0時10分、モゾモゾ、ミャ~ミャ~。
オッパイを探し、動き廻る。
“どこどこ~、お腹空いたよ~!”
“はいどうぞ!”
グングン飲んでいる。
20ccを飲んで、 “もうお腹いっぱい!”
寝る前にオシッコをさせ、ウンチも出たよ。
黄色い、いいウンチだ。
“お休みなさい~”
すやすや、
さぁ!今のうちに一眠り。
母犬に育児放棄された子犬
「風太」と名付ける。
3時間ほどで、もぞもぞ、“ミャ~ミャ~” “お腹が空いたよ~”
リポビタンの小瓶に孫が置いていった乳首をはめるとピッタリ。
よく吸い付くようになり、一回20ccほどのミルクをあっという間に飲み干してしまう。
授乳の前にはテッシュで刺激し、オシッコとウンチを出させ、すっきりさせてから。
よく飲み、よく出し、よく泣く。
夜間も同じ。
久しぶりの夜勤仕事。
ちゃんと飲んでくれればいいけど、そうじゃないとすぐ起きる。
人間となんの大差なし。
体重は60g増え、なんとか一安心。
出生時の体重が340g位だと中型~大型犬らしい。
母犬は中型よりやや小型。
父犬はどんな子だったんだろう。
なんだか大きくなるような・・・・
母犬に育児をお願いしてみるが、ソッポを向かれてしまった。
これも出会い。
家族が増えた。
犬4匹、猫4匹、
出会いとはいえ、どんどん大所帯になっていく・・・
もうじき泣き出すかな~
0時にタップリ飲んで、朝5時位まで寝てくれると嬉しいんだけどなぁ~。
生後1日目の夜はほとんど眠れず、2日目は3時間程、
3日目の今日は、ちょっと寝かせてくれるかな。
風太、しっかり飲んでね!
一ヶ月程前、連休明けまで預かってほしいと、役場の方が捕獲した野良犬を義兄のところに持ってきた。
動物病院で治療してきた帰りだと、背中の傷が痛々しい。
柴犬に似た、可愛い子だった。
「サラ」と名付け、飼う事になった。
“あら?ちょっと太った?よく食べるものね~”
“? もしかして? もしかする?、うっそ~!”
そんな会話をしていた矢先、
的中した。
仕事帰り、お父さんはいつのものようにサラに会いに行くと、4匹の子犬がいたそうな。
でも・・・
その内の1匹は、育児放棄され、地面に置かれていたらしい。
抱き上げてみると、冷たくなっているが息はしている。
家に連れて帰り、すぐに暖め、動物病院で診察してもらい、ミルク缶をもらい早速飲ませてみる。
飲み方は弱いが確実にミルクを吸っている。
しばらくすると身体も温かくなり、よく動き、よく泣くようになった。
体重340g、身長15センチ。
さくらは付きっきりで見守っている。
5匹を育てたさくらお母~さん。
気になるんだね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/52/8acf9d1459c0f0efbb8ec714a113925e.jpg)
寒い朝、母犬に捨てられて子犬。
動物は本能で弱い子や、数が多くて育てられない子犬は育児放棄することもあるという。。
我が家の旦那様、ミルクを飲ましたり、おしっこやうんちの世話をしたりと、すっかり親代わりを楽しんでいる。
今晩は徹夜になるのかな~
人間と同じだ。
どうぞ元気で育ちますよう・・・・・
動物病院で治療してきた帰りだと、背中の傷が痛々しい。
柴犬に似た、可愛い子だった。
「サラ」と名付け、飼う事になった。
“あら?ちょっと太った?よく食べるものね~”
“? もしかして? もしかする?、うっそ~!”
そんな会話をしていた矢先、
的中した。
仕事帰り、お父さんはいつのものようにサラに会いに行くと、4匹の子犬がいたそうな。
でも・・・
その内の1匹は、育児放棄され、地面に置かれていたらしい。
抱き上げてみると、冷たくなっているが息はしている。
家に連れて帰り、すぐに暖め、動物病院で診察してもらい、ミルク缶をもらい早速飲ませてみる。
飲み方は弱いが確実にミルクを吸っている。
しばらくすると身体も温かくなり、よく動き、よく泣くようになった。
体重340g、身長15センチ。
さくらは付きっきりで見守っている。
5匹を育てたさくらお母~さん。
気になるんだね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/77/6681b5e07fb9ff35363a85364f15607b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/52/8acf9d1459c0f0efbb8ec714a113925e.jpg)
寒い朝、母犬に捨てられて子犬。
動物は本能で弱い子や、数が多くて育てられない子犬は育児放棄することもあるという。。
我が家の旦那様、ミルクを飲ましたり、おしっこやうんちの世話をしたりと、すっかり親代わりを楽しんでいる。
今晩は徹夜になるのかな~
人間と同じだ。
どうぞ元気で育ちますよう・・・・・
今朝もねこのチャーが起こしにかかる。
今朝は普段にも増して、あきらめずに攻撃をしかけてくる。
右パンチ! 左パンチ!
