アイリッシュセッター、10歳のちゃちゃ。
外に出ると、
ハウスに真っ先に駆け出す。
きゅうり、トマト、
ちゃちゃの大好物が待っている。
食べたい、食べたい~~
入ろうとする寸前、
“ちゃちゃダメ!” 見つかっちゃった・・・
おっとと、
ユータンするちゃちゃ。
“待って、いまあげるから。”
お座りしてじっと真知子を見つめる。
早く、早く~
大好きなんだなあ~
アイリッシュセッター、10歳のちゃちゃ。
外に出ると、
ハウスに真っ先に駆け出す。
きゅうり、トマト、
ちゃちゃの大好物が待っている。
食べたい、食べたい~~
入ろうとする寸前、
“ちゃちゃダメ!” 見つかっちゃった・・・
おっとと、
ユータンするちゃちゃ。
“待って、いまあげるから。”
お座りしてじっと真知子を見つめる。
早く、早く~
大好きなんだなあ~
庭の百合。
ひと枝を挿しただけで、
芳醇な香りが家全体を包み込む。
寝る部屋に置いた百合の香りが鼻につき、寝付かれない。
花瓶を移動。
なんでもほどほど。
外に挿してみた。
暑い!
猛烈暑い!
32℃を表示している。
5時、庭の花たちの水やり、
伸びた雑草取り。
なんだか、身体が変。
部屋に入る。
あ~軽い熱中症だ。
脱げる物lは脱いで、
冷たい飲み物を流し込み、
扇風機を回し、
身体を休める。
だんだん落ち着いてきた。
北海道のクーラー設置は25%ほどらしい。
涼しいはずの北海道が、年々暑くなっているそうだ。
地球温暖化?
只今21時半、室温28℃湿度65%、外気温28℃。
風なし。
暑い!
夜は窓を開けていると寒いくらいなのに、
今晩は違う。
家に居ながらにして熱中症になりそうな勢い。
寝られないのはツライ。
そう思い、
ワインがもうじき空く。
いい心持ちで暑さを感じず、朝まで気持ちよく眠れそう。
まあ、
人それぞれだけど、
私の、真夏の熟眠法かな。
今日もしとしと。
コスモスはこうべを垂れ、
カエルさんは百合の芳香に酔いしれ、
ハチさんは忙しく美味しい蜜を捜し回っている。
いつものように朝5時、わんこと外に出ると、
う?
何の音も聞こえてこない。
風の音も、
鳥のさえずりも、
し~んとしている。
こんな感覚あまりないんだ。
ちょっとびっくり。
7時を過ぎたのに、まだひっそり。
私も今日は、ひっそりしていよう。
今巷で、どこかの芸人さんが契約解除やら謹慎やらと騒がしくテレビ報道がされている。
どこでも似たようなことがあるんだなあ~
俺が一番。
俺がノーと言ったらノー。
俺が言った。といったら言った。
厄介事には、
あ~面倒臭い。もういい!
止めだ、止めだ~!
優しいんだけどね。
昭和のお父さん感じ。
お山の大将。
家で天下を取るくらいなら可愛い。
会社になったら、組織が大きくなったら、
ちょっと待って。
思考は単純、明快。
理路整然が苦手。
口に出してしばらくすると、
あっ言ってまった・・
いいところが沢山あるのに。
まあ、人のこと言えない私だけど。
人間って面白いよね。
ほんと面白い。
楽しいよ。
それにしても、
一般の企業勤めで、反社会団体で副業してお金をもらったら、普通は首になるんじゃないのかな~
芸能界ってなんか不思議な世界だな。
紋白蝶がひらひらひらひら、花から花へ。
熊蜂がぶんぶんぶんぶん美味しい蜜を求め、飛び回る。
庭は生き物たちの生活場所。
土を掘る。
あらミミズさん。ごめんごめん。
急いで土を掛ける。
小鳥が何かついばんでいる。
用事が終わるまで待ってるよ。
あら、猫が立ち止まってこっちを見ている。
静かに静かに。
家に居ると、
ゆっくり時間が流れていく。
いいんだな~
でも、
仕事もしたくなるんだな~
7月14日、生バンドをバックに、ちょっぴりカッコつけて、いい気分で歌うはずだった。
黒のミニスカートに黒と白のジャケット。
息子の彼女に札幌でイヤリングを選んでもらい、
「うん、これでOK!バッチリ!」
歌詞も覚えた。
本番を待つばかり。
だった・・・・・
社長から電話が。
“仕事辞めたいんだって?”
バンドリーダーは職場の社長。
一週間前、職場の責任者に退職の意向を伝えていた。
相棒は同年輩のおばさん。
一緒に仕事をしている間、ず~~~とおしゃべりしている。
なんでここまで知っている?と思うほどの情報が次から次へと滑らかに口から飛び出す。
う~~~~
当初、
“役割を決めた方がいいと思うから、私は中を、貴方は外回りをやってね。”
彼女は足を引きずっている。
それもあって、承諾した。
フロアーを駆けずり周る私。
中で絶えずおしゃべりしながら、
時にあれやって、これやって。
自宅に戻ると、
ふ~~
彼女と一緒に仕事をするのが苦痛になった。
出勤拒否状態。
2~3日休ませてもらおう。
退職の意向を伝えてから一週間何も言って来なかった社長が、
“いつ辞めるの?”
“きりのいいところで。”
“じゃ今日で辞めるということで。歌はどうするの?”
“歌はやりたいです。”
“ふ~~また連絡するから、明日の練習は来なくていいから。”
仕事を辞めたら歌は辞めてもらう。
暗に、そんな思いが伝わってきた。
“辞めます。”
“了解です。なかったことに。宜しくです。”
終わった。
一生懸命練習していたから、
切なく寂しかった。
ひと時、
楽しい時間をもらった。
感謝しよう。
ちょっと落ち込んだけど、
元に戻った。
8月3日、昔住んでいた追分夏祭りのカラオケ大会に申し込んだ。
“追分の住人じゃないですがいいですか?”
“お久しぶりです。お元気ですか? どうぞ歌って下さい。”
担当の方は覚えていて下さった。
4000人ほどの小さな町。
地震の被害が大きかった追分だが、
道の駅がオープンし、連日賑わいを見せている。
短い北海道の夏。
追分もイベントが目白押しだ。
8月には音楽祭もある。
楽しも。
増えすぎ、ぎゅうぎゅう詰めの中で咲いていた庭の花。
外に挿したら、
風に吹かれ、
とっても気持ちがよさそう。
側で、
刈り取りを待つ小麦が見つめている。