横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

なんでもほどほど。

2019年03月21日 16時26分13秒 | 

札幌へ向かう電車の中は、

大きなバックを前に座る人たちで埋まっている。

脊椎間狭窄症とすべり症を持つ真知子は、できれば座りたい。

長く立っているのは辛い。

途中席が空いた。

いつもなら即座るところだが、今日は横目で見送る。

なぜなら、

恥ずかしながら香水をつけすぎ、自分でも気になる匂い。

これでは両隣の方が不快になるのでは。

ずっとつけていなかったのだけど、

整理してたら出てきて、

もったいなからつけるか。

それがいけなかった。

匂いに敏感な真知子は人の匂いも気になる。

惚れた男の側で香るならともかく、

人混みの中での香りは難しい。

という訳で、

札幌まで空席がありながら、立っていたお馬鹿な真知子であった。


出会い

2019年02月26日 16時50分50秒 | 

札幌雪祭りの雪像取り壊しを見ようと、前日はホテル泊まり。

夫より一足お先に札幌に向かう。

札幌行きの電車は大きな荷物を持つ人で満員。

日本語ではない言葉が行き交わっている。

まずはチェックイン。

雪祭りの最中は予約取りが難しく、高い。

そんな中見つけたホテル。

部屋は狭いが、泊まれるだけで上等。

しかも狸小路まで徒歩5分。

さっそくお出掛け。

地元民が通う安くて美味しい、昼開店のいつもの居酒屋さん。

広い店内は沢山のお客さん。

「こちらにどうぞ~!」「おひとり様ご案内!」と威勢のいい声で、カウンターに座る。

90分飲み放題780円。

ビールはスーパードライとクラシック。

壁に貼られたメニューはどれも美味しそう。

まずは、

白子、ほやの塩辛、ナマコを注文。

とくれば、日本酒だね。

桝に並々と注がれたお酒に口を運ぶ。

おっとっと、

こぼさないようにこぼさないように。

夜勤明けの疲れがひとっ飛び。

極楽じゃ~~

いい心持ちで呑んでいると、左隣からタバコの煙が漂ってくる。

若い時は「あらいい香り」と気にも留めなかった煙が、この頃むせ込むようになってきた。

喘息がやっとよくなってきたところだったので、

「ごめんなさい、煙が苦手で。」とお隣さんに声を掛けると、

「あっ、すいません。」とすぐ消してくれたではないか。

そこからおしゃべりが始まった。

休みが急遽取れ東京からいらしたご夫婦だった。

「失礼ですが日本人の方じゃないですよね?」

(いつも言われる台詞だが、そうかな~)

東京生まれの私には、久しぶりの東京人とのおしゃべりは、ほどほどに楽しい。

ひと時おしゃべりをし、真っ赤な顔で、これから小樽に向かいますと、お別れ。

今度は、

きれいなシルバグレーに黒のスーツが良く似合う右隣の男性とおしゃべり。

この方も東京の方で、ひととき東京談義。

私を「ママ」と呼び、

初めての人とこんなに話をするなんて信じられません。

こんなところを妻が見たら驚くと思います。

この方もほんのり赤い顔で、

「これから会食がありますので失礼します。飲み放題なのにおしゃべりしてしまい申し訳ありません。」

とお別れ。

確かに飲み放題なのにわずか3杯。

まあ、でも、

東京の地名、東京の駅、そんな懐かしいおしゃべりが出来ただけでも儲けもの。

街は人に出会う。

やっぱ、

たまに街に出よう。

と、この日も思った。

 

 

 

 

 


横浜へ

2019年01月06日 21時56分16秒 | 

一年ぶりの横浜訪問。

念入りに調べ上げ、一週間の滞在スケジュールを作りあげたものの、

すべて変更変更に終わったしまった。

何故ならば、

悲しきかな歯茎が腫れ、食べられる食材が限られてしまったのだった。

とは言え、

黄色く染まるイチョウに驚き、

歩いて行けるファミレスで、朝刊を読みながら朝ビールを楽しみ、

孫たちの笑顔に癒され、

どこに行くにも歩いて出掛け、

あっという間の一週間。

伊勢佐木町のあの店でランチをし、

みなとみらいでイルミネーションをみて、

野毛で昼酒を楽しんで、

なんて、

夢の藻屑と消えた今回の横浜訪問。

リベンジせねばと心に誓った真知子であった。


北海道に戻り、

歩いて行ける食事処、飲み処はどこにもない。

あ~~~~

横浜よ~~~

 