う~~~~~~~
“わかった! 起きますよ!“
布団から出て窓に目を向けると、
“あっ! 雪だ~~!”
急いで外に出る。
細かい雪がさらさらさらさら、
あたり一面、薄い雪化粧に覆われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/a8/3989ac00763345c8e79973af952717df.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/83/c2d2bdbbc13f7f1bc61a6d4bec0bffa5.jpg)
お日様が顔を出し始め、いつの間にか雨に変わってしまった。
つかの間の雪。
雪って、なぜかうきうきするんだ。
毎年タップリの雪を見ていても、
今年はまだかな~って思ってしまう。
雪は不思議。
夕方6時、外の気温は1℃。
強い寒気の影響で北海道のあちらこちらで初雪が観測された。
ここ追分は小雨。
あら? なんの音?
窓の景色は、雨からみぞれに変わっている。
外に出てみる。
ほんのチョッピリ、白い雪に出会えた。
さくらとモコの年齢をだいぶ勘違いしていたみたい。
さくらの子供をもらって下さった方からの確かな情報。
さくらは14歳じゃなくて11歳、モコは11歳じゃなくて8歳。
当時の日記を探ってみたら・・・
書いてあった・・・・・
「1999・4・26、我が家の家族がふえる。
名前は「さくら」
1999・3月13日生まれる。
熱海までなほと一緒に車でもらいに行く。
中学の修学旅行から帰った一生はビックリ!」
小型犬の11歳って人間年齢で換算すると60歳位のよう。
それって私とほぼ同じ?
さくらと私は還暦友達。
犬社会の寿命も延びている。
まだまださくらモコと一緒だ。
これからもよろしく!
さくらの子供をもらって下さった方からの確かな情報。
さくらは14歳じゃなくて11歳、モコは11歳じゃなくて8歳。
当時の日記を探ってみたら・・・
書いてあった・・・・・
「1999・4・26、我が家の家族がふえる。
名前は「さくら」
1999・3月13日生まれる。
熱海までなほと一緒に車でもらいに行く。
中学の修学旅行から帰った一生はビックリ!」
小型犬の11歳って人間年齢で換算すると60歳位のよう。
それって私とほぼ同じ?
さくらと私は還暦友達。
犬社会の寿命も延びている。
まだまださくらモコと一緒だ。
これからもよろしく!
“退職届けを出してきました”
先日、報告に来た26歳の彼氏が、女房を連れてやってきた。
“仕事が見つかりました”
実家に世話になることは選択せず、一週間足らずの間で家を見つけ、職を探し、挨拶に来た二人。
互いの言い分を言い合い、タップリ飲んで帰っていった。
ジーパンからスーツ、ネクタイの世界へ。
心から幸ありと願う。
頂いた大好きなスーパードライを小出しで飲んでいたのに・・・・
この彼氏、一回来れば6本を飲んでいく。
あ~ あ~ スーパードライが消えていく・・・・・・
遠くに行ったら会えなくなるな~って寂しく思っていたけど、大丈夫だった。
また飲もう!
でも・・・
今度来るときは発泡酒でいいから持っておいでね。
先日、報告に来た26歳の彼氏が、女房を連れてやってきた。
“仕事が見つかりました”
実家に世話になることは選択せず、一週間足らずの間で家を見つけ、職を探し、挨拶に来た二人。
互いの言い分を言い合い、タップリ飲んで帰っていった。
ジーパンからスーツ、ネクタイの世界へ。
心から幸ありと願う。
頂いた大好きなスーパードライを小出しで飲んでいたのに・・・・
この彼氏、一回来れば6本を飲んでいく。
あ~ あ~ スーパードライが消えていく・・・・・・
遠くに行ったら会えなくなるな~って寂しく思っていたけど、大丈夫だった。
また飲もう!
