横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

ウグイス嬢

2019年05月07日 16時59分26秒 | 

「おはようございます。朝早くから恐縮でございます。市議会候補の○○がご挨拶に伺っております。」

窓を開け、白い手袋でマイクを持つ爽やかな(?)真知子の声が街を走る。


ウグイス嬢の依頼を二つ返事で承諾。

 

原稿をもらうが、いまいち気がのらない。

アドリブで言っちゃお~!

「○○は出来る女です。」

「物申す女です。」

「強い女です。」

「家でも強い女です。」

(名前を間違えた。)

「△△ではありません。○○です。」

「投票日にはお間違いのないよう○○とお書きください。」

お天気がいいと、

「昨日とうって変わり爽やかな青空、この青空のように風通しのよい市議会を目指し○○頑張ります。」

自由にどうぞとの言葉で、すっかり楽しんじゃった。

一日1万円。

4日で4万頂いた。

楽しませてもらい、お金を頂戴する。

申し訳ない気分だけど、

真知子は幸せ!

 

また人との出会いがあった。

 

ちなみに一句、

候補者も ウグイス参謀 皆年金

終盤は ウグイスひばりに 変わりけれ

戦いが 終わってウグイス だみホケキョ

選挙中 旨い昼めし 嬉し悲し

 お粗末。


彼女は当選!

よかった、よかった。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


先入観

2019年01月15日 21時41分26秒 | 

“あの人は気難しいから。”

“あの人はキツイから。”

“あの人は付き合いずらいから。”

 

なんて親切に教えてくれる人がいる。

余計なお世話じゃ!

自分の主観を押し付けるんじゃないよ!

 

職場で、

 “あの利用者さんは気難しいから気をつけて。”

と新人の若いスタッフに言っている声が聞こえる。

言われたスタッフが、“お風呂に入りませんか?”とおずおず声を掛けている。

“風呂なんて面倒くさい、入らないよ。”と強い口調の利用者さん。

再度、親切に教えてくれた先輩の口真似で誘うが、やはり拒否。

“○○さんじゃないと駄目です。”と休みの先輩スタッフの名を挙げる。

あんたさぁ~その人がずっと休みだったらどうすんの?

自分でやるしかないんだよ。

情けないね。

なんて心で言ってしまった。

 

「気難しい」そんなじゃないのに。

ちょっとぶっきらぼうなだけ。

洋服の脱ぎ着がおっくうなんだよ。

洋服の上にパジャマを着て、またその上に洋服を着ている利用者さん。

重ねて着るのは簡単だけど、脱ぐのは面倒。

私だってお風呂に入っちゃえば気持ちがいいけど、それまでがおっくうなタイプ。

ただそれだけ。

“入らない!”と2度言われた位で、引き下るんじゃないよ。

ちょっとだけその若いスタッフに優しく物申し、

次回、彼氏が自分の言葉でどんな台詞でお風呂に誘い、

“やっぱ風呂は気持ちがいいなぁ~”と言わしめるかを楽しみにしている真知子であった。

初めて介護の世界に入った23歳の新人君、

学ぶことだらけだけど、

楽しんでよ!

他人の口に惑わせされるべからず。

他人の目を信用するべからず。

自分の目で、自分の心で感じ取って。

 

 

 

 

 

 


おば様が続く

2018年11月07日 08時17分48秒 | 

最近知り合った女性。

あるイベントで司会をされていて、その際言葉を交わしたのはほんの数言だけなのだが、

電話番号を記したメモを頂き、

数日後、一緒に食事をする事になった。

次から次へとおしゃべり。

好きな歌は?

同じ~!

物を書くのが、

好き~!

昔してみたかった事は?

役者。

私も~!

こ洒落れた小料理屋の個室。

おしゃべりに花が咲くが、好きなお酒がすすまない。

正面で座ると、

顔見知りならば、気楽におしゃべりが出来るが、

初対面だと黙っている訳にもいかず、妙に言葉が多くなってしまう。

心が見透かされるような気がするのだろうか

人の心なんて千差万別。

「目は口ほどに物を言う」

隣り合わせなら目を見ずにおしゃべりができる。

見せたくない心は見せなくともよい。

だから、

私はカウンターが好きなのかな。

今度は是非共隣り合わせで、ゆったりおしゃべりをしたいと感じ入った今回の食事会であった。

シャンソン好きなふたり。

今度はシャンソンを歌い合いたいと思う。

その日のためにも、我が家横の農道で、

♪ろくでなし~ろくでなし~♪とワンコに聞かせる散歩道。

彼女を花にたとえれば、

さしずめ百合かな~。

ゆりはゆりでもピンクのカサブランカ。

誇り高く、高貴で美しい。

私は雑草。

取柄はたくましく生きられること。生きてきたこと。

彼女も上品ながらたくましく生きている。

環境に違いはあれど、

四捨五入すれば共に70。

一層人生に磨きをかけ、カッコいいおばさんになろう!