 

 

 

 

 


高級旅館

2018年11月28日 21時03分28秒 | 

息子からのプレゼントで初めて泊ってから5年、

“よかったね、また行きたいね。”

と話しながらも、一人30000円を超す宿泊料金はおいそれと出せない。

今回20000円の「ふっこう割クーポン」をゲットし、2回目の訪問となった。

最初の感動が良く過ぎたのか、

値段が安かったのか、

う~~~~

こんなだっけ?

夕食までのひと時、まずは部屋でビールをぐぃっと。

は温泉に。

部屋着は音がするほどにバリバリと糊がきいている。

う~~~

ききすぎ?

個室夕食。

チョッピリ紅葉が残る木々の間より岩肌を流れ落ちる滝を目にしながら、ゆっくり会席料理を頂く。

う?

こんなだっけ?

素敵な器に盛りつけられ、美味しいには美味しいのだけど・・・

最後のデザートを食べ終えた頃には、お腹がパンパン。

部屋に戻った夫は、“苦しい~”と布団に倒れこむ。

いつものなら夕食後に部屋でチビチビする私だが、苦しい~

好きなお酒も飲まず、飲めず、温泉に入り横になる。

夜中、暑くて眠れない。

部屋の暖房は止めてあるが、暑い!

何度も寝返りを打ち、汗はかく、掛物は剥ぐ。

夫も“暑い!”と眠れない様子。

1時、2時、3時、4時、まんじりせずまま空がしらばみ始め、寝るのをあきらめ温泉へ。

誰もいない。

至福の朝湯。

部屋に戻り、よく冷えたスパークリングワインを開ける。

寝不足の五臓六腑に染み渡り、グイグイ吸い込まれていく。

ホテルオークラの朝食に真似て持参したスパークリングワインは正解だった。

誠至福なり。

食前酒がよく効き、さぞや朝食を美味しくいただけるだろうと思いきや・・・

う~~

テーブルを埋め尽くすほどの料理の数々。

毎日食パン一枚と牛乳一杯だけの私たち夫婦。

残してはとまたお腹に入れてしまった。

またしても

う~~~~~


夕に朝に、お腹いっぱい美味しい食事を頂き、

築50年を超える隙間だらけの我が家とは程遠い、暖かい部屋。

幸せ~~~!のはずなのに、

落ち着いた広く素敵な部屋で、夫婦水入らずゆっくりおしゃべりもせず、

苦しい~

暑い~

お互い心中は口にせず、静かに帰途に着いた今回の旅。

しかしながら、

温泉でも食事でも誰と遭遇することなく、

仲居さんの対応、館内随所にさりげなく挿された生け花などなど、

心地よい空間は見事だった。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


帯広

2015年05月15日 21時34分57秒 | 

 

帯広に行ってきた。

好きな町なんだ。

広~~~~くて、

すらりと伸びた白樺と真っ青な空、青々と広がる牧草畑。

黄色のたんぽぽが緑の隙間に咲き乱れる。

残雪の日高連峰。

なんでこんなに気持ちいいんだろう~って思ったんだけど、

色なんだね。

広さなんだ。

ごちゃごちゃしてないんだ。

緑、青、黄色、白

絶妙なバランス。

そして道が広く、

そういえば・・・

ゴミが落ちてないんだ。

この町に来ると、

素直になれる自分を感じる。

宿泊は、大好きな「北海道ホテル」

鳥のさえずりが聞こえてくるような、

喧騒とは全然縁のない、

半月早く来れば、園庭の桜が見れたのだけど、

緑溢れる、大好きな「北海道ホテル」。

息子からのプレゼント。

ありがとう。

とってもとっても嬉しいよ。

横浜から北海道に来て、

知る人がいなく、時に寂しい思いをしてたとき、

思いもかけず息子がやってきた。

助けられた。

北海道で結婚して子供が生まれても、

食事に誘ってくれたり、電話をかけてくれたり、

感謝です。

あら?