でも・・・
今度来るときは発泡酒でいいから持っておいでね。
深く耕したつもりだったけど、
掘っても掘っても牛蒡さんはしぶとく出てこない。
スコップを持つお父さん、だいぶヘトヘトの様子。
“来年はもうごぼうは作らない!”
と言いながらなんとか全部掘り起こした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/89/94bef81c13147a339ce7749d6e8bbbdc.jpg)
スクスクとよく伸びた立派なごぼう。
きんぴらごぼう、炊き込みご飯、豚汁、もつ煮などなど、地味だけどあると一味違う名脇役のごぼう。
いただきま~す。
掘っても掘っても牛蒡さんはしぶとく出てこない。
スコップを持つお父さん、だいぶヘトヘトの様子。
“来年はもうごぼうは作らない!”
と言いながらなんとか全部掘り起こした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/89/94bef81c13147a339ce7749d6e8bbbdc.jpg)
スクスクとよく伸びた立派なごぼう。
きんぴらごぼう、炊き込みご飯、豚汁、もつ煮などなど、地味だけどあると一味違う名脇役のごぼう。
いただきま~す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/d7/cc72883395ce3b88a814b6c8a1bf8558.jpg)
さくらは今年14歳、 子供のモコは12歳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/b2/f81446dc0077bd4528b9de7bf7a4aa8f.jpg)
共にいい年齢になってきている。
でも元気元気!
よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ。
早朝の散歩は朝露で、泥だらけになってしまう。
お風呂が苦手なさくら・モコ。
「あ~疲れた。ちょっとひと休み」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/53/307c7ce8dd6435ad3f6d228eff31ec10.jpg)
時折、さくらの年齢を思うと、いつかは・・・なんて脳裏をよぎることがあるけど、誰もが通る道。
今をさくら、モコと楽しく過ごそう。
今、これを書いている間、さくらは膝に乗っかり丸くなって寝ている。
そろそろ重くなってきた。
“さっちゃん、もう降りて”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/47/314249c15dc6457948f3258cf5f72d97.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/b2/f81446dc0077bd4528b9de7bf7a4aa8f.jpg)
共にいい年齢になってきている。
でも元気元気!
よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ。
早朝の散歩は朝露で、泥だらけになってしまう。
お風呂が苦手なさくら・モコ。
「あ~疲れた。ちょっとひと休み」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/53/307c7ce8dd6435ad3f6d228eff31ec10.jpg)
時折、さくらの年齢を思うと、いつかは・・・なんて脳裏をよぎることがあるけど、誰もが通る道。
今をさくら、モコと楽しく過ごそう。
今、これを書いている間、さくらは膝に乗っかり丸くなって寝ている。
そろそろ重くなってきた。
“さっちゃん、もう降りて”
薪割りをしている間、チャチャは一人で遊びまわっている。
一人が飽きてくると、側にそ~と寄って来て、隙を見て割った薪をくわえていく。
“こら~!チャチャ!”
“欲しければこっちにおいでよ!”
知らん顔をしていると、また1本、2本、3本とくわえ、様子を伺っている。
“チャチャ持っておいで!”
知らん顔。
薪を回収に手に取ろうとした瞬間、さ~っとくわえ逃げ出す。
“鬼さんこちら、手のなるほうへ”
・・・・ちょっと付き合うか・・・・・
早い早い、目が廻る。
毎日毎日、我が家の林の中を、我が物顔で飛び回っているチャチャ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/cf/bf30e12b7c260269929f4a7f28c2fe58.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a7/c844f9cb43c036d507e5a382b2c2ae85.jpg)
アイリッシュセッターは本来は鳥猟犬なのでスピードとスタミナにたけ、エネルギーに満ち溢れたエネルギッシュな犬である。
そんなチャチャと張り合う事自体が無謀。
“チャチャ、もう止めた、疲れたよ~”
不満そうな顔。
今度はかぼちゃをくわえ、遊んでいる。
一人が飽きてくると、側にそ~と寄って来て、隙を見て割った薪をくわえていく。
“こら~!チャチャ!”
“欲しければこっちにおいでよ!”
知らん顔をしていると、また1本、2本、3本とくわえ、様子を伺っている。
“チャチャ持っておいで!”
