晴耕雨読

長いサラリーマン生活を終え、悠々自適の生活を楽しんでいる60代
と言ってスタートしたがもう古希を迎えた

山茶花が咲いた

2010-11-21 | 猫の額の庭
白い山茶花が咲いた。
毎年赤い方より早く開花するが、今年もきちんと咲いてくれた。
特に手入れすることもなく可愛がっているわけでもないのに。
むしろ葉がどんどん伸びてくるとつまんでしまうくらいの虐待だ。

毎年襲ってくる茶毒ガの幼虫を退治してやるのはいいことなのかもしれない。
あれもこの木のためにやってやるというより、自分たちのために駆除しているのだが。
それにしても丈夫な木だ、どんどん幹が太くなっていくのは気になる。
近所でも手におえないくらいの太さになっているのをよく見かける。

私は赤い花よりこの白い山茶花が好きだ。
季節的に暗くなりかけている時期にくっきりと浮かんでいるからだろうか。
なぜか平岩弓枝の「御宿かわせみ」で読んだような記憶が残っている。
冬の到来を告げる花かもしれないが、少し大切にしようかな。