帯広を話していたのに、

また

脱線しちゃった。

夕食は、ホテルでゆっくりと思っていたんだけど予約で満席。

帯広の街に出る。

「平和園」

地元の人が通う焼肉屋さん。

ビンゴ!

満腹満腹。

日高はモール湯。

ホテルの温泉でゆっくりお湯に浸かり、

帯広の旅は静かに終わった・・・

 

 

 

 

 


春の最中

2014年06月11日 05時53分58秒 | 

せっせせっせと野良仕事の最中、息子から滝の上の芝桜を見に行こうとのお誘い。

北海道に来て、一度行ってみたいと思っていたのでふたつ返事でレッツゴー!

旭川で一泊。夜はおとうさん、息子と3人、夜の旭川で美味しいものを堪能し、翌朝滝の上へ。

わお!

10haの広大な丘陵地が見事なまでのピンク色に染まっている。

ちょっと行くのが遅かったかな~って感はあるが、それでも十分な美しさだ。

微かに甘い香りが漂っている。

芝桜が香るって知らなかった。

「チューリップ公園があるからそこにも行って見ようか。」

紋別郡湧別町国道241号線沿いにある「チューリップ公園」

5月上旬~6月初旬までの一ヶ月間、7haの敷地内に100種類を超え120万球の色取り取りのチューリップが咲き誇る。

ここも見事!

芝桜にしろチューリップにしろ、ここまでなるには相当なご苦労があったと思う。

誰かが言い始め、それにまた誰かが賛同し、どんどん賛同の輪が広がっていく。

大変だったろうなあ~ よくここまで。

ありがとう!

とっても楽しませていただきました。

芝桜とチューリップ、とてもいいい心持ちにさせてもらったけど、

おとうさんと息子が並んでゆっくり歩く姿を見るのも、なんかホカホカのいい心持ち。

息子からのお誘いがなかったら、今年も行けなかったかも。

息子よ、ありがとう!

8月の結婚式、楽しみにしているよ。

 

 

 

 

 

 

 

 


函館へ

2014年05月16日 10時52分57秒 | 

4回目の函館。

一回目はニセコに遊びに行っていたとき、ヒッチハイクの異国の若い女性を函館港まで送り、どこも寄らずユータンし、(この頃はまだガソリンが安かったからいいものの、500㌔の道のり、うちら夫婦、人が善過ぎじゃない?)

二回目はおと~さんと喧嘩しいしい車中泊し、(おと~さんとふたりで出掛けると大抵喧嘩)

三回目は息子と夜の函館を堪能し、(大満足!)

今回は、リサイクルショップをしていた時に出会い、それから2年、今年留学を終え中国に帰国するふたりの留学生との旅。・・・さてさて・・・

無計画での旅は個人的には好きなんだけど、相手がいると、ときに無駄な時間を費やすことがあるので今回は詳細なプランを作って出発!

昼食は函館の人気店「ラッキーピエロ」。

ちょうど昼時、駐車場は沢山の車で溢れ、車中で待つこと30分。

ここのハンバーグは確かに旨い!それも大きくて痛快まるかじりをしていると、あごが痛くなる。

自宅の恵庭から函館まで約300キロの道のり、高速を使い、途中休み休み、目的地の函館中心地に2時半過ぎ到着。まずはチェックインし観光出発。

真っ青な空、真夏日に近い暑さ。

元町から教会群コースは坂、坂、坂。

高台から見下ろした海に走る船を見て「船に乗りたい!」と言う留学生。

コース変更。坂を下り、赤レンガ倉庫のあるベイエリア地区へ。

 

ここでも沢山の人があふれている。

早速遊覧船に乗船。

太陽にキラキラ輝く海、爽やかな潮風を感じながらデッキで海を眺める留学生。

中国では海を一度も見たことないと言う。

下船してからは赤レンガ倉庫で買物に熱中。

それには付き合えない。

ベイエリアを離れ街並みを散策。

歴史ある函館、異国情緒溢れる建造物が立ち並び、まるでタイムスリップしたかの感覚になる。その内の一軒、「茶房 旧茶屋亭」に入ると、そこには大正ロマンただようサロンのような調度品が静かにたたずみ、その中で店主が点てるお抹茶を頂く、ゆったりとした時間が流れる茶房だった。

