トマトの“あいこ”がどんどん色付いてきた。
畑に行く都度、一個、二個とお口にポイポイ。
食卓にあがる前にお腹に収まってしまう。
のどが渇いたな~ パクリ。
ちょっと小腹が減ったな~ パクリ。
それっていいな~
トマトの“あいこ”がどんどん色付いてきた。
畑に行く都度、一個、二個とお口にポイポイ。
食卓にあがる前にお腹に収まってしまう。
のどが渇いたな~ パクリ。
ちょっと小腹が減ったな~ パクリ。
それっていいな~
今日、久しぶりでカラオケでこの唄を歌った。
曲が流れてきた頃から、涙が溢れてきた。
この唄を聞くと、幼い時別れた長女を思い出してしまう。
別れた前の夫はギターが好きだった。
この「チューリップのアップリケ」もよく弾いて一緒に歌っていた。
側には幼い長女がいた。
長女はもう30代後半。
今でも、娘との別れを思い出すと涙がこぼれる。
初めての出産、6月18日の朝、痛みが強くなった。
間隔がどんどん近くなる。
そろそろだな~って感じてきた。
四つんばいで部屋の片付けをして、隣の人におむすびを握ってもらい、病院に向かった。
産声、娘との対面。
人生最高な時だった。
その娘と別れる日が来ようとは・・・・・
こんな事を書いていると、また涙がこぼれる。
きっと多くの人が同じような経験をしているんだろうな~
私は幸せ。
その娘が毎年北海道に遊びに来てくれる。
来月、会える。
長女も次女も息子も(息子はもうひと踏ん張りかな)、私にはもったいいほど、素敵な大人になっている。
そんな素敵な子供達を見ると、
私も負けていられない、なんて思ってしまう。
子供達に感謝です。
朝、畑に知人の猟師がやってきた。
「鹿の足が2本あるけどいるか~?」
「いる~~」
おとうさんが外でさばいている。
普段は私がやっているんだけど、今回はやってもらった。
“ぷんぷんいい匂い”
匂いを嗅ぎつけてチャチャと風太がやってきた。
骨は鍋で煮る。
“ぷんぷんなんだかいい匂い” 風太とちゃちゃが攻防戦。
“これは俺のだから!” “何言ってるのよ!私のよ!”
“とう~ちゃん煙いんだけど” と~ちゃんは古いストーブを出した。
畑にやってきたおとうさん、
「おかあさん、今日ジンギスカンしない?」
「やんないよ、やることいっぱいなんだから」
「ふ~~~~~ん」
今月は給食おばさんが週に2回。
午前中だけだが、一分の隙もない忙しさ。
今日は里芋とたこの韓国風煮物。
釜上げしたスライスたこ。
う~~、これだけでわさび醤油で食べた方が美味しいだろうな~
ちょっとひとくち味見を。
うん、やっぱわさび醤油だ。
最後にチンゲン菜を入れて出来上がり。
作っている最中は美味しいそうな匂いが漂っていたけど、出来上がってみたら・・・
残るだろうね~
スタッフの昼食はこの給食をみんなで食べる。
6人中4人が残している。
午後、やっぱ、沢山~~~~残ってきた。
おかずが残ればご飯も残る。
あ~~もったいない、もったない。
だんだん空が明るさを増してきた。
とうとう夜が明けてしまった。
4時、畑に行って来よう。
給食おばさんで帰宅後、横になったら2時間も寝てしまったせいか、夜はちっとも眠気がこない。
やることはタップリ。
午後もタップリ仕事。
15時頃、眠気がおそってきた。
やばい、トンネルの中で寝そう。
家に戻り、横になる。
たぶん、ず~~~と寝ちゃうだろうねな・・・・・
っと思いながら・・・・・
起きたのは0時だった・・・・・
おとうさんは昼に作ったカレーを食べ、
犬や猫達にご飯をあげてくれたよう。
これって、いいんじゃない?
