横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

歌える喜び

2013年11月30日 22時31分39秒 | 

“何着ようかなあ~”

寒い2階からいくつかを抱え、暖かい部屋でのファッションショー。

これは・・・

これも・・・・

決めた!

黒のロングスカートに赤のジャケット。

最近カットしたショートヘアーにワックスをつけてリーゼントもどきに。

う~~OK!

今日は歌う日なのだ。

それもカラオケではなく、生バンド付きで。

今日、ご一緒する方々は札幌の特別養護老人ホーム「コスモス苑」のディーサービスセンターで働く、私よりず~~~と若いカッコいい若者たちで、お会いするのは2回目。

歌合わせは今日が初めて。

まずは練習、

と思いきや、

“まずは乾杯しよう。”

本番前、練習をさせていただくお宅に伺うと、テーブルには沢山の料理が並び、冷蔵庫には沢山の缶ビールが出番はまだかと待ちあぐねていた。

う~~~

今日は飲まずにと思っていたのだけど・・・・

せっかくのお言葉、

飲もう!

乾杯~~~!

いいね~若い人たちと飲むのは。

“そろそろ練習しようか。”

“そこ違うね、もう一回”

カラオケではこうはいかない。

いい気分。

今日伺う所は、我が家から一時間ほど、2ユニットとディーサービスのグループホーム「安平の郷」。

ここには以前住んでいた追分町で、健康管理指導をしていた時のお年寄りが多く入居されており、久しぶりの再会となった。

どの方も自宅にいた頃よりちょっぴりふくよかになって、いい笑顔をされている。

“こんにちは、お久しぶり!”

美空ひばりの「真っ赤な太陽」「川の流れのように」、坂本九の「上をむいて歩こう」、小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」、ダ・カーポの「宗谷岬」、「青い山脈」、和田あきこの「あの鐘を鳴らすのは」

7曲を歌わさせていただいた。

歌うのが好き。

歌う場所があればどこにでも行きたい。

大きなステージでスポットライトに照らされ歌うのもいい気分。

今日のようにお年寄りの前で歌うのもいい気分。

歌えればいい気分。

練習不足だったのが申し訳なく、

そんな歌にも、“よかったよ、上手いね、身体気をつけてね。”

嬉しい言葉をいただいちゃった。

“いくつ?” “60です。”

“若いわね~!”

そうなんだ。まだ若いんだ。

したいことが沢山ある。

死ぬまで現役をめざして、エイエイオ~だね。

歌う機会を下さった「コスモス苑」の方々。

ありがとうございます。

いい気分の一日でした。

またいつかご一緒できる日を楽しみにしております。

練習場所と美味しい食事を用意してくださったホーム長、

ありがとう!

人っていいなあ~

縁があり出会い、またその縁から新たな出会いが。

人ってどこかで繋がっているんだね。

まだまだ自分勝手で自己満足な歌い方。

聴いていただける歌じゃないと。

みんな心を持っているから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


いまどきのお医者様

2013年11月30日 15時37分36秒 | 

ちょっと、だいぶ頑張ったのに、健診結果は思わぬものだった。

え~~~嘘~~

薬飲んだ方がいいのかな~

と思いつつも数ヶ月。

このところ肩凝りがひどく、試しに血圧を測ってみると、

158/92あら?ちょっと高めかな?

翌朝は162/94

要治療と書かれた健診結果の紙。

病院に行くか~

口コミで行った近医。

明るくゆったりとした待合室。

受付の若い女性もいい笑顔。

“先生はおふたりいるんですが希望はありますか?”

“いいえ、どなたでも”

名前を呼ばれ診察室に入る。

けっしておばさんではない若い女医だった、

明るいヘアーダイのショートカット、小顔のなかなかチャーミングな女医だ。

健診結果の数字を目の前のパソコンに打ち込んでいる。

“食事、運動等で頑張ってやってみたんですけど、この値だと内服したほうがいいんですか?”

“そうですね、○○の4倍以下の値が標準ですから飲んだ方がいいでしょう。”

“血圧のほうは?”

