しゃぼん玉とおおはしゃぎ。
♪しゃぼん玉とんだ、屋根までとんだ♪
4歳の孫は久しぶりの通園。
う~~~
朝の動きが鈍い。
う~~
わかるなあ~
でもね、
ママは仕事。
ババは北海道に帰る日。
自転車の後ろに乗り、泣きながら、後ろを振りかえ振りかえ、ちっちゃな手を降って保育園に向かった。
涙顔をお友達に見せたくなかったのか、“顔拭いて”
北海道に戻り、夜、娘から電話あり。
“真知子がいないからと泣いて・・ちょっと声掛けてあげて”
“うん・・” “うん・・”
普段おしゃべりしてくれるのに、言葉が少ない。
翌朝、娘からのメールには・・・
「昨日の夜は、真知子がいなくてさびしい・・と、しくしく泣き出し、落ち着いたかと思えば、また思い出して泣き、しまいには、御殿場で撮った携帯写真を見ながら、3人で川の字になって寝ました。
泣き顔がいじらしくて、キュンキュンしちゃった。」
このメールで私もキュンキュン。
幸せな真知子ババだなあ~
今度はいつ会えるかな。
長女一家もやってきた。
今年はニセコでスノボーを楽しんでいった。
“ここはどこ?”と思うほど、英語の看板が並び、道行く人も外国の方が多く歩かれている。
世界屈指の雪質を持つと言われるニセコ。国際的スキー場になっている。
この時期、オーストラリアは真夏。サマーバケーションで訪れる方が多いと聞く。
そういえば欧州の方が多いかな~
コンドミニアムに宿泊し、私はもっぱらおさんどん。
スキーの腕前をあげた孫の朔。大好きなか~ちゃとソリのようにスノボーで滑ろうとしたけど上手く進まない。と~ちゃん助けて~
か~ちゃんカッコいい!
と~ちゃんもすごいんだよ。
夏はサーファーに変身。
あっちこっちに遊びに連れてってくれるんだ。
沖縄も行ったよ。海が透き通っていたよ。
今僕がはまっているのは「あやとり」。ちょちょいのちょい。
前歯が抜けてちょっと恥ずかしい・・・
新しい真知子ババの家は一泊だけでゆっくり出来なかったから、ババはちょっぴり寂しがっていた。
今度ゆっくり遊んであげるからね。
横浜から遊びに来た孫の楓雅。
ちょっとドキドキしたけど風太に触れたよ。
ママと一緒だと何でも出来ちゃう。
ママ大好き。
ひとりでも滑れるから見ててね。 追いかけっこだってつかまんないよ~
今度はいつ北海道に来てくれるかな?
やっと来た来た娘一家。
待ち遠しかったんだ。
でも、
忙しくてゆっくり孫と遊んだり写真を撮ったりが出来なかった。
しばらく見ない内に、孫はすっかり少年になっていた。
可愛い腕白坊主だ。
ズボンに木刀を刺し、立派な(?)剣士に変身。
棒を見れば武器にして、ヒヤヒヤ。
畑では、大好きな母ちゃんと野菜の収穫を手伝ってくれた。
近くの「鹿公園」で自転車乗りに挑戦。
見事に乗る事が出来た。
得意満面の顔、“どいて~じゃましないでよ~”
何周も何周も乗って、最後はお疲れモードでちょっと接触し、転倒。
それでも、
“明日も行こう!” やる気まんまん。
よほど嬉しかったんだね。
あっという間の5泊6日。
大事な夏休みなのに娘夫婦には手伝いばかり頼んで。
ごめんね。
帰宅した娘からこんなメールが届いた。
おはよう!
こちらは快晴でも少し風があって、思ったほど暑くない。
この時間時も真知子が一人で畑をやっていると思うと胸が痛むよ。
もっと手伝いたかった。
今回私は充分ゆっくりさせてもらったし(おかげで畑はあんまり手伝えなかったけど)、みぞもサクとたくさん遊んだし大満足の滞在だったわ。
真知子もお父さんもどうもありがとう。
涙が落ちそうになった。
コップに入った3本の歯ブラシ、孫の長靴、きれいに片付けられた布団。
そんなのを目にすると、ふっと寂しさがこみ上げてきた。
メロンが一段落したら今度は私が横浜に行ってこよっと。
孫を保育園に迎えに行き、夕飯を作って娘夫婦を待つ。
その間、夏に出来なかったおしゃべりを沢山して、沢山遊んで。
夫婦共稼ぎ、大変だけど身体に気をつけて。
それにしても滞在中はよく飲んだ・・・・・・・
これどう?
「MACHIKO」ブランド作成、孫のTシャツ。
なかなかイカシテルと思わない?