寝たら勝ちだね。
あら、3時を過ぎてる。
さっきまで真っ暗だった外が明るくなっている。
外に出ると、空気がひんやりしている。
気温9度。
昨日、埼玉の熊谷では39,8度の猛暑。
すごい差だね。
今日が始まる。
おとうさんは最近、自動車を止めて、マウンテンバイクで職場に行っている。
その分、早く起きて早く出なくちゃいけないのに、
好きだね~
サラリーマン時代の札幌でも自転車通勤していて、その時はちゃんとヘルメットをかぶり、自転車用の衣装でキメテ、カッコよく行ってたけど、
ここは追分、山の中、
ヘルメットはかぶらず、着る物も地味。
それでも毎日、
それなりに衣装を考え、颯爽(?)と出かけていく。
私だって、
颯爽と乗っていたのに、
今、ほこりをかぶっている・・・・・
安い焼肉屋を教わり、行ってみた。
座卓に七輪が置かれ、炭が真っ赤かに燃えている。
わぉ~~、いい感じ!
塩ホルモンにサガリ、キムチ、野菜各種を注文。
ここはタレがない。
塩・コショウ・醤油のみ。
ギンギンに冷えたジョッキで、スーパードライをまずはグィと。
う~~~~旨い!
一人前の量が多くて、種類を食べられない。
おとうさんは決まった肉ばかりだし・・・
牛テールのスープ・冷麺もたまに食べたいなあ~、
ここの塩ホルモンは私にはどうも・・・・
は美味しかった・・・・
お父さんの息子と3人で “つぼ八” に行った。
わ~いわ~い、久しぶりだ~
ここはスーパードライ、う~~~~旨い!
だけど・・・
前に座るふたりは、コーラとジンジャエール。
食べるだけ食べたらもうおしまい。
私が飲み終わるのを待っている。
ゆっくり飲みたいのに・・・・
立て続けにグィグィグィ。
“もういいよ、帰ろう。”
あ~あ。
福島の知人から、さくらんぼの“佐藤錦”が送られてきた。
毎年この時期、送って下さる。
さくらんぼの美味しさは変わっていなかったけど、
変わったのがひとつある。
箱の中にこんなメッセージが入っていた。
東日本大震災による地震被害と原発事故放射能問題という 二重の 困難に直面している福島市ですが、市民が一丸となって、この未曾有の困難に立ち向かい、普段どおりの生活を取戻すべく懸命 の努力を続けています。
このような中、農家の皆さんは、今年も自慢の美味しい果物や野 菜を全国の皆様にお届けできるよう農作業に励んでいます。
現在、福島市の農産物は県が実施しているモニタリング調査の結果、国が定めた暫規制値を下回ったものだけを消費者皆 様にお届けしています。
どうぞ安心して、福島市の農産物をお召上がりください。
丹精こめて育てた農産物を皆様にご利用いただくことが、農家の皆さんにとってはこの上ない励ましです。
これからも、福島の農業を応援してくださいますようお願いいたします。
あわせて、福島市へのお越しを心よりお待ちしております。
平成23年6月
福島市長 瀬戸孝則
フレ~フレ~福島!!
夕方、外で走り回っていた風太。
“あら? 何を口に入れてるの?”
顔の片方がちょっと膨らんでいる。
口には何も入っていない。
“虫に刺されたのかな?”
犬でも刺されるんだね。なんて言っている内に、今度は両方のまぶたが腫れてきた。
目が見えなくなってきている。
夜8時半、“病院に行こう!”