“一回、二回の値では判断できないので一週間、朝晩測定してみて下さい。”

“一応検査もしましょう。”

理路整然、ごもっとも。

しかしながら、

このお医者様、最後までほとんど私の顔を見ていない。

見ているのはカルテとパソコン。

ふ~~~

これだと診察時間は早く済み、診察の回転はいいだろうなあ~

患者は不安、心配等々を抱えてやってくると思うんだけど、

そんな思いを話す空気がない。

あれやこれや検査して、薬代、インフルエンザ接種代を含み約10000円の支払い。

大きい。

幸い、検査結果はなんの問題もなかったのでひと安心。

「医は仁術」

過去のものとなっているのか。

町医者ではなく街医者になっている。

そんな気がした受診だった。

 

 

 

 

 

 

 

 


雪だ~~~

2013年11月29日 15時48分23秒 | 季節

朝、目が醒め、カーテンを開けると、曇りガラスの向こうが白い。

もしかして・・・

透明ガラスとくもりガラスの二重窓。

曇りガラスをそっと開けると・・

雪だ~~~~~~!

枯れ野のようだったら昨日までの景色が一変している。

 

歩いてみる。

ぎしぎしぎし、ぎしぎしぎし。

雪の音だ。

いつもの散歩道も、どこもかしこも真っ白。

♪犬は喜び 庭かけまわり~♪

風太は飛び回っていたけど、ば~ちゃんさくらは冷たいのが苦手、早々に部屋に入って行った。

私も早々に部屋に入り、暖かい部屋で窓からの雪景色を楽しむ。

しんしん雪が降りてくるのを見ているのって、不思議に心が落ち着くんだ。

ずっと見てても飽きないんだ。

そう、

見てるだけなら・・・・

とうとうこの季節がやってきちゃった。

テレビのニュースで「アイスバーンでスリップ。一人死亡」

雪が降り、融けた雪が凍って、車道がツルツルに。

昨日まで普通の生活をしていたのに・・・・

時に美しいと思える雪も、

一歩間違えれば、凶器となる。

長~い、雪に包まれる北海道の冬が始まった。

上手に付き合っていかないと。

それにしても、

雪は冷たいなあ~

寒いよ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 


一日一善

2013年11月27日 14時45分00秒 | 

朝7時半、用事あり札幌に向かう。

昨夜降った雪がまだうっすらとあちらこちらを覆っている。

行き交う車にも雪が。

路面電車が通る札幌の街に入いる。

あら?道路中央の路面電車が立ち往来している?

よく見ると、市電の前を一台の大型車両が塞いでいる。

故障のようだ。

電車の運転士と車の運転者が押しているが動かない。

横を車が通り過ぎて行く。

左端に車を停め、“ちょっと待ってて。”

おと~さんは車から降り、駆け足で故障車両に向かって行く。

市電の運転士は交通整理、男ふたり車を力一杯押す。

動いた。

車を前方道路まで移動し、市電は走り出した。

よかった、よかった。

こんなおと~さんってカッコいいな。

一日一善

私はまだ何も・・・・

 

 


警察署

2013年11月25日 23時42分08秒 | まちこつぶやき

遅まきながら運転免許証の住所変更手続きのため千歳警察署に行ってきた。

じろじろじろじろ

制服姿の窓口業務の方々、もくもくと、きびきびと仕事をこなしている。

ふ~~

民間の窓口だったら、要注意かな?

きびきびし過ぎているような。

もうちょっと明るい顔でもいいんじゃない。

また周りをじろじろ

見っけ。

「笑顔とあいさつ 広がる信頼」

「訪問者 笑顔で迎え 真摯な対応」

「市民との 心をつなぐ窓口業務」

う~~いい言葉。

でも・・

ただの紙切れ?

う~~~

笑顔が見たいな。

名前を呼ばれ、窓口の方とちょっと会話を。

笑顔見ちゃった。

うん、やっぱり笑顔はいいよ。

忙しくて余裕がないのかな~

窓口に来た人の顔を見るのではなく、いつも下ばかり見ているような。

どうぞ、書かれている言葉がただの紙切れではないことを・・・・

 

 

 


夜勤

2013年11月25日 20時54分09秒 | 仕事

19時半、遅番スタッフが帰り、ひとり夜勤が始まった。

カタンカタン、いつも聞く杖の音。

いつものようにいつもの○○さんがやってきた。

“何か頂戴”

“朝ご飯は7時なんだ、待ってもらえる?”

“7時?起こしてくれる?”

“はい、起こしに行くよ。”

“じゃ~お休みなさい。”

カタンカタン戻って行く。

戻っちゃうの?

