晴耕雨読

長いサラリーマン生活を終え、悠々自適の生活を楽しんでいる60代
と言ってスタートしたがもう古希を迎えた

熊のプーさん なかなか治せない

2010-08-01 | ボランティア

4月に修理を依頼され、入院扱いで預かっている熊のプーさん。
手と足の先にセンサー(スイッチ)があり、そこを押すと口を動かし何かを喋るものらしい。
クランケももらい物なのでどう動けば正しいのかは説明できないという代物。
アメリカのものだが、製造は中国、中身は意外にしっかりと作られている。

おもちゃは治すことを前提に作られているとは思えないものが多い。
これも分解するのに一苦労する。
配線、半田付けなど一通り見たところおかしなところは発見できない。
ところが何もしないときに突然動いて話し出したりする。

完全に壊れたのならまだいいのだが、この手のものは非常にやりにくい。
昨日はおもちゃ病院の同僚に頼んで、シンクロスコープを持ち出してアタックしてみた。
3時間悪戦苦闘したが結果はでず、いよいよGiveUpするしかないかもしれない。
何か見逃しがあるかもしれないと必死にもがいているのだが見つからない。

かなり無理して制御回路までたどり着いたが、中に使っているICはすでに廃止品種らしい。
技術資料も手に入らず暗中模索ではこの先への進行は無理だろう。
最後の足掻きで今日は別のメンバーにも相談してからランケとどうするかを決めたい。
本当は教材としていただきたい気持ちもあるのだが…。