そういえば、

テレビドラマのシーンで相手の顔を見ながら、言葉を選び、駆け引きをする政治家や企業のトップたちが高級料亭の座敷で会食をしている場面を見る。

いかに相手の懐をよむか。

たかがおばちゃんなれど、おばちゃんにも駆け引き能力が必要かと。

最近遊びが続いている真知子。

いかに夫から機嫌よく遊びに出してもらえるか・・

う~~~

今日の夕食、ちょっと頑張るか。


自分が起こした行動で何かがおきる。

これからも感じたことには言葉を発し、行きたいところに足を向けよう。

縁あり知り合った彼女との出会い。

60を過ぎ選んだ政治家の道。

どこにも属さずひとり頑張る無党派の彼女。

年齢からおばさんと呼ぶのか?

ならば彼女は素敵なおばさま。

ファイト!






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


おばさん

2018年10月29日 19時31分30秒 | 

最近、おばさんとの付き合いが続く。

以前の私だったらありえない事項。

私も普通におばさんさんなんだけど、ちょっと違うのよ。なんて思っていた。

と思う。

歌声喫茶で誘われ入った混声合唱団。

楽しかったけど、19時から21時までの練習場から自宅までの夜道運転が怖くて辞めた。

ドキドキしながら運転するのはダメだわ。

でも、その仲間のひとりと4時間カラオケを楽しんだ。

彼女は演歌オンリー。

演歌をあまり歌わない私にとってはとっても新鮮。

また上手なんだわ~

次から次にリクエスト。

仕事人間だった私にはこんな時間がなかった。

と言うより、おばさんと遊ぶことは頭になかった。

私はおばさんじゃないと思っていたから。

明後日はボランテアの音訳仲間4人とカラオケへ。

これさえも、音訳研修に参加をしたものの、途中何か違うかな~と辞めたにも関わらず、指導してくださったおば様方。

「おばさん」

響きがよくないけど、私的には関わることはないと思っていた。

人恋しくなったのかな。

て言うか、

自分も相応になっていたんだ。

バリバリ仕事をやり、アフターファイブは仲間と遊びまくり、

北海道に来ても、その余韻がなかなか消えなかった。

おばさんを軽視していた自分がいた。

鏡をみると、

おばさんになっていた。

お声掛けを頂き、とっても感謝です。

喜んでお仲間に入れさせてください。

その次はディスコで知り合ったご婦人とお食事の約束が。

幸せです。

本当にありがとう。

「おばさん」

どの方も素敵にカッコよく生きている。

私もおばさん。

カッコよく生きるぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


福島より

2018年09月14日 05時31分12秒 | 

福島の知人から電話あり。

“メールしても返事がないし、心配してました。大丈夫ですか?”

知人といってもまだ一度もお会いしたことがない。

昔追分でメロンを作っていた時、福島の知人から梨が送られ、とっても美味しかったので、

今度は自分が作ったメロンを食べて頂きたいと、生産者の方にお送りしたのがご縁で、

10年のお付き合いが続いている。

彼女も3・11で直接の被害はなかったが、

検査もきちんとし、問題がないにも関わらず、梨の売り上げが相当減ってしまった。

当時、横浜の娘に送ろうとした際は、

“娘さんに聞いてみて下さい。いやな方がいらっしゃるので”とわざわざ電話を頂いた。

幸い娘からは “大丈夫、気にしないよ。“との返事。

メロン栽培をやめてからも北海道のメロンをお届けしていたのだが、

“真知子さんのあの美味しいメロンは忘れられない。”