もっとねばらないの?

何を言っても、“ちょっとでいいから” “もうちょっと” 

その言葉に負けていた夜勤なのに・・・

帰っちゃった・・・・

1時間後、カタンカタン。

来ない。

トイレだった。

そっと覗く。

部屋に戻って行く。

22時、カタンカタンやってきた。

でも・・・

すぐに“何か頂戴。” “あったかい牛乳頂戴。”の言葉は聞こえてこない。

“ホットミルク飲む?”

頷かれる。

“あ~美味しい!”

飲み終わると引いていた椅子を戻し、カップをカウンターに置き、“何時まで寝てればいい?”

“目が覚めるまで。”

頷きながらカタンカタン戻って行く。

それから3時半まで、カタンカタンの音は聞こえて来なかった。

3時半、“何か頂戴。”

“よ~く寝たね。”

“沢山寝ちゃった。ご飯何時?”  “7時”

時計を見ながら、“あと4時間位か、もう少し寝たほうがいい?”

“そうだね、今は夜明けが遅いからもうちょっと寝ようか。”

カタンカタン戻って行く。

5時半、“ご飯まだ?” “もう少し”

カタンカタン。

毎回の頻回なトイレ通い、頻回な、何か頂戴コール。

それが今日は・・・・

とってもいいんだけど・・・

何度も何度も来たら来たで、

もう~~~って思うときがあるけど、

来ないのも、

なんか拍子抜け。

夜な夜な活動好きなもうひとりの○○さんも21時頃よりグッスリ。

気になってお二人の部屋を何度も見に行っちゃった。

気持ちよさそうによく寝てる。

早出のスタッフから、“真知子ちゃんどうした?大変だった? トイレの紙は入ってないし、あれもしていないし、真知子ちゃんらしくないんだけど。”なんて言われちゃった。

今日の夜勤はどうも勝手が違ったような・・・・

さてさて次回の夜勤は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


気分がいいこと

2013年11月23日 21時15分30秒 | 家族

朝“モコおはよう!”って戸を開けると、ぴょんぴょん飛び跳ねて足元に寄ってくる。

人間のようなわかり易い表情はないけど、きっとにこにこ笑っている、

“よ~いどん!”

いつものようにいつもの道を走る。

秋蒔きの麦がちょっとだけ伸び、青く染まった畑を左右に、真っ直ぐ伸びる300mほどの農道を最近走っているんだ。

まあ~走るというよりは歩いてはいないよって感じかな。

60を過ぎてから変に健康を気にしている自分がいるんだ。

車移動ばかりだし、運動も特にやっていないから、何かやんなくちゃって思っちゃんだ。

歩くより走ったほうが効き目があるかな~って・・

でも効き目というより、以前は出来なかった事が出来た事がいいんだなあ~

もうダメだ~

って止めちゃうのは簡単。

すぐ出来ちゃう。

あそこまで行ったらもう止めよう。

そこに着いて、まだ行けそう。

またそこに着いて、まだいける。

あれ?着いちゃった。

メロンの時もそうだった。

30度を超える暑~い80mのトンネルハウスの中で、四つんばいになりながら作業をしていく。

もう少し、もう少し、もう少し

 

そんな時、自然に口から出るのはザードの「負けないで」。

 ♪負けないで、ほらそこに♪

♪ゴールは近づいている♪

頑張らなくちゃって感じじゃないんだ。

伸びたメロンのつるをきれいにして風通しよくしてあげる。

風通しよくなったメロンは風を感じ、陽射しを感じ、またすくすくと成長する。

それを見るのが楽しいんだなあ~

職場も家庭も風通しがいいと気分がいい。

だから今まで走るのを途中で止めちゃった自分じゃない自分に、“やったね!イエ~!”っていい気分なんだ。

でも、

だからって、“毎日走んなくちゃ”なんて思っていない。

ゆっくり歩くこともいい気分だから。

薪ストーブの揺れる炎を見ながら過ごしている今もいい気分。

足元が寒いからと薪ストーブの部屋に炬燵を置いたら、

炬燵の中では風太が、ストーブの前ではおと~さんが、座布団の上ではさくらがすやすやすやすやお休みタイム。

そんなみんなを眺める私。

あ~いい気分。

 

 


生きるって楽しい。

2013年11月22日 20時25分39秒 | 仕事

靴屋も面白かった。

店頭販売じゃなくフリーの営業。

飛び込みでキャバレーに行ったこともあった。

“すみません、仕事前にちょっと寄らせてもらいませんか?”前日店長にお願いして、翌日お姉さん好みの靴を持って商売。

気に入ればさっさと買ってくれるからやりやすかった。

靴のブランドも覚えた。

ゴムの販売も可笑しかったなあ~

何種類もの見本フアイルを見せながら、“どうこれ?”