明治末期に建てられた旧海産商の建物で函館を代表する和洋折衷建築物のひとつとか。1階の意匠の調和は見事なもの。開店間もない時間帯で客は私ひとり、涙が落ちそうになるほど大正浪漫に魅了された。

函館山から光り輝く夜の函館を堪能。

ここも人で溢れ、異国語が飛び交う。こんな時、異国の人にすぐ話し掛ける私の側で、通訳をしてくれる留学生の存在はありがたい。

ロープウェーでの帰途はすごいラッシュで、改札口まで延々と続く人・人・人

おと~さんが寝るのを待って、函館の夜を堪能しようともくろんでいた私だが・・・

朝になっていた・・・・

夜の街を歩かなければ旅の終わりがないと思う私。

不完全に終わった函館の一日だった。

翌日、カレーが食べたいと言うので創業130年の歴史ある老舗レストラン「五島軒」へ。

カレーを注文した留学生、すぐに“とうがらしを下さい。”と店員にお願いする。

よく意味が飲み込めなかったのか別の店員が来て、“とうがらしですか?”

“そうです。”

持ってきた粉末の唐辛子をカレーにかける。

“中国ではカレーを作りません、美味しい!”と嬉しそうに食べている。

コーヒーには溢れるかと思うほどミルクを入れている。

国が変われば文化も変わる。

翌日は帰国の途へ。

中国で大学を卒業し、日本で2年間の留学。中国に帰ったら大学院に進みたいと言う。

初めての海外生活が日本。

“日本に残りたいですが母が帰国を待っていて許してくれません。でも・・早く母に会いたいです。絶対中国に来てください。待ってます。”

“偉くなってチケットを送ってくれたら行くから。”

“わかりました。その前にパスポートを取っといてください。”

そんな日が来るのだろうか。

頭の回転が抜群で物知りの彼女とのおしゃべりは最高だった。楽しかった。

すごい勉強量、教授になりたいと言う。

出会いがあり別れがある。

彼女たちの未来に幸あれ。

5回目の函館はゆっくりゆっくり街並みを散策し、夜の街も絶対散策すると心に誓った真知子であった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


残雪のニセコ、羊蹄山

2014年05月07日 22時19分23秒 | 

      

ニセコに行ってきた。

羊蹄山(蝦夷富士)、昆布岳、そしてニセコアンヌプリと三方を山に囲まれた丘陵地帯。ここにシベリア寒気団が吹き込み、圧倒的な量と良質な雪を降らせるニセコ。

ここは雪解けが終わっていない。

民家の庭にはまだ雪が残る。

満開な桜を楽しませてくれた札幌の趣とは別世界。

「NISEKO PIZZA」で食事。(ニセコヒラフ)

ニセコではなかなか有名なピザ屋(レストラン)さんとか。

オーナーはイタリア人(イタリアとルーマニアのハーフ)、奥様は日本人のケーコさん。

階段を降り、地下一階の店内は吹き抜けになっておりとっても開放的な雰囲気。

日本人スタッフはふたり、あとは異国の方ばかりで会話は英語。やや照明を落とし、心地よい音楽が流れ、広いカウンターの背面にはお酒がずらりと並んでいる。パブバーだね。

昼の訪問だが、店内は夜の趣き。

マルゲリータには・・・・やっぱり・・・・

まずはワインを頂き、

ちょっと軽くつまめる物をとメニューを注文したら、外国人スタッフはワインメニューを持ってきた。

う~~~これでもいいんだけど・・・・ 

日本人スタッフがやってきて、改めて注文。

サラミを薄くスライスして揚げた「サラチップ」

だいぶしょっぱい・・・だけど・・・手が伸びる(食べ過ぎ注意)

これには・・・ビールかな。

カウンターには世界のビールサーバーが並んでいる。

う~~ハイネゲンを注文。

いい泡立ち。美味しい!

