退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#448: セントルイスも寒い日が続いてます。

2015-02-19 23:17:53 | アメリカ便り
セントルイスも日曜日から0度以下の天気が続いています。
今朝は-15度でした。
明日から3泊4日で、娘のいるミネアポリスです。
セントルイスよりも寒そうです。
おまけに雪が降りそうだし。
旅行で何がいやかって、飛行機が遅れることでしょうね。
私の最悪の経験は、父親が亡くなったときでした。

亡くなったのは12月22日。
連絡を受け、知り合いに頼んで即、飛行機の手配をしましたが、ホリデーシーズン、おまけに豪雪で飛行機があちこちでキャンセルとなっている。
私が乗る予定のシカゴ行きもキャンセル。
カウンターのお姉さんが、デンバーに行ってそこからサンフランシスコ経由で東京行くのが良いと言ったので、まずはデンバーへ。
でもデンバー行きも大幅に遅れ、着いたのが夜中。
おまけに着陸してゲートに着いたけど、飛行機のドアが開かず、そのまま40分ぐらい中に閉じ込められたまま。
こんな時、機内で火災でも起きてまるこげになって死んだら、ミイラ取りがミイラだなんて思いながらひたすら待っていました。
しかしながら、添乗員もパイロットもドアの開け方を知らず、電話でエンジニアーを呼び出さなくてはいけないなんて、ちょっとおかしいですね。
アメリカですよね、ここは。

その夜はホテルに、4時間ほど泊まりました。
ホテル滞在最短記録だったのでは。
そして朝早くサンフランシスコへ飛び、そのまま運よく、東京へ行くことができました。
そして告別式に無事間に合いました。

この年、私は4回札幌に帰ったのです。
3回目の時は11月でした。
その時、父はもう病院に入院していました。
まだ意識もはっきりしていて、ただの“入院患者”でした。
料理嫌いのよりさんに代わって、好物の石狩なべを持っていったら息もつかず、流し込むように食べていた父親の顔が思い出されます。
葬式には出れなかったけど、生きているときに好物を食べさせることができたので、“ま、良いか”でした。
死んだら終わり。
だから死ぬ前に思う存分好きなことをし、家族、知り合いが死ぬ前に思い残しがないように看病するのが一番です。
これからちょっとよりさんに電話をして寝ます。

ハブグレジュンタのマミー