もちろんお金が欲しいから働くんだけど、それ以上にそれぞれのご商売の実情を見させてもらい、見知らぬ人との多くの出会い、おしゃべり。

時に、“休んでいけば” とお茶やお菓子をご馳走になったりと、そんな人との繋がりがいいんだな~

まあ~こんな感じだから、人とは繋がっても収入に繋がらないんだなあ~

家に戻れば現実がある。

違った意味で現実逃避だったのかな。

なんやかんや色々やってきたけど、沢山の事を勉強させてもらった。

まともな結婚相手だったらきっとこんな経験はしなかったよね。

感謝かな。

“あなたは愛情を知らずにきた人だね”なんて言う人がいたけど、人の情け優しさを沢山もらったきた。

温い環境で今まできたら、きっと違う私がいるだよね。

今の自分、好きだよ。

お酒の失敗や男性との失敗、人に語れるような立派なことは何ひとつしてないけど、

いつも一生懸命だった。

人っていいんだなあ~

だから、

もっともっと人と接していきたいんだ。

それが今だったら明日にしない。

ひとのために生きるんじゃないから。

自分のために生きるんだから。

母との確執、

バカだったな。

あなたが自分のために生きたから、私はひとの寂しさ、悲しさ、優しさを知ることが出来た。

ありがとう。

若いときは見えなかったことが今みえることがある。

と言うことは・・・

もっと年をとれば、

もっとよく見えるのかな?

どんなものが見えるのか、ワクワク。

 

 

 

 

 

 

 

 


仕事アラカルトⅡ

2013年11月20日 16時48分52秒 | 仕事

好きだったのは八百屋と魚屋かな~

八百屋では野菜、果物の並べ方、照明の当て方、見分け方、いかに買ってもらえるかなどなどを教わった。

まだ車の免許を持っていなかったので暮れの繁忙時は原付バイクの後ろにみかんを2箱、足元に1箱を置き、よく配達に行ったっけ。

牛蒡や人参が古くなるときんぴらを作ったり、客とのやりとりなど、楽しかった。

店のおやじさんが“あんたは腕がいいから知り合いの八百屋で修行してみないか?”と言われちゃった。それって嬉しいけど八百屋になる気はなかったから・・・・

おやじさんありがとう。

しばらくして店を訪ねたらもうなかった・・・・

魚屋もよかった。

そこは神奈川県三浦市三崎の業者が店を出していて大きなビルのフロアーいっぱいに品物が置いてあった。

男性6人、女性2人。威勢のいい声が常に飛び交っていた。

ここでも魚の種類、さばき方、調理方法、陳列方法などを教わる。

まかない飯を作るのは女性。まぐろや鯖のあらを使ったり、売り物にならなくなった物で、いかに美味しく作るか、随分勉強させてもらった。

暮れとなればおおぜいの客で溢れていた。

ここももうなくなった。

あれだけ賑わったお店なのに、近くに大手スーパーが出来てからは衰退する一方。

客と対で話をしながら、料理方法を聞かれたり聞いたり、よかったんだけど・・・

時代なのかな。

地域によっては活気溢れる昔ながらの商店街も健在だ。

フレーフレー!

 


仕事アラカルトⅠ

2013年11月20日 01時18分20秒 | 仕事

今まで色々な仕事をやってきた。

新聞配達、ラーメン屋の皿洗い、ポーラ化粧品販売、ゴム販売、スナック、バー、クラブ、パブ、魚屋、八百屋、企業保養施設、学校給食、訪問看護、メロン栽培、リサイクルショップ、あと何かやったかなあ~