うん、私も食べてみるが、いまいち違う。

もちろん美味しいよ。

でも何か・・・

送らなくなった。

私も食べなくなった。

毎年梨の季節になると、きれいな文字で書かれた栽培便りが箱の中に入っており、

梨の味わいと彼女の便りを読むのが楽しみになっている。

「字は体を表す」

癖がなく、安定しており、のびやかで、落ち着いた文字。

きっと、考え方にブレがなく、気持ちが安定しており、集中力があり、一度決めたことは最後までやり遂げ ようとするタイプ。多くの信頼を集める人。

って書いてあった。

ほんにほんにその通り。・・だと感じている。

あ~~~それに比べて私の文字は・・

どんな「体」なのか。

いつかそんな彼女とお会いしたいと思っている。

 

 

 

 


ブログ友

2016年09月24日 21時06分40秒 | 

2013年、薪ストーブを検索中に出会ったブログ友。

数行のコメントをやりとりしてきただけの友だが、ブログを通じその方のつぶやきを聞かてもらっていた。

 こよなく北海道を愛するライダー旅人。

その友が旅の途中、立ち寄ってくださった。

初めて会う友。

51歳ながら、時に見せる少年のような笑顔。

懐の大きい、暖かく穏やかなお人柄。

手土産にと持参された増毛町の酒蔵、名酒「国稀」を共に飲み、遅くまで続く宴。

翌朝は昨日の雨が嘘のような風のない晴れ間が見える。

これから札幌の知人を訪ね、今夕、小樽港から帰還されるとの事。

風のように現れ、風のようにバイクに乗って去って行った。

息子の引っ越し手伝いとぶつかり、たいしたおもてなしも出来ず申し訳なかったが、

おしゃべりついでにちょっと言ってしまった愚痴。

いいおばさんが情けない情けない。

申し訳ないことが増えてしまった。

誠に申し訳ない。

今頃は船上だろうか。

いつかまた会うことがあれば、お手合わせをお願いしたいものだ。

出会いに乾杯!

 

 

 

 

 

 


言葉

2016年08月04日 22時28分02秒 | 

札幌に住む息子がやってきた。

帰り際、庭を見ながら、


“花、頑張ってるじゃん。”

 

庭を花いっぱいにしたくて、納得できる庭作りをしたくて、今、一番頑張っていることだったから。

とってもとっても嬉しかった。

いくつになっても、

頑張っていることを、口に出して褒めてもらえると、

キュンってなっちゃう。

口に出して言うってとっても大事だね。大切だね。

頑張っているのはわかっているからって、

黙っているより、声に出したほうがず~~~といいよ。

こんな息子を誇りに思う。

息子よ、ありがとう!

か~ちゃん、嬉しかったよ。

 

 

 

 


出会いから

2015年09月14日 15時07分39秒 | 

久しぶりにブログを開いたら、思わぬコメントが2件入っていた。

ひとつは「薪ストーブ」からの出会い。

ひとつはお店からの出会い。

出会いってどこから始まるかわかんないね。

「薪ストーブ」から出会った方は、嘘が苦手、何でも一生懸命、あきらめない、こだわりがあって、時に頑張り過ぎていないかなあ~って心配しちゃんだなあ~

PC内の言葉だけだけど、

PCの世界だけだけど、

人って、

結構、

素直になれるんじゃないのかな。

もうひとつのコメントの出会いは、中国の留学生。

帰国して一年半、どうしているか気に掛かっていたら、思わぬコメントでビックリ。涙が落ちてきた。

一番手間の掛かった留学生。とっても賢く面白く楽しく可笑しく、いつも笑いが絶えなかった。

また一緒に笑いたい。

「出会い」

素敵だな。

 

 

 

 


電話の声

2014年12月17日 19時27分31秒 | 

今日、気になることがあってある企業のテレホンコールセンターに電話。

“さようでございますか” “さようですか”

やたらとこの台詞が出てくる。

う~~~

なんか気になる。

心に響かないんだよね。

イライラしてきた。

電話を切る時、

“さようでございますかってとっても丁寧だと思うのだけど、あなたの言葉には暖かさが感じないの。”って言ってしまった。

“さようでございますか”って答えるかなあ~って思っていたら、

“わかりました”

でも、

その声にも暖かさが感じなかった。

気にしすぎるかなあ~

敬語って上手に使わないと敬語でなくなるよ。

敬語を使わなくても、ぶっきらぼな言葉でも、優しさを感じる人はいる。

相手の顔が見えない電話。

大事にしたい。

 

 