知らん顔。
薪を回収に手に取ろうとした瞬間、さ~っとくわえ逃げ出す。
“鬼さんこちら、手のなるほうへ”
・・・・ちょっと付き合うか・・・・・
早い早い、目が廻る。
毎日毎日、我が家の林の中を、我が物顔で飛び回っているチャチャ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/cf/bf30e12b7c260269929f4a7f28c2fe58.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a7/c844f9cb43c036d507e5a382b2c2ae85.jpg)
アイリッシュセッターは本来は鳥猟犬なのでスピードとスタミナにたけ、エネルギーに満ち溢れたエネルギッシュな犬である。
そんなチャチャと張り合う事自体が無謀。
“チャチャ、もう止めた、疲れたよ~”
不満そうな顔。
今度はかぼちゃをくわえ、遊んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/4f/08b5baf4ff625428edcd79336736e907.jpg)
最近薪割りが気に入っている。
パカ~ン!と割れた時の爽快さ。
小さな丸太でも真ん中にバシッと決まり、ふたつに割れるとヨッシャ~!っとひそかに悦に入っている。
木の種類によってはいくら叩いてもラチがあかない丸太もあり、
・・・・う~~くそ~やってやろ~じゃないか!・・・・
行儀の悪い私が出没する。
右足を前に出し、右肘が耳のすぐ横になるくらいに斧を上段に構え、垂直に一気に振り落とす。
力まかせにやると腰や腕に負担が掛かるし、丸太に当たった瞬間、斧がはじき丸太が飛ぶ事もある。
腕力で割るのではなく斧の自重で割るって感じ。
スギやマツの針葉樹は割れやすいく、ナラ、シラカバなどの目が詰まっている広葉樹は堅くて割れにくい。割れにくい分、火持ちもいいので薪は少なくて済むが、針葉樹は早く燃え尽きるが火が付きやすい。上手に使い分かればいいんだけど、まだ木の種類がよくわかんない。
木を見極め、力の配分を加減する。
薪割りはなかなか奥の深い作業である。
薪割りをトレーニングとして導入しているスポーツもある。
背、肩、腕、頸部、腰など
実益を兼ねながらのダイエット。
う~~~最高!!
でもちょっと最近、やり過ぎのような・・・・
パカ~ン!と割れた時の爽快さ。
小さな丸太でも真ん中にバシッと決まり、ふたつに割れるとヨッシャ~!っとひそかに悦に入っている。
木の種類によってはいくら叩いてもラチがあかない丸太もあり、
・・・・う~~くそ~やってやろ~じゃないか!・・・・
行儀の悪い私が出没する。
右足を前に出し、右肘が耳のすぐ横になるくらいに斧を上段に構え、垂直に一気に振り落とす。
力まかせにやると腰や腕に負担が掛かるし、丸太に当たった瞬間、斧がはじき丸太が飛ぶ事もある。
腕力で割るのではなく斧の自重で割るって感じ。
スギやマツの針葉樹は割れやすいく、ナラ、シラカバなどの目が詰まっている広葉樹は堅くて割れにくい。割れにくい分、火持ちもいいので薪は少なくて済むが、針葉樹は早く燃え尽きるが火が付きやすい。上手に使い分かればいいんだけど、まだ木の種類がよくわかんない。
木を見極め、力の配分を加減する。
薪割りはなかなか奥の深い作業である。
薪割りをトレーニングとして導入しているスポーツもある。
背、肩、腕、頸部、腰など
実益を兼ねながらのダイエット。
う~~~最高!!
でもちょっと最近、やり過ぎのような・・・・
薪用の丸太にこんなきのこがあっちこっちに点在している。
色といい形といい、食用だと思うのだがどうもきのこだけは不安。
調べるがいまいち不明。
伐採した丸太は、根がなくても葉がなくても、きのこに命を吹き込む。
色といい形といい、食用だと思うのだがどうもきのこだけは不安。
調べるがいまいち不明。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/6f/f4467593b2c862cc9f05da717d4eb69b.jpg)
伐採した丸太は、根がなくても葉がなくても、きのこに命を吹き込む。
風がなく、お日様の優しい陽射しが気持ちいい。
“あっ! 雪虫だ!”