初めての仕事は中学生の時かな~。人様の自宅を掃除したり、簡単な子供の洋服やエプロンを頼まれて作ったりしてたっけ。

母が出て行ってから夜勤明けでバイトしたのがラーメン屋。優しいオヤジさんで色々食べさせてもらった。有り難かった。

日勤後は、初めて経験するするスナックでの仕事。お店の名前は「夜の銀狐」

ここで知り合った客と結婚。

別居中で、相手の女性と飲んで飲んで、酔うと天井が回ることを初めて知った。

ギターとマドロスバックを肩に掛け我が家にやってきた。

お金に疎い人だった。

初めて体験するバー勤め。

ママに“横に座ったら、相手の腿に手を当てるのよ。”と言われるが・・・

気にくわない客がいて、頭に飲みかけの水割りを掛けちゃった。

その男黙って名詞を出した。

○○組の若頭って書いてある。

“あんた、ここに若いもんがいないからよかったな~。いたら大変な事になっていたかもな。”

クラブでは名前を呼ばれてお客の席に。

お金がないのに、話題作りのため新聞2紙を取って情報収集。

新聞配達は3時半起床、カブで1時間ほどの仕事。スポーツ紙あり、経済紙あり、その順番を間違えるとそりゃ大変。

いい事もあった。毎日待っていてくれるお客さんがいたんだ。“ご苦労様” 嬉しかった。

雨の時はポストに“雨の中、ありがとうございます。”って書かれて紙が張ってあったり、

雨上がりの朝は朝露がきれいなんだ。

ある日、門柱に財布が置かれていた。お金が欲しかった。

財布には1万円が。

「ごめんなさい・・」

翌日、財布をポストに入れる。

それから何年か経って、封筒に1万円を入れポストに。

早朝、道路を走る車はスピードを出している。

路肩に停めておいたバイクに接触、散々。

配達途中で具合が悪くなり受診すると胃潰瘍と診断され入院を勧められるがとんでもない事。内服でなんとかしのぐが、もう無理だった。

子供が小さい時はなるべく側にいたいと思っていたから、短時間のバイトをちょこちょこしてたんだけど、水商売が一番嫌だったな~。馬鹿騒ぎが出来ないし、猫撫で声も出せないし、おねだりも苦手で早々に止めちゃった。

 

 

 

 

 

 

 


縁続き

2013年11月20日 00時13分05秒 | 家族

おと~さんとの出会い、

もう8年になるんだ。

私は横浜で看護師をし、おと~さんは札幌でサラリーマンをしていた。

夜、パソコンで遊んでいたらたどりついたメル友サイト。

書くのが好きだったのもあり、メル友での交流はなかなか面白く、ちょっとはまっちゃった。

何人かの人と会ったりもしたけど、どれもこれもパッとせず、

気がついたらおと~さんと最後までメールをしていた。

チャットをするが、じっくり考えてるのか返信が遅い。

当時、おと~さんは家内別居をしており、

“何やってんの、そんなの結婚って言えないよ、さっさと離婚すれば”

“子供のために・・”

“何が子供のためよ、もうみんな成人しているんだからそれこそ迷惑だよ”

なんて言いたい事を言って、

「つまんない男」って思っていたんだけど・・・・

私が交通事故で入院をしたら休みを取って横浜にやってきた。

保険会社とも折衝してくれ、当面の支払いもしてくれたのだった。

こんな人っているんだ・・・・

家には28歳の息子と21歳の息子がいるけど、いいか。

53歳の花嫁となった。

それから色々あった。

有り過ぎるほどあった。

早期退職、義母のアルツハイマー発症、義父の“ばばが出来なければもうメロン作りも終わりだ”の言葉で追分に移り住み、メロン作りを始めることに。

義父母が埼玉から開拓で移り住んだ築50年近いブロック作りの屋根裏が最初の住まい。

次に別の作業部屋の屋根裏、

慣れない農家の仕事。義父が癌を発症するが、入院を嫌い自宅点滴をし、“点滴が洩れてる”と畑に教えに来る義母の言葉で家に戻り差し替えをする毎日。

廃墟のような住まいを借り受け何とか住めるようになった時の喜び。

追分での生活は北海道の自然をまざまざと見せつけられた。

感動の毎日だった。

メロン作りの面白さを知り、人との出会いがあり、

横浜からさくらとモコがやってきて、メロンをムシャムシャ夜毎食べにくるアライクマ退治に飼う事になったアイリッシュセッターのチャチャと出会い、アライグマ捕獲の檻に捕まった猫の「梅」が生んだ4匹の猫と出会い、雪降る朝、育児放棄され放り出されていた生まれたばかりの風太と出会い、