忙しかったお昼を過ぎ、カウンターに入ったイケメンイアタリア人オーナーに、

“イアタリア人男性って素敵な女性を見るとすぐ声を掛けるってほんと?”

ちょっと口ごもっている?

横に居る日本人女性を指差し、“奥さん”。

その奥様、“大丈夫、全部知っているから。”と笑っている。

結婚11年、子供さんは3人、仕事が忙しく子供とゆっくり過ごせなくてと話す。

多忙な日々、素敵な女性に声を掛ける事が少なくなったような・・・・

“サラチップは私が考案したんですよ。”

“美味しいけど、お酒がすすんじゃう。”

“どんどん飲んでください。ビール美味しいでしょ!”

・・・・・・確かに・・・

“ギネスを・・”

ピザ、パスタ、ステーキなどなど、もう少し若ければガンガンいっただろうが、なにせ60を超えると、それらは少々でけっこうって感じ。

この時期は昼の営業をしており日本人客の来訪もあるが、冬になると日本人は一割ほどで、スタッフも日本人はいないとの事。

冬のニセコで雪を楽しむ横浜の長女一家。

楽しむ場所がひとつ増えた。

ジーコ、ケーコさん、ごちそう様。

 

 

 

 

 

 


釧路

2013年09月19日 14時27分43秒 | 

丹頂鶴を見たくて釧路に行ってきた。

北海道に来てから、ず~と行きたいと思っていたんだ。

 

ここは、「釧路市丹頂鶴自然公園」現在10羽の鶴がここで暮らしていて、金網の向こうが鶴たちの住まいで広い5個のゲージに2羽づつ放されている。

 

飼育員の側にいる子は生後2ヶ月で母鶴と死別し人口飼育をしているとの事。

“何があるかな?”飼育員のポケットの中を探ったり、髪の毛を突っついたり、なかなかのいたずらっ子だ。可愛いかったなあ~

一年後にはあの白と黒の美しい姿になるんだって。

「鶴は万年、亀は千年」と長寿の例えによく言われるが、

ここの公園にいる鶴の最年長はオスで36歳、メスが33歳。

人間は女性の方が寿命が長いけど鶴は男性優位?

羽を広げて飛び立つ飛翔の瞬間、雪の中で凛と立つ姿、

雪と鶴。

そんなイメージなんだなあ~

釧路の街は、街路灯も鶴の姿。丹頂鶴の街「釧路」

 

一時は絶滅の一歩手前まで減った丹頂鶴も地元の人々保護活動で、現在は1000羽以上に増えたものの生育環境は今も悪化に進んでおり、いまだに絶滅の恐れがあると言う。

雪の季節にまた会いに行きたい。

 

 

 

 


函館へ

2013年09月06日 12時58分46秒 | 

函館は4回目。

1回目はニセコで車中泊した帰途、「函館」と書かれたヒッチハイクの若い外国人女性4人グループを途中までならと乗せ、結局函館フェリー乗り場まで行っちゃって、どこも見ずに真っ直ぐ自宅に戻った500k走行の想定外の帰途。(ハイエースの女性陣、お菓子を食べながらペチャクチャ意味不明な英語でよくおしゃべりしてたなあ~)

2回目はおとうさんにブツブツ頭にきながら行った時。

ぶつぶつ言いながらもロープウェーで登った函館夜景にワォ~!と言い、坂道だらけの函館の街をエイコラエイコラ歩き、函館ビール園で下手なピアノ演奏に“何あれ!”って従業員に言ったら、小さな声で“すいません、オーナーの知り合いで、私たちも困っているんです・・”と聞かされ、その従業員に“ここの駐車場で車泊してもいい?”と尋ね、OK!をもらい、充足感のないまま眠りにつき、早朝近くの公営温泉施設で気持ちよく温泉に浸かり、相当お年がいった老夫婦が手をつなぎながらお風呂から帰っていく後ろ姿にじ~んときて、昨日までの気分の悪さが消えたっけ。

3回目は息子の仕事にくっついて、夜の函館でてんこ盛りの刺身に驚き、

今回は息子の仕事におとうさんもとくっついて(運転手はおとうさん)、

夜は2回来訪したというお店で、息子の名前を覚えていてくれた女将さんから刺身のサービスを受け、翌朝ピカピカのお日様に出会い、キラキラ輝く海にワォ~!これにはビールでしょ!とプシュ!

