退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#446: Life goes on

2015-02-13 23:21:26 | アメリカ便り
今朝おきてメールをチェックすると、翻訳依頼が2つ入っていました。一つは50ページの臨床実験報告書。
もうひとつはあけもしなかったので、わかりません。
今やっている翻訳を明日中に終わらせ、臨床実験報告書を翻訳することにしました。
50ページを5日間でするのはちょっときついかもしれませんが、報告書(字と字の間の隙間が多い)だったら何とかなると思うけど。。。。

昨日は往復高速で1時間かけて友達の化学療法に付き添う予定だったのですが、病院に着いてみたら友達はいなかった。
化学療法する前に、それができるかどうか血液検査で確かめるのですが、時々、検査結果が悪くて、化学療法を受けられずに帰らなければならない人がいるので、ひょっとしてそうだったのかな~と思ったけど、結局は日にちが違っただけでした。
忙しいとこうなんですね。
余計に時間を無駄にする。

でも昔のセラピードッグの仲間、マージとその犬、デイジーにあうことができました。
このカップルはクラスも一緒だったので、周知の仲です。
セラピードッグのクラス、評判が悪くなったといってました。
あの先生、“リトルヒットラー”がいる限り悪い評判は続くでしょう。
おまけに、あのディレクターのあんちゃん風もよくないし。
他はいい人ばかりだったのですが。
あの二人があまりにもひどかった。
マージのもう一匹のセラピー犬、アイザックが関節の病気になり、ハブちゃんの行っている病院で手術をするといってました。

友達の化学療法は今日だったのです。
だから、今日もまた行って来ました。
元気そうにしていたけど、常に“死”が頭の中にあるんです。
ヴァレンタインのチョコをくれました。
家に送り届け、ついでにそこの馬鹿犬(ミニチュアダックスフント)と少し遊んだけど、抱っこしようとしたら、おしっこが飛んできました。
思わず、息子が赤ちゃんだったときを思い出しました。


今日の題は英語ですね。
英語は簡単なのですが、意味は深いです。

みんなそれぞれの人生を抱え生きている、とでも言いましょうか。
といってもこれは直訳ではなく、私の思いが入っています。

肺がんになった友達はもう死を覚悟している。
そのために自分が死んだ後、家族が困らないように病気の体をおして家を直したりしている。

今日のニュースでは、よく知られているジャーナリストが交通事故で突然死んだと伝えてました。
この人、こちらの日曜日放送の“60 minutes”に出ている人で、先日もいつもどり出ていました。
それが急にいなくなったんです。

隣のアリッサ、大腸がん、乳がん、そして今度は皮膚がん。
それでも毎日学校に行って3年生を教えている。

ドイツ人の友達も38歳で医者になり、60歳の今、12年前にわずらった乳がんが再発。
医者として成功し、これからまだまだなのに。
まる坊主頭となり、“中途半端な感じ”といってました。

暗い話ですが、死というものは誰にとっても身近なものです。
だけど、誰も死を考えずに毎日を送っています。
その毎日が苦しいものでも、楽しいものでも、悲しいものでも、毎日を送っているのです。

水戸黄門の主題歌にありましたよね。
“人生楽ありゃ、苦もあるさ。涙のあとには虹が出る。歩いてゆくんだしっかりと。自分の道を踏みしめて”です。

ハブグレジュンタのマミー