PCでデザインを作って、シートにプリントし、アイロンで転写。
娘は気に入ってくれるかな。
か~ちゃんが一人で頑張って作っていたのは・・・
テーブルと椅子だった。
この日はすご~くいいお天気だったから、お昼ご飯は外でジンギスカンをしようって言ってたんだ。
か~ちゃんはそのために作ってくれてたんだ。
みんな食べることに夢中になって、写真を撮るのを忘れちゃった。
雪のテーブルと雪の椅子。
ちょっとお尻が冷たかったけど、
雪景色の中、真っ青な空の下で、雪のテーブルと椅子でみんなでジンギスカンをするなんて、
いいなあ~
と~ちゃんもか~ちゃんもきんやじ~じも真知子ば~ば、みんなにこにこしてたよ。
今日はとてもいい天気
空が青いよ。
お日様の光が眩しい。
木は真っ直ぐ立ったまんま。
全然動かない。
わ~いわ~い
外で遊ぼ~っと。
と~ちゃんもか~ちゃんも遊んでる。
か~ちゃんはスコップで一生懸命、雪と格闘しているよ。
僕とと~ちゃんはそり遊び。
とってもとっても楽しくて、
と~ちゃんがジャンプに挑戦したんだけど、
「イテ!、ケツが割れる~!」って大騒ぎ。
僕もチョッピリお尻が痛かったけど、我慢したよ。
でもそんなと~ちゃんを見て、僕、可笑しくて可笑しくて。
か~ちゃんも横でニコニコ笑っている。
皆~な、笑っている。
いいいんだ、いいんだ、
これっていいんだ。
でも・・・・
地震でと~ちゃんやか~ちゃんがいなくなっちゃた子供が沢山いるんだって。
あんまり我がままを言わないように気をつけるよ。
か~ちゃんが作ってくれたご飯はよく食べて、大きくなるよ。
朔
テレビを観ると~ちゃんと僕。
と~ちゃんの背中は大きくて広いな~
いつ、と~ちゃんに追いつくだろう。
僕が追いついた時は、
と~ちゃん、年を取っているのかな~
背中がちっちゃくなっているのかな~
と~ちゃん、
もうしばらく大きな背中を見させてね。
横浜から長女一家が遊びに来た。
地震の時、夫婦は職場、子供は保育園。
2回目の地震で退社避難が出されるが電車は不通。
帰宅難民となってしまった。
会社がある鶴見から自宅の磯子まで、電車ではその距離約17キロ。
保育園に預けている4歳の息子が心配だ。
夫婦で歩く事3時間半。
よく歩いたね。
家族3人無事で何より。
よかったよかった。
横浜の娘から、
「今、とっても忙しいから、ちょっとミシン仕事やって」っと保育園で使う、パジャ入れの作成を依頼される。
生地やさんに行き、
「男の子なんですが車が好きで~」
「じゃこれがいいですよ」
トミカのキャラクター生地。
「あら、いいんじゃない」
会計時、「えっ!?」
こんなにするんだ。
よ~し、1cmの無駄もなく作らなくっちゃ。
カッコいいのを作るからね~
待っててね~
今回の吹雪。
2008年2月、1歳4ヶ月の孫を連れ、初めて北海道を訪れた長女一家を思い出す。
明日は札幌泊まりで千歳に戻るという日、
「たまには夫婦水入らずもいいんじゃない?」
娘夫婦をそそのかし、まんまと孫を手掌に収め、札幌に送り出したのだった。
家の中は心地よい空気が充満し、孫の寝顔を見つつ幸せな深い眠りに落ちていた。
外は風と雪が暴れ狂っていたのを知る由もなかった。
翌朝、外の様子を見に行った夫。
「すごい雪だ。車は入って来られない、歩くのもやっとだ。どうやって朔を連れ出そう」
大変な事になっていた。
何としても孫を娘夫婦に託さないと・・
脱出作戦が決行された。
キョトンとした孫を防寒着で包み、ソリに乗せ引っ張るがスムーズに進まない。夫は孫を抱え込み、後ろには左手に乳母車、右手にはビニールに包んだ孫の荷物を引きずるババが続く。いざ出陣!
通常ルートは背丈ほどの雪の吹き溜まりが出来、通行不能。遠回りだが、畑に続く道しかない。その距離一キロ。雪は容赦なく吹きつけ、足は埋まり、何度となく止まる。孫を吹雪から守るように両手で抱きかかえ、前を進む夫の姿を追いながら後を歩く。
だんだん夫の姿が遠くなる。孫の泣き声が聞こえてくる。
(あと一歩、もう少しで車道に出る。)
しかしそこも雪の吹きだまりだった。帽子が飛ばされた。夫の姿が見えない。兄さんの家にたどり着いたのだろう。
「姉さんに朔を預けたから」
夫は見事に脱出させたのだった。
部屋に入るとストーブの前で抱かれている孫の姿があった。
(よかった、よかった~)
朔をぎゅっと抱きしめる。ちっちゃな手と足が冷たかった。
(ごめんね。さ~これからお父さんとお母さんに会いに行こうね。)
空港で娘の姿を見つけた孫の顔には大きな笑顔が広がり、ニコニコと近くの人に愛嬌をふりまいている。
娘夫婦もまた、札幌から車での道中、大変な思いで空港にたどり着き、飛行機が離陸したのは予定の3時間後だった。
この日の猛吹雪は北海道観測史上、47年ぶりだったと聞く。
吹雪をみると思い出す、忘れることの出来ないこの日の脱出劇である。
今日は帰る日だって。
北海道に来て3日目から調子が悪かったから、心も弱っていたんだ。
「ママ~ ママ~!」っていつもくっついていた。
“北海道でのんびりしよ~う!”っと言っていたママ。
ごめんね、ゆっくりさせてあげられなくて。
僕も予定外だった。
去年は沢山、お外で遊んだのにね。
帰る日、雪が降っていた。
真知子ば~ばの運転でぐるって雪景色を見てきた。
お馬さんが沢山いたよ。
お馬さん、暖かくなったらまた会いに来るよ。
バイバイ!
真知子ば~ばの歌の応援に来たんだけど、ついこの間まで僕も体調が悪かったんだ。
北海道に来たら、今度は僕のママが熱を出しちゃった。
いつもなら真知子ババとグイグイビールを飲むのに、全然飲まない。
なんか変な感じ。
よほど具合が悪いんだね。
僕はバッチリ!
びちょびちょ、水たまりを歩いたよ。
ぐちゃぐちゃの雪の上でジャンプをしたよ。
か~ちゃんは足が寒いよ~って焚き火にあたってる。
今回は2泊3日だったけど今度はもっと沢山居たいな~
真知子ば~ば、欽矢じ~じ、おもちゃを買ってくれてありがとう!
北海道に行くのがとっても楽しみなんだ。
また来るからね~!