退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#979: どうしてこうなんでしょう #2

2018-02-07 22:37:54 | アメリカ便り
さてと、新しいパピーをつれて家に帰って来ました。
ジュンちゃんはもちろんのこと子犬を無視できるだけ無視しました。
それでもキキはまとわりついています。

とにかく私はパピーのドッグフードを買いにひとっ走りして、家に戻ると、ジュンちゃんが右の手をぶらぶらさせていました。
そんな中で、主人と隣人アリッサはワインを飲んでいいました。
“何、どうしたの?”と私。
ジュンちゃんは助けを求めるように私を見つめて“くんくん”鳴くし。
ジュンちゃんが大嫌いな近所のジャーマンシェパードを追いかけようと道路に飛び出し、通りかかったアリッサの車にぶつかったそうです。
アリッサ曰く、“こういうときは一晩ぐらい様子を見たほうがいいし、別に触って悪いところが無いようだよ”とのこと。
でも、“見ろ、手がぶらぶらだ”。
私が触ってみると手首がほぼ90度に外側に曲がる。
なんでもないわけはないよね。
即、救急病院へ。
30キロのジュンちゃんはもてないので、主人にも一緒に行ってもらい、アリッサはワインを飲みながらキキとお留守番。
30分ほどかけて病院に着くと、込んでました。
まるで、人間の救急病院みたい。
結局はそこに2時間ほどいて、“手首の骨が折れている(そんなの検査しなくても私でもわかる)。手術が必要と思うけど、ここではできないからほかの病院を紹介する。これから行ったほうが手術を早めにしてもらえるだろう”とのこと。
そしたら、最初からそちらの病院を紹介してくれてたら、時間も費用も無駄にしなかったのに。
どうして、アメリカ人はこうも頭が悪いんだ、要領は悪いし、機敏さもないし。
おまけに“スペシャリスト”がすきなんです。
何でもスペシャリスト、スペシャリストです、人間にも動物にも。
細分化されているんですよ、アメリカ社会は。
ま~これも責任を重視する社会ならなのでは。

とにかく、2時間と300ドル払って、次のスペシャリスト付の救急病院へ。
これまた20分はかかりました。
ここに2時間いて家に帰ったのは11時でした。

この先まだ長くなりそうなので、次回にします。
只今、スライドの翻訳でつらいです。
また後悔してます。
前に、スライドの翻訳は絶対しないと決めたはずなのに。

ハブグレジュンタのマミー














#978:どうしてこうなんでしょう。

2018-02-05 22:16:41 | アメリカ便り
我が家はどう言う訳か、“起こって欲しくないな~”と思うことが絶対起こる家です。
そんなにしばしば起きはしませんが、ふっと思ったらおきるのです。
たとえば、子供たちが小さかったとき、保育園で誰かが怪我をしたといったら、ほとんどの場合、わが息子が期待にこたえてくれます。
娘も、小学校でキャンプに行ったとき、みんなが一緒に遊んでいたのに、どういうわけだけ、わが娘だけが大怪我をしたのです。
いつも、“私の子供でなければいいけど、、、”と願ってもだめなんです。

またまた、“ハブグレジュンタのマミー、どうしてそんな話をするのだろうか”と不思議がっているでしょうね。
先週末、そんな状況になったのです。
土曜日朝7時15分に家を出て、主人の制限速度厳守に近いスピード、さらには運転中に何を考えているかわからないような、遅くなったり早くなったりしながらの運転を無視しながら、4時間かけてブリーダーのところに行ってきました。
この町は2011年の竜巻で、大被害(160人の死者を出した、1947年以来最悪だったそうです)をこうむったJoplinと言う町の近くにあります。
ブリーダーの家は、もう犬だらけでした。
家の中にも外にも犬いぬイヌ。
ここまでイヌを飼っているブリーダーはみたことがありません。
やはりウエストミンスターで賞をとるイヌを生み出すのはよういなことではないのでしょうね。
花と同様、交配してショーに出せるイヌを生み出すので、たくさん飼わないといけないのでしょうが。
こうなると、イヌは愛情で育てるなんてことにはならないでしょう。
交配用の親イヌだけでも20匹いるそうです。
そして子犬たちも15匹はいましたね。
みんなケージに入れられて、かわいそう。
そしてその中で、主人が選んだパピーをもらってきました。
生後8週間の女の子、格安(?)2000ドルが1000ドルでした。
娘の考えで、“魔女の宅急便”の主人公の名前、キキとなずけました。
これらの子犬達は西はカリフォルニア、東はノースキャロライナ、ボルチモアなどあちこちに引き取られることになっているそうです。