  

 

立待岬から函館の街を眺め、浜辺では唐揚げが大好きでついついあげちゃって言う飼い主同様のメタボチワワに出会い、五稜郭、函館マリーナを散策し、

昼は古民家そのままのとっても趣きある蕎麦屋さんで、旨い蕎麦には日本酒でしょ~とお猪口をグィと。そこでも“息子さんにお世話になって”と美味しい蕎麦アイスを頂き、へえ~なかなかいい仕事をやってるんじゃんとちょっと感心し、

海と美味しい食に満足した4回目の函館だった。

こんな時間をくれた息子に大感謝。

ありがとう!

 

 

 

 


宗谷岬

2013年08月13日 00時26分12秒 | 

夜勤明け、朝10時半に職場に迎えに来た息子、夫との3人、稚内~日本最北端宗谷岬に出発!

まずは車中でグィっと。

夜勤明けのビールは格別!

さあ~これから約400キロ近い、6時間余のドライブの始まりだ。

夜勤明けの身体は心地よい揺れと心地よい酔いで早々にコックリコックリ。

名寄経由、旭川から稚内市を通る250キロ以上続く国道40号線を延々と走り、(この40号線沿いはコンビニひとつない、何にもない道路、ビックリ)宿泊先の稚内到着は19時を廻っている。

お腹が空いたなぁ~

見渡す限りでは、

う~~~~

とりあえず、目に入った回転寿司に入る事に。

パク、

う~~~~

とりあえず空腹は満たされホテルへ到着。

温泉があるのがいいね。

ここの温泉は別名「油温泉」とも呼ばれる珍しい温泉だそうだ。
泉質は「ナトリウム-強塩化物・炭酸水素塩泉」で、総成分量は約24g/㎏と全国の温泉平均の約6倍の成分含有量なんだって。

原泉は相当濃縮なので希釈してあるせいか、そんなに油臭くなかったけど、温泉施設の希釈加減では石油臭が強くて入れないっていう人もいるらしい。

ちょっと白いかな~って感じるほどの色で入るとヌルヌル。

コンビニで風呂上り飲もうと買っておいたビールに手をつけず、

飲みたかったのに、

飲んでゆっくりしたかったのに、

あ~~~

夢の世界へ引きずり込まれていったのだった・・・・・・

小雨降る翌朝、宗谷岬に出発!

途中、「ノシャップ岬」を見て天気がよければ眼前に利尻島を望み、ここで見る夕陽は圧巻だそうだ。

 

稚内から宗谷岬までは30㌔余。

到着!

南は九州から、日本各地のナンバープレートを付けたカッコいいバイクが勢揃い。

車も同様だ。

 

「本日あなたは、北緯45度31分、日本最北端の地、宗谷岬に到着し、その足跡を印したことを証明いたします。

13 08 09 10:29」と書かれた日本最北端到着証明書を100円で購入。

小雨はやんでいたがどんよりした曇り空。

晴れていればわずか43キロに対岸するサハリンの島影がはっきり捉えられるという。

ゆっくり散策したかったけど、留守宅では犬、猫8匹がまだかまだかと帰りを待っているので、滞在はこれっきり。

点在するキャンプ場ではこれもまた各地のナンバーをつけたキャンピングカーが停車しており、ゆっくりコーヒーを愉しむ姿に出会う。

走行距離900キロ。

往復運転のおとうさん、お疲れ様でした。

息子んの仕事がらみだったので、短い日本最北端への道中だったけど、夫婦2人だったら、行きたいと思っていてもなかなか行けないもの。

こんな機会をくれた息子に感謝。

9月は知床に行こうか?って話も。

楽しみ!