歩けなくなり、“農業をする身体じゃない”と医者から言われ車椅子生活になり介護認定を受けたり、

メロン作りを止めようと決心したとき、リサイクルシャップの話があり、“やってみようか”

横浜から移ってきた息子の存在は大きかったな~

こんなそんなで今に至っている。

8年の月日、

いや~実に面白い。

おと~さんとの「縁」続き。

「縁」があってよかった。

私に最高な幸せをくれた。

縁は異なもの味なもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2013年11月19日 23時20分21秒 | 

横浜で亡くなった母の年金手続きをする。

まずホームに行き、年金証書を受け取り、次にバス電車を乗り継ぎ、年金事務所へ。

ホームの方に書いていただく箇所があり再び電車バスを乗り継ぎホーム。

次にタクシーで区役所に行き、除籍された住民票を取る。

母の戸籍は東京なので郵送依頼し、

あとは、私の戸籍も必要なので北海道に戻ってからの手続きとなった。

ふ~~~

疲れた~~

人が死ぬと色々やらなければならないことが山ほどある。

今回母のおかげでその色々を勉強させてもらった。

献体希望だったので葬儀を省力できただけでも有り難かった。

病院で死亡届けを受け取り、

それを役所に届け、火葬許可書をもらい、

迎えに来た大学病院の方に手渡し、

母の荷物を整理し、

年金の手続き。

手渡された母の通帳。

昔、着物やバックなどを買い好きな男を追って家を出た後の買い物の支払いの為に、日勤の時は夜スナックで、夜勤明けの時は昼間ラーメン屋で働いたっけ。

その分が少しは帳消しになったかな。

生き様は大事だ。

だけど、

人間なんてちっぽけだよ。

立派なもんじゃない。

紆余曲折の人生

そうした中でも幸せを求め、

平安の日々を送りたいと願っている。

母は最期、平安の心持ちで死んでいったのだろうか。

母の人生は終わった。

自分のこれからの人生を考えなくちゃ。

縁あり一部上場のサラリーマンと再婚し老後は安泰と思いきや、縁あり追分でメロン作りをするようになり、縁ありリサイクルシャップをすることになり、縁あり今の住まいを買い、縁ありグループホームで働き、今の自分がいる。

「縁」

母と父が縁あり一緒になり私が生まれ、縁あり結婚し子供を授かり、縁あり横浜から北海道へ。

人生お先はわからない。

それが面白い。

さてさて私の人生、これからどんな「縁」続きがあるか。

楽しみ、楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 


久しぶりの夜勤

2013年11月19日 22時02分24秒 | 仕事

10日ぶりの夜勤、なんか変わったことはあったかなあ・・・・

介護記録を読む。

夜間頻回にトイレ通いと“おなか空いた、何か頂戴”とリビング通いをする○○さん、う~~変わってないな~

夜間、時に元気になる○○さん、う~~変わってないな~

19時半、9人すべての方が部屋に戻られ、すでに休まれている方も。

遅番スタッフは帰宅、一人夜勤の始まりだ。

カタカタ、早速杖の音をさせながらリビングにやってきた。

“おなか空いた、何か頂戴”

○○さんが残された夕飯のおかずをお出しする。

完食。

カタカタと戻っていく。

と、“何すんの!”と○○さんの大きな声が聞こえてくる。

もう一人の夜遊び好きな○○さんと遭遇したのだった。

さっきまで寝ていたんだけど・・・・

それからお二人だけの長い夜が始まった。

おひとりは眠剤を飲んだ後も寝る事はなく10分~30分間隔でトイレに通い、、

もうひとかたは寝たかな~と思いきや、昼にはあまり見せないスタスタと軽やかな足取りで部屋から出て、“誰だ~!”各部屋のドアを蹴り始める。

最近は他の入居者の方々はよく知れたもので内鍵を掛け休まれている。

傍観する。

今度は床に座り、見えない何かを拾い始めている。

今度は床に仰向けに寝ている。

今度は股に手を当て、大事な代物を出そうとしている。

こりゃまずい。

トイレにご案内。

ソファーに横になり寝たフリをしていると、ツンツン突っついてくる。

“部屋に行こう”

“は~い”