こっちにも あっちにも、
ふわふわ ゆらゆら
小っちゃな白い妖精が遊んでいるかのよう。
「雪虫」。
初めてこの名前を知ったのは、昔昔読んだ、渡辺淳一の小説。
題名は覚えてないけど、記憶の中にずっと残っていた。
北海道に移り住み、そこに住む人から聞く、
“雪虫が飛んでるね~ もうすぐ雪が降るのかね~”
ラジオからも “雪虫の季節になりましたね・・・・”
初めて雪虫に出会った感動。
小説の一頁がよみがえっていた。
北海道新聞の記事を抜粋した。
『風のない晩秋の夕、トドマツの根をはい出すと、ヤチダモの木に一斉に引っ越す。
これが初雪の前触れの乱舞になる。
あたりがかすむほどたくさんでも、その中には1匹の雄もいない。すべて雌である。
春先、ヤチダモの中で卵がかえったときから雌ばかり。この雌が1ヶ月ほどして生む次の世代もすべて雌だ。
夏、トドマツの根に移動した後に生まれる数世代も雄は見られない。
冬を前にトドマツを飛び立つ雪虫の腹には、もう子供が詰まっている。
ヤチダモに着くと10匹ほどを生むが、この段階で初めて雄の子供ができる。
雄の寿命は1週間だ。交尾が済むと死んでしまう。雌も、卵をひとつ生んで息絶える。
たった一個の卵のために、1年に何世代もの子供が生まれ2度の引越しを行う。
自然の営みはなんとはかなく、また豊かなのだろう。』
雪蛍、雪婆(ユキバンバ)とも呼ばれ、
道内でみかける雪虫はアブラムシ科のトドノネオオワタムシ。
トドマツの根にいる綿虫ということだ。
手の平に乗せてみる。
手の温もりは雪虫の命の灯火が消えるとき。
初雪が降るのも近いのかな~
“あっ! 雪虫だ!”
こっちにも あっちにも、
ふわふわ ゆらゆら
小っちゃな白い妖精が遊んでいるかのよう。
「雪虫」。
初めてこの名前を知ったのは、昔昔読んだ、渡辺淳一の小説。
題名は覚えてないけど、記憶の中にずっと残っていた。
北海道に移り住み、そこに住む人から聞く、
“雪虫が飛んでるね~ もうすぐ雪が降るのかね~”
ラジオからも “雪虫の季節になりましたね・・・・”
初めて雪虫に出会った感動。
小説の一頁がよみがえっていた。
北海道新聞の記事を抜粋した。
『風のない晩秋の夕、トドマツの根をはい出すと、ヤチダモの木に一斉に引っ越す。
これが初雪の前触れの乱舞になる。
あたりがかすむほどたくさんでも、その中には1匹の雄もいない。すべて雌である。
春先、ヤチダモの中で卵がかえったときから雌ばかり。この雌が1ヶ月ほどして生む次の世代もすべて雌だ。
夏、トドマツの根に移動した後に生まれる数世代も雄は見られない。
冬を前にトドマツを飛び立つ雪虫の腹には、もう子供が詰まっている。
ヤチダモに着くと10匹ほどを生むが、この段階で初めて雄の子供ができる。
雄の寿命は1週間だ。交尾が済むと死んでしまう。雌も、卵をひとつ生んで息絶える。
たった一個の卵のために、1年に何世代もの子供が生まれ2度の引越しを行う。
自然の営みはなんとはかなく、また豊かなのだろう。』
雪蛍、雪婆(ユキバンバ)とも呼ばれ、
道内でみかける雪虫はアブラムシ科のトドノネオオワタムシ。
トドマツの根にいる綿虫ということだ。
手の平に乗せてみる。
手の温もりは雪虫の命の灯火が消えるとき。
初雪が降るのも近いのかな~
“ネ~ネ~ か~ちゃん、起きてよ~
お腹が空いたよ~”
朝5時半、猫のふじとチャ~が寝ている枕元に座り、私を起こしにかかる。
そ知らぬ顔をしていると、交互に手が伸び、
布団をかぶると、中に手を入れてくる。
それでもそ知らぬ顔をしていると、
ガタガタガタガタ走りまわる。
う~~~~
“わかった! 起きればいいんでしょ!”
起き上がったとたん、
4匹のねこたちは食事処に一目散。
ニャ~ニュ~ニャ~
早く早く~~~!
“はい、どうぞ!”
待ってましたとばかり、パクパクパクパク。
毎日続く朝の始り・・・・
お腹が空いたよ~”
朝5時半、猫のふじとチャ~が寝ている枕元に座り、私を起こしにかかる。
そ知らぬ顔をしていると、交互に手が伸び、
布団をかぶると、中に手を入れてくる。
それでもそ知らぬ顔をしていると、
ガタガタガタガタ走りまわる。
う~~~~
“わかった! 起きればいいんでしょ!”
起き上がったとたん、
4匹のねこたちは食事処に一目散。
ニャ~ニュ~ニャ~
早く早く~~~!
“はい、どうぞ!”
待ってましたとばかり、パクパクパクパク。
毎日続く朝の始り・・・・