「何か食べましたか? アレルギー症状ですね。」
外で何か食べたのかな~
注射2本と内服薬をもらい帰宅。
0時頃にはだいぶ腫れがひいている。
よかった。
翌朝、元の風太に戻っていた・・・・・・
夕方、険しい顔をしたば~ちゃんがやってきた。
「まちこさんいる?」
「どうしたの?」
「困った。じ~ちゃんがいないんだよ。」
「じ~ちゃん、4年前に死んだでしょう。」
「私が代わってあげればよかった。じ~ちゃん可哀相に。」
こういう時は、黙って聞いているのが一番。
しばらくして、「じゃ帰るわ。」
おにぎりを持って帰っていった。
夜8時半、またまた険しい顔でやってきた。
「まちこさんいる? どうしよう。」
「まあ~上がれば」
何かぶつぶつ言っているけど知らん顔。
お茶と白玉入りのお汁粉を出したら、ニコニコ顔に変わっている。
「昔銀座で働いていた時、近所にお汁粉屋さんがあって、そこと同じ味だわ。美味しい~!」
昔話を始めたら、何しに我が家に来たか忘れてる。
「朝早いの?」
「百姓だもん、4時半起きだよ。」
「早いね~」
「そうだよ、もう寝る時間なんだから、ばば、帰ってよ。」
「そうだね。何時だかわかんなくて」
「太陽が昇れば起きればいい、太陽が高くなったら昼寝して、太陽が沈んだら寝ればいい。」
「そうだ、じゃ帰るわ。ありがとうね。」
近いとは言え、真っ暗な夜道。
車で送っていく。
「じゃ~ね。お休み」
手を振って見送るば~ば。
一件落着。
明日用に、お汁粉用意しておこ~っと。
いささか疲労モード。
朝早くからせっせとやっているのに(はずだけど)、次から次と仕事が途切れない。
昼からちょっと横になったら、3時を過ぎている。
あらあら、畑に行ってこなくっちゃ。
お仕事、お仕事。
太陽がだいぶ西に沈み始めている。
日中、あんなに暑かったのに、空気が冷たくなってきた。
今日も、トンネルのビニールを下ろしてお・し・ま・い。
このビニール下ろし、毎度の事ながらきつい。
左足の感覚が鈍くなっている。
あ~~~
へなへなと座り込んでしまう。
真知子、立ち上げれ!
最後の気力をふりしぼれ!
終わった・・・・・
家に戻り椅子にどて~。
こんな日は食事の支度なんかしたくない。
美味しい生ビールが飲みたい。
千歳のキリンビール園でジンギスカンと生ビールを。
夫に言うがその気なし。
仕方がない夕飯を作るか。
ここは友達から〝飲みに来ない?〟って言われてもあしがない。
美味しい生ビールを飲みに行って来ようと思っても、あしがない。
電車に乗るにも歩いては行けない。
本数の少ない電車に乗っても、降りてからタクシーだ。
飲むとなれば、ひとりではにっちもさっちも。
結局、夫の運転が頼りになる。
ひとりでどこにでも行きたいのに。
初めて我が家を訪ねる人は〝いい所だね~〟って言う。
確かにいいけど・・・・
一日中もくもくと畑仕事をやって、疲労困憊していると、その空気を壊したい時がある。
空気の入れ替えをしたくなるんだ。
仕様がないから、洋服の入れ替えをもくもくとやった。
ここに住んでいると、着ない洋服がわんさとある。
なんか寂しいな~。
時々街が恋しくなる。
車に「鎌」を積んでいる。
この時期、どこもかしこも草だらけ。
伸び伸び育っている。
寒い雪も何のその。
春が来て芽を出し、強くたくましく元気に大きくなっているのに、、
「雑草」というだけで刈り取られてしまう。
ごめんね。
あなたたちはあまりに勢いがよくて、進入禁止区域まで進出してくるから、いけないんだよ。
と言う事で、
今朝は4時起床(一匹だけ早朝からニャア~ンニャア~ンってうるさいのなんの)
車でごみ出しに行ったついでに、あっちっこっち気になると、車を停めてはせっせと草刈り。
5時頃ごみ出しに行ったのに、帰ってきたのは7時。
長~いごみ出しだった・・・・
曇り空だったのでちょっとゆっくり出きるかな~って思っていたのに、陽射しがみえてきた。
畑に行って来なくっちゃ。
作業が満載。
嬉しいな~!(涙)
最近、畑に行くときは自転車に乗る。
わずかな距離だけど、
早朝は空気がひんやりして、気持ちがいいんだ。
今朝は自転車のかごに花を摘んで帰りました。
ハウスで大きくなっている、黄色のスターチスとかすみ草。
ペダルをこぐ人はおさげ髪に麦わら帽子をかぶった、年の頃は中学生位。
色白で笑顔の可愛い少女。
そんなイメージがある花かごの自転車。
後姿なら私にも・・・・・・・