部屋にご一緒し、側に寄り添う。

す~す~

寝息が聞こえてくる。

そ~っと部屋を出る。

もう大丈夫かな・・・

30分も経たないうちに、スタスタ。

3時が過ぎ、4時が過ぎ、夏だったら夜が明けてるなあ~っと思いながら、5時を迎える。

ぼつぼつ他の方が起き始め、

いつの間に空が白ばんでいる。

夜勤明け、いつもならカラオケにレッツゴー!なはずが・・・

車中、あくび連発。

真っ直ぐ自宅に戻り、4時近くまで寝てしまったのだった。

久しぶりの夜勤、

なかなかのお出迎えだった・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 


横浜から戻る

2013年11月16日 23時35分46秒 | 家族

一週間ぶりに横浜から帰宅。

たった一週間なのに、景色が変わっている。

好きだったもみじは一枚の葉も残す事なく散りゆき、その葉は枯葉色に染まり、カラカラ丸く姿を変え地面に落ち、実は落ちてもまだ緑色だった栗の葉は黄色に染まっている。

あら?ここにテーブルと椅子があったと思ったけど・・・

除雪のために端に寄せられ、

周囲の木々もすっかり葉を落とし、

風通しのよい空間が出来上がっていた。

留守中、今季初めての雪が降ったと聞く。

そんなんだ、本格的な冬がやってきたんだ。

外の蛇口をひねったら水が出ない。

留守中、氷点下になり、凍ちゃったんだって。

だからもう出ないようになっている。

て言う事は、

もう外で洗髪出来ないんだ。

薪でお湯を沸かしながらの外洗髪はけっこう気に入ってたのに、

残念。

今度は5月頃からかな。

北海道に移り住んだ息子の東京出張に合わせ、横浜では子供3人とその家族みんなで遊び、

よく飲み、よく食べ、よく働き、

どこに行くにも、バス、電車を乗り継ぎ移動。

都会は歩くところなんだと実感。

足腰が強くなったような・・・

強くなった勢いで、19時半自宅に戻ってまず始めたのは掃除。

おとうさんがバイトで20時から0時まで不在なので、一層やりやすい。

せっせせっせとお掃除、お掃除。

う~~きれいになった。

翌日、

「イタイ!!」

患肢の左足に強い痛みがひっきりなしに襲う。

またか・・・・

コルセットで固定し、部屋を暖め、いっとき我慢をするが、ダメ!

鎮痛剤を服用。

痛みは消えた・・・

薬ってすごいなあ~って思うけど、あまり好きじゃないんだな~

まあ、ほどほどに付き合っていけばいいいのかな。

薪ストーブのガラス窓から、赤くゆらゆらと炎が燃えているのを眺め、その上でシュンシュンとお湯が沸く音に耳を留める。

これが好きなんだ。

この温かさで足の痛みも消えていく。

11月も半分が過ぎ、残すカレンダーはあと一枚。

厳寒な北海道の冬はすぐそこに。

寒さは痛みを誘うけど、

横浜で子供たち孫と過ごした一週間は、まだしばらく心に温かさをもたらさせてくれる。

おとうさん、

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 


危機一髪!!

2013年11月06日 12時53分42秒 | 動物

夜勤の通勤途中、16時半頃いつもの道を走っていた。

あっ! ぶつかる~~~!!!!

急ブレーキをかける。

ふ~~~

相手は急にきびすを返す。

事故は回避。

危機一髪。

普通だったら真っ直ぐ横断するので、100%衝突。

買ったばかりの赤いビッツのフロントガラスは割れ、パンパーも壊れ仕事どころじゃなかった。

鹿が3頭、脇道から不意に飛び出して道路を横切ろうとしていたところだった。

先頭の鹿がきびすを返したので、後の2頭は動かず立ち留まったのでほっと。

ほんとに良かった。

雄で90-140kg、雌で70-100kg、衝突したらかなりの衝撃だろうね。

この道では以前も同じ時間帯、大きな角を持つ雄鹿と遭遇したことがある。

その時はネットに囲まれた道路際だったのでネット越しにジッと見つめ合っちゃった。

可愛い目をしているんだ~

だけど増えすぎちゃって、農林業に多大な被害を及ぼしている。

億単位の被害。

鹿にとっては生きるため、

人間にとっても生きるため。

そうなんだよね~

この子たちを見ているとそんな事考えたくないんだけど、現実がある。

鹿と遭遇する都度、

このたちの未来はどうなるんだろうって考えちゃう。