退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#736: 若葉が一杯。

2016-09-07 20:47:04 | アメリカ便り
今日の題、“意味がさっぱり?”、という人が多いでしょうね。
アメリカ版若葉マークの運転手です。
もちろんアメリカには若葉マークやら枯葉マークなんてありませんが。

長ーい、長ーい、親にとっては魔の3ヶ月の夏休みが終わってようやく学校が始まりました。
始まったら始まったで、これまた問題が起きるのです。
まず、スクールバスがラッシュアワー時のくそ忙しい時に、大手をふるって道を闊歩するからです。
私が働いていた時、仕事への道のりは片道1車線の追い越し禁止の坂道。
スクールバスの後ろについたらもう最悪。
家ごとに止まって子供をピックアップするスクールバスの後ろにくっついて、一緒に止まったりとろとろ走らなくてはいけない。
出勤に急いでいる労働者はたまったものではない。
子供をピックアップしているスクールバスは追い越してはいけないという法律まである。

おまけに学校が始まる前と終わった後は、若葉マークの16歳から18歳の高校生の運転する車で学校付近はごった返す。
まったく、朝夕のアメリカの道路は労働者にとっては“頭にくる”です。

どうして若葉マークという題になったかというと、昨日、買い物に出た道路に見るからに若葉マーク的な女の子が運転していたからです。
ハンドルを両手でしっかりと握り、前のめりになり前をしっかり見ながら運転しているのに、どういうわけか右に寄ったり左に寄ったり。
あー、こわ。
もう少しで、隣を走っているトラックにぶつかりそうになったりしていた。
もしぶつかったりしたら、こちらまでとばっちりをこうむるので速やかに追い抜きました。
しかし、親にとって運転し始めの子供を持つということは身が縮む思いです。

私の娘息子は16歳になるや否や仮免をとりました。
まず筆記試験に合格し、運転練習を始めるのですが(教習所ではありません、実際の道路で)、運転免許を持っている人(たいていの場合が親)が同乗して、命を捨てる気分で教えます。
怒鳴り散らしたり、時には車の手すりにしがみついたり、想像ブレーキを踏んだりと。
でも相手もこれまた必死に運転しているので、ひっぱたいたりできません。
娘は主人が教えましたが、息子の場合は娘でこりたのか私が教えることになりました。
でもこの息子、すべてに努力を欠くという性格の持ち主。
なめてかかるのです。
95%は1回で受かるという筆記試験を2回目でようやく、採点者のお情けで受かったという子でした。
たいていの子は1回ぐらいはテキストを読んで準備するのですが、息子はまるっきりせず。
すべてにこんな感じなのですが。

運転、駐車練習を土日の空っぽになった会社の広い駐車場で練習したのを今でも覚えています。
とにかく駐車ができない子でした。

子供を育てるということは“忍”の一字ということを改めて感じさせられた運転練習でした。

今のところ娘も息子も事故を起こしたことがないのがありがたいことです。

今日の写真はグンディの住処です。
1万3000坪の大きな敷地には犬2匹、七面鳥やら鶏などが飼われていました。

ホフマン



ルル



鰯の骨雲



魚がたくさん泳いでいた池



いろいろな芸術作品が置いてある庭







生きているかえる



11月にはこの2匹の七面鳥を食べるそうです。



グンディーと主人
グンディー、私が23年ほど前に作ってあげた夏用ドレスを今でも着てくれていました。



ハブグレジュンタのマミー