血の繋がり

2013年12月07日 14時58分02秒 | 

少し前の産院での取り違いニュース。

“時間を取り戻せたら・・”と男性が話している。

なんとも複雑な思いでニュースを見ていた。

自分の親、兄弟と信じて共に生きてきた60年。

それが突然、誰とも血縁関係がないと知る。

そして同じ血縁の籍に入る。

「血縁」

血の繋がりってなんなんだろう。

私も姉ふたりから“お前は誰に似たんだろうね。違うんじゃない?”と冗談とも言えない冗談を何度か聞かされてきた。

姉ふたりとは3歳まで一緒に暮らしただけ。

両親が離婚し、母に引き取られた私が姉に会ったのは成人になってから。

血の繋がりがあるとは言え、何十年も一緒に暮らしてないと、“姉さんだよ”って言われても実感がない。

戸籍謄本を取ってみた。

両親の実子。

取り違えられた男性も戸籍はもちろん実子。

だけど・・・

違かった・・・

成人して、姉に連れられ父に会いに行くが、私を一瞥もせず読んでいた英字新聞から最後まで目を離さなかった。

何の言葉もない。

新聞に隠され、記憶にあるのは微かな横顔。

「父」だったのだろうか。

母が死んでも、母と幼いとき別れ、母のよからぬ言動を見聞きしてきた姉ふたりは来なかった。 (献体希望で葬式の予定もなかったしね)

それに際し、何の思いもない。

他人のような存在になっている。

会う時は誰かが死んだ時か。

家族って、お互いがいたわり合って、愛情を持ち助け合い、一緒に悲しみ、一緒に笑い、

たとえ側にいなくとも深い愛情で結ばれていれば、他人同士でもそれは立派な家族。

私の父親が誰であろうと、

たいした問題じゃないと思うんだ。

母と誰かが結ばれ自分が生まれたことは確か。

今、北海道で心豊かに暮らしている自分を生み出してくれた事に感謝です。

でも・・・

思っちゃうんだ・・・

きっと、

私の父親はあの新聞を読んでた人だ。

保育園の登園時、手を握ってくれた人だ。

きっと、

何十年ぶりに会った末っ子の娘に、何て声を掛けていいのかわからなかっただけなんだ。

 

「血」ってやっかいだな~

家族は愛情で作れても遺伝子は愛情だけでは作れない。

私には父のどんな遺伝子を受け継いでいるのだろう。

取り違えられた男性も、そんな思いがあるんじゃないかな~

末っ子として育った男性が今度は長男として「兄さん」と呼ばれる立場に。

私も末っ子だったはずが現実には長女として育ってきた。

長女はひとり。

長男もひとり。

長男として新たに「血」の繋がった籍に入った男性。

そこで長男として育った相手側の男性は、もう長男でなくなる。

共に60、同年代。

自分に責任を持つ時期をとうに過ぎている。

楽しむ年代だ。

どうぞなにがあろうとも、惑うことなく、残りの人生を楽しんでください。

自分の言動を、

これは父親似、

これは母親似、って時に都合よく両親を振り分けている。

楽しんでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


歌える喜び

2013年11月30日 22時31分39秒 | 

“何着ようかなあ~”

寒い2階からいくつかを抱え、暖かい部屋でのファッションショー。

これは・・・

これも・・・・

決めた!

黒のロングスカートに赤のジャケット。

最近カットしたショートヘアーにワックスをつけてリーゼントもどきに。

う~~OK!

今日は歌う日なのだ。

それもカラオケではなく、生バンド付きで。

今日、ご一緒する方々は札幌の特別養護老人ホーム「コスモス苑」のディーサービスセンターで働く、私よりず~~~と若いカッコいい若者たちで、お会いするのは2回目。

歌合わせは今日が初めて。

まずは練習、

と思いきや、

“まずは乾杯しよう。”

本番前、練習をさせていただくお宅に伺うと、テーブルには沢山の料理が並び、冷蔵庫には沢山の缶ビールが出番はまだかと待ちあぐねていた。

う~~~

今日は飲まずにと思っていたのだけど・・・・

せっかくのお言葉、

飲もう!

乾杯~~~!

いいね~若い人たちと飲むのは。

“そろそろ練習しようか。”

“そこ違うね、もう一回”

カラオケではこうはいかない。

いい気分。

今日伺う所は、我が家から一時間ほど、2ユニットとディーサービスのグループホーム「安平の郷」。

ここには以前住んでいた追分町で、健康管理指導をしていた時のお年寄りが多く入居されており、久しぶりの再会となった。

どの方も自宅にいた頃よりちょっぴりふくよかになって、いい笑顔をされている。

“こんにちは、お久しぶり!”