それにしても、北海道は大きくて広いなあ~

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


農業生産法人コスモス

2013年05月18日 09時12分46秒 | 

ホテルを出て向かったのは、帯広市から車で40分ほど、十勝管内の清水町で酪農を営む「農業生産法人コスモス」

10へクタールの広大の敷地内に17棟の牛舎を持ち、常時2200頭の肉牛を飼養している酪農農家。

日高山脈の裾野、山から吹く爽やかな風、きれいな水が流れる周辺の環境の中、牧場内にも小さな川が流れ、寒暖の差が大きく厳しい自然環境のもと、安心で美味しい牛肉を提供したいと頑張っている「コスモス」。

牛舎はとってもきれい。

そこで陣頭を取るのが代表の安藤登美子さん。

とってもチャーミングな素敵な方です。

忙しい中、お話をさせていただいたのが出来立てほやほやの「牛の館」

室内に入ってびっくり! 高い吹き抜け、太い梁。一階和室には一枚板の大きな座卓が2枚、障子がはめられた窓と天井からは、柔らかい光が射し込み、20人以上は座れる洋テーブルも同じく一枚板で仕上げられ、そばには暖炉が置かれ、パチパチと音をたてながら燃える赤く揺らぐ薪の炎、レコードから流れる優しい調べ。

世界の素敵な間接照明があちらこちらにほどこされ、置かれた調度品もそれは見事なものばかり。

ここは実習に来た学生さんたちとのミーティングや地域の方や本州から来られた方々との勉強会、スタッフの方々とのコミニケーションの場所にと作られたゲストハウス。

音響設備も整えられ、将来的にはライブもと考えられている。

一般の方には開放されていない。

 

あまりに素敵な趣に涙が・・

そんな中、ビールと手作りのビーフジャッキー、チーズを出して頂いた。なんて幸わせなんでしょう。

TPP問題、外国の牛事情等々、沢山の話を伺うことができた。

ちょうどお昼時。

みんなで牧場直営の「レストラン風車」で頂くことに。

 「上川郡清水町御影南1線45番地」

ここコスモスでは出荷まで通常20ヶ月掛かるところを14ヶ月で出荷し、「十勝若牛」として生産しており、稀少価値の高い牛たち。

頂いたステーキはとっても柔らかく、それはそれは美味しいものでした。

ご当地グルメ牛玉ステーキ丼(980円)が誕生。今大評判です。

十勝清水にお立ち寄りの節は是非ご賞味あれ。

ライブをするときは是非お声賭けをとお願いし十勝を後にする。

真っ青な空の下、長く連なる残雪の十勝山脈。

雄大な空と大地が広がる十勝。

もう一度訪ねてみたい。

 

 

 

 

 


春に囲まれたホテル

2013年05月17日 23時32分21秒 | 

部屋でまったりした翌朝、爽やかな青い空が広がっている。

庭で見る桜は優しく花を咲かせ、たんぽぽは空に向かって咲き誇っている。

 

中庭で見つけたリスさん。

2~3歩飛ぶようにぴょんぴょん前に進むと、今度は「起立!」、また2~3歩進むと「起立!」

なんとも愛らしい。

春だよ。

春が来たよ。

こんな素敵な春がこのホテルにはある。

お気に入りのホテルが見つかった。

また、絶対来よっと。

 

 

 

 

 

 

 


帯広

2013年05月16日 22時00分23秒 | 

昨日から帯広にいるんだ。

今日の宿泊は明治32年創業の老舗ホテル「北海道ホテル」。

帯広駅から車で5分程、幹線道路からほんの少し中に入った所なのに、そこは別の空間になっている。

森の中に建つ赤レンガのホテル。

 

100年以上の老舗ホテルランキングでは東京の帝国ホテルの次に続く全国8位の北海道で随一の老舗ホテルだ。

中に入ると高い吹き抜け、広い空間、随所に木材が使われその温かさと、数々の絵画。まるで美術館を訪れたような感覚にさせられる。

外には薪が積んである。冬は薪を焚くんだね。いいなあ~

ノスタリジックでクラシカルな空間。

部屋の外には広いウッドデッキがあり、これからの季節、外で爽やかな風を受けながらまったりできそうな趣。

モール湯の温泉もある。

冷蔵庫には缶ビールが4本、水、ジュースが入っているのが嬉しいな。

明日は早めに起きて庭を散策してみよう。

野鳥のさえずりが聞こえてきそう。

桜並木があったような・・

今晩はゆっくり部屋で過ごす事に。

昨日は夜の帯広を堪能。

帯広駅から7分ほど、20軒の店が連なる「十勝乃長屋」の一軒、「ぐっとん」。パンク好きなカッコいい店長が作る美味しい肉料理と初めて飲むホッピーについついグラスを重ね、店長お気に入りの素敵な女性がバーテンをされているバーを紹介され、またそこがよかったんだなあ~。

