ先に食べ、一日かけて渋々茶碗を空にする。
初めは、二階の暗がりを居場所にして名前を呼んでも決して反応せず食事と排泄時のみ姿を現していた。
それが今は、常にちゃっかりと夫の座る椅子で眠っている。夜は私の布団の上で眠っている。
台所に私を追ってくる。食べるもの目当てと分かっていても可愛い。よしよし、とつい何か食べさせてしまう。
倉庫のマルを知っている東出さんに「ヒト(ねこ)違いかと思った」と言われるほどマルは名実共に丸々と太ってしまった。
外の散歩も一切したがらない。抱っこして外に出ると猛烈な勢いで家の中に逃げ込む。
自由な野良猫人生には未練がないのか?そんなマルが可愛くって仕方がない。新しい自分を発見する。
夫が亀を子どものように可愛がっているのを醒めた目で見ていたが、、、、ごめんごめん、、こういう気持ちなんだ。。

もう無い、と思っていたこんな優しい気持ち。有った!マルのホントの仕事はこれかい?神様に言われてきたんだね、ここへ。奥のクレーン群・ボールパーク建設風景

 


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