美空ひばりの「真っ赤な太陽」「川の流れのように」、坂本九の「上をむいて歩こう」、小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」、ダ・カーポの「宗谷岬」、「青い山脈」、和田あきこの「あの鐘を鳴らすのは」

7曲を歌わさせていただいた。

歌うのが好き。

歌う場所があればどこにでも行きたい。

大きなステージでスポットライトに照らされ歌うのもいい気分。

今日のようにお年寄りの前で歌うのもいい気分。

歌えればいい気分。

練習不足だったのが申し訳なく、

そんな歌にも、“よかったよ、上手いね、身体気をつけてね。”

嬉しい言葉をいただいちゃった。

“いくつ?” “60です。”

“若いわね~!”

そうなんだ。まだ若いんだ。

したいことが沢山ある。

死ぬまで現役をめざして、エイエイオ~だね。

歌う機会を下さった「コスモス苑」の方々。

ありがとうございます。

いい気分の一日でした。

またいつかご一緒できる日を楽しみにしております。

練習場所と美味しい食事を用意してくださったホーム長、

ありがとう!

人っていいなあ~

縁があり出会い、またその縁から新たな出会いが。

人ってどこかで繋がっているんだね。

まだまだ自分勝手で自己満足な歌い方。

聴いていただける歌じゃないと。

みんな心を持っているから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


いまどきのお医者様

2013年11月30日 15時37分36秒 | 

ちょっと、だいぶ頑張ったのに、健診結果は思わぬものだった。

え~~~嘘~~

薬飲んだ方がいいのかな~

と思いつつも数ヶ月。

このところ肩凝りがひどく、試しに血圧を測ってみると、

158/92あら?ちょっと高めかな?

翌朝は162/94

要治療と書かれた健診結果の紙。

病院に行くか~

口コミで行った近医。

明るくゆったりとした待合室。

受付の若い女性もいい笑顔。

“先生はおふたりいるんですが希望はありますか?”

“いいえ、どなたでも”

名前を呼ばれ診察室に入る。

けっしておばさんではない若い女医だった、

明るいヘアーダイのショートカット、小顔のなかなかチャーミングな女医だ。

健診結果の数字を目の前のパソコンに打ち込んでいる。

“食事、運動等で頑張ってやってみたんですけど、この値だと内服したほうがいいんですか?”

“そうですね、○○の4倍以下の値が標準ですから飲んだ方がいいでしょう。”

“血圧のほうは?”

“一回、二回の値では判断できないので一週間、朝晩測定してみて下さい。”

“一応検査もしましょう。”

理路整然、ごもっとも。

しかしながら、

このお医者様、最後までほとんど私の顔を見ていない。

見ているのはカルテとパソコン。

ふ~~~

これだと診察時間は早く済み、診察の回転はいいだろうなあ~

患者は不安、心配等々を抱えてやってくると思うんだけど、

そんな思いを話す空気がない。

あれやこれや検査して、薬代、インフルエンザ接種代を含み約10000円の支払い。

大きい。

幸い、検査結果はなんの問題もなかったのでひと安心。

「医は仁術」

過去のものとなっているのか。

町医者ではなく街医者になっている。

そんな気がした受診だった。

 

 

 

 

 

 

 

 


一日一善

2013年11月27日 14時45分00秒 | 

朝7時半、用事あり札幌に向かう。

昨夜降った雪がまだうっすらとあちらこちらを覆っている。

行き交う車にも雪が。

路面電車が通る札幌の街に入いる。

あら?道路中央の路面電車が立ち往来している?

よく見ると、市電の前を一台の大型車両が塞いでいる。

故障のようだ。

電車の運転士と車の運転者が押しているが動かない。

横を車が通り過ぎて行く。

左端に車を停め、“ちょっと待ってて。”

おと~さんは車から降り、駆け足で故障車両に向かって行く。

市電の運転士は交通整理、男ふたり車を力一杯押す。

動いた。

車を前方道路まで移動し、市電は走り出した。

よかった、よかった。

こんなおと~さんってカッコいいな。

一日一善

私はまだ何も・・・・

 

 