 

訪れた店は「バーかつらぎ」。オーナーバーテンダーの桂木英里さんは帯広市内の病院で栄養士として勤務していた頃、カナダへ単身渡った際に偶然立ち寄った一軒のバーで出会ったバーテンダーの仕事の素晴らしさに惹かれ、日本へ帰国後、銀座「BAR FOUR SEASONS」女性バーテンダーであり第3回ビーフィーター国際バーテンダーズ・コンペにてロングカクテル部門に於いて日本人として初優勝した藤谷寛子さんが当時帯広で営んでいたバー「真藤」で修行し、「バーかつらぎ」を開店。

とってもチャーミングな素敵なオーナーバーテンダー。

お通しに出された一品が、オーナーの人柄と同じ温かさのある、上品で深みのある美味し。

そんな素敵なお店に伺ったのに

 その頃から記憶がなくっている・・・・・

あ~~~

帯広一泊目の夜だった。

 

 


御殿場「時之栖」

2013年05月09日 10時44分08秒 | 

滞在6日目、

連休出勤していた次女はやっと仕事から開放され、2連休を利用し、御殿場の「時の栖」に出かける。

横浜から高速バスで御殿場まで行き、無料のシャトルバスで「時の栖」まで。

日本晴れの空、目前に迫る美しい富士山の姿に魅了!

ここ「時の栖」は、広大な敷地に数々の宿泊施設、食事処、レジョー施設が点在し、春は桜に、秋は紅葉に魅了され、四季折々緑と花に溢れ、温泉にのんびり浸かり、美味しい料理に舌鼓を打ち、心身ともに癒される、横浜に居た頃からの私のお気に入りの場所。

スローハウスヴィラ ピーターラビットのお部屋

泊まる場所はいつもここ「スローハウスヴィラ」。タイプは色々あるが、お気に入りは「ピーターラビットの部屋」

 カーテンもコップも各所にピーターラビットが散りばめられ、ロフト付きでベットが4つ、子供連れには気兼ねなく、名前のごとくゆったりとした時間が流れていく。

 そびえる富士を目前に温泉に浸かり、またまたお気に入りの500人以上は入れるのではないかと思うほどの広い「地ビールレストラングランテーブル」で生演奏を聞きながらの美味しい料理は一層ビールがすすむ。

いいんだなあ~

一泊後のランチタイム、地ビール11種類飲み放題2100円が800円!

いやしんぼうの私たち、帰りのバス時刻が迫っているにもかかわらず、“飲もうか!

 

夜に見た噴水ショーは圧巻だった。

真っ暗な中、華麗に彩るレーザーの光、それに呼応する噴水の動きは、パワフルでエレガント、まるで生きている水がダンスをしているような躍動感ある噴水パフォーマンス。70mの高さまで昇り詰めるガイザージェットは天に昇るかのごとく見事!しか言いようのない素晴らしいものだった。情熱と神秘、勇壮と優雅の競演。 鮮明なレーザーの光が水の動きを捉え、ウォータースクリーンの立体画像も加えた光・音・水三位一体の迫力あるパフォーマンス。 
世界遺産に登録されているヴェルサイユ宮殿の庭園で催されている噴水ショーを再現したと言う。
水と光と音が織りなす壮大な空間、異なる水の動きは複雑で繊細。

寒さに身を寄せながら、“お~!!すごい!”と歓声をあげながら観賞。

使用電球数LED約300万球、見事だった。

今回は帰途直前、飲み放題800円にくらくらしバスを1本遅らせたものの、夜は築200年の豪商の町家を移築した落ち着いた佇まいの「膳処 茶目」でまったりとビール1本で食を楽しみ、寝たのだった・・・

 

あ~あカメラを持ってくればよかった。心残り

 御殿場「時之栖」