今までたくさんのブリーダーにあいましたが、この人も変わっていました。
やはり人間、ひとつのことにこれほど執着するのは考え物です。

この続きは次回です。
長くなるので。
ジュンちゃんは入院中です。

執着心のない、ちゃらんぽらんの性格のハブグレジュンタのマミー。

PS: 私が株というものはいつ暴落するかわからない、というよなことを書いたら、先週から株が記録的暴落を出しました。
木曜日(金曜日だったかしら)には600ドル以上、そして今日、月曜日には1000ドル以上暴落したそうです。
これだから、素人は株をやっちゃだめなんです。
私は年金生活者なので関係ないです。

初お目見え、キキちゃんです。













#977:犬と私

2018-02-01 21:10:37 | アメリカ便り
トランプが大統領就任してから暗黒の1年が過ぎました。
トランプが就任してから、良い事と言えば、株がすごく上昇したことぐらいでしょう。
といってもこの好景気株、いつ暴落するかわかりませんが。

昨日のニュースではトランプが任命しなければいけない主要640ポジションの内、今までに決まったのが380ポジションだけと言ってました。
反対に考えると、これら主要ポジションが大して埋まらなくても、アメリカの政府機関は機能していると言うことは、所詮なくてもよいポジションがたくさんあると言うことではないのでしょうか。
または、もともと政府機関が機能していないから、主要ポジションが埋まる埋まらないに関係なく機能しないものなのかもしれません。

私はアメリカでは選挙権がない日本人なので、トランプが選ばれたのは私のせいではありません。

私と犬は古いお付き合いです。
これも両親が犬好きだったためでしょう。
私が物心つくころにはもうすでに、家には犬がいました。
コッカスパニエル、コリー、スピッツ的雑種、近所が要らなくなったからといって我が家につれてきたダルメシアン、私が拾ってきたモコモコ犬。
アメリカに来てからも寂しさのあまり、シェルターからもらってきたり、ダンボールに入って捨てられた犬を拾ってきたり。
私は本当に犬が好きなんです。

アメリカで就職してから5年ぐらいしてから仕事仲間にオーストラリアンシェパードを紹介されてそれ以来、そればかりです。
いや、1匹を除いて。
この1匹、シェルティーでシャイロと名づけました。
以前も書いたけど、ある1月の雪の降る寒い朝に我が家の玄関前に現れたのです。
生後9ヶ月ぐらいだったでしょうか。
かわいかったです。
そのときはスピリットが死んでグレーシー1匹しかいなかったので、家で飼う事にしました。
しかし、しばらくしてこの犬がどうしてシェルティーでありながら野良になったか、わかってきました。
精神異常犬だったのです。
最初の1年ぐらいはまだましだったのですが、私以外の人に“噛み付く、吠える”がだんだんひどくなってきたのです。
それでも私たち家族は我慢しましたが、ある日ついに主人が切れてしまったのです。
まともに主人の手に噛み付いたのです。

日本では噛み付く犬なんてそこらへんにいますが、アメリカでは噛み付く犬は”NO"で、問題犬とレッテルを貼られ、暗い将来が待っているだけです。
シャイロも噛み付く犬だけど、何とか一人暮らしの年寄り女性を見つけ、手放すわけを言って引き取ってもらいました。
でも1ヵ月後に電話が来て“もうだめです。隣人をかじりました”と。
保健所に連れて行くといってました。

と言うことで、なぜ私がこのような回りくどいことを書いたかと言うと、シェルターから犬を救い出さず、どうして1000ドルも払ってブリーダーから犬を買うかの言い訳です。
保護犬は飼うのが気が引ける。
シャイロ見たいのにあたったら大変。
さらに今回のボランティアーで話した人、保護して5年たったけど、いまだに触らしてくれないとか、2年たったけど懐かないとか。
私はそこまで自分の人生を犬に左右されたくないし、忍耐もない。
もちろん良い保護権のほうが多いと思います。
でもやっぱり犬はパピーから自分の好きなように育てたいです。

その代わり、ボランティアーはできるだけしますので。
保護犬をもらわないことを許して!!

ハブグレジュンタのマミー