2013年11月19日 23時20分21秒 | 

横浜で亡くなった母の年金手続きをする。

まずホームに行き、年金証書を受け取り、次にバス電車を乗り継ぎ、年金事務所へ。

ホームの方に書いていただく箇所があり再び電車バスを乗り継ぎホーム。

次にタクシーで区役所に行き、除籍された住民票を取る。

母の戸籍は東京なので郵送依頼し、

あとは、私の戸籍も必要なので北海道に戻ってからの手続きとなった。

ふ~~~

疲れた~~

人が死ぬと色々やらなければならないことが山ほどある。

今回母のおかげでその色々を勉強させてもらった。

献体希望だったので葬儀を省力できただけでも有り難かった。

病院で死亡届けを受け取り、

それを役所に届け、火葬許可書をもらい、

迎えに来た大学病院の方に手渡し、

母の荷物を整理し、

年金の手続き。

手渡された母の通帳。

昔、着物やバックなどを買い好きな男を追って家を出た後の買い物の支払いの為に、日勤の時は夜スナックで、夜勤明けの時は昼間ラーメン屋で働いたっけ。

その分が少しは帳消しになったかな。

生き様は大事だ。

だけど、

人間なんてちっぽけだよ。

立派なもんじゃない。

紆余曲折の人生

そうした中でも幸せを求め、

平安の日々を送りたいと願っている。

母は最期、平安の心持ちで死んでいったのだろうか。

母の人生は終わった。

自分のこれからの人生を考えなくちゃ。

縁あり一部上場のサラリーマンと再婚し老後は安泰と思いきや、縁あり追分でメロン作りをするようになり、縁ありリサイクルシャップをすることになり、縁あり今の住まいを買い、縁ありグループホームで働き、今の自分がいる。

「縁」

母と父が縁あり一緒になり私が生まれ、縁あり結婚し子供を授かり、縁あり横浜から北海道へ。

人生お先はわからない。

それが面白い。

さてさて私の人生、これからどんな「縁」続きがあるか。

楽しみ、楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 


ほっかほか

2013年09月29日 11時30分21秒 | 

夜勤明け、自転車で40キロを走りおとうさんが迎えにきた。

普段ならこのまま自宅に向かうのだけど、今日は予想外の展開に。

別のスタッフと職場の仲間のお宅訪問をすることになった。

厚真といえども広い。

まだ?

到着したところは、見渡す限り周囲は畑、広~い敷地にきれいに手入れをされた庭があり、その中に大きな家がど~っと。ご主人両親と二所帯で暮らしている。

大きな窓から燦燦と陽射しが降りそそぎ、家を遮るものは何もない。

遠くに2本の煙突(?)が見える。

「苫東厚真火力発電所」。

道内最大の石炭を燃料とする発電所で現在3基稼動し、総出力165万キロワット。

使用される石炭はすべて海外炭で8割は豪州、2割はインドネシア産という。

その高い2本の煙突にイルミネーションが付けられており、夜はさながら厚真スカイツリーか、はたまた厚真タワーか

ですって。

今度は是非夜にお宅訪問させてもらわなければ。

冷えたビールに、日光から送られて来たと言う、湯波刺、揚巻湯波、あぶり漬けに、秋田のいぶりがっこ、バターがほどよくしみ込んだパンが大きな食卓に運ばれ、奥様の姿がちょっと消えたかと思ったら、何種類かのぶどうを山盛りのせた器がテーブルにドンと。

おっ!すごい。

ハウスからもいできたと。

自家用で作っているんだって。

12時のチャイムを聞くと、

大葉を刻んだご飯に手作りイクラがど~っと乗ったイクラ丼が出てきた。

呑んべいには小丼のイクラ丼が。

は~~、なんて気のつく奥様。

ほどよい味付け。

いいね~ 最高!

お土産にぶどうを催促し、虎屋の羊羹、東京築地の浅草海苔まで頂戴し、私の手から飲み掛けのビールを取り上げ、よく冷えたビールが替わりに手渡され、もう感激!

ご夫婦は中学から一緒で、地元厚真を出る事なく、いつのまに夫婦になっていたという中学から換算すれば長~い付き合いのおふたり。

お2人ともほっかほかなんだ。

何時間でも居たい心地よさ。

にこにこにこにこ話を聞いてくれるんだ。

いいんだな~この空気。

冷えたビールに美味しい肴、居心地が良すぎててついつい長居をしてしまった。

ありがとう!

感謝です。

また今度お邪魔させてください。

前日から眠ることを忘れ飲んでいたという一緒に訪問した同僚は、その後どうしたやら・・・・

※「ゆば」うんちく

 日光は湯波、京都は湯葉と書くそうな。