雨の日、外に置かれていた空いた鉢植えの受け皿に雨垂れが落ちる。
上手く撮れた!
北海道は草木の芽吹きがどんどん進み、日ごとに緑が深くなっている。
北海道は色と音の四季がある。
春は残雪の隙間から黄色の福寿草が顔を出し、
雪が消えると、草木が芽を吹き、小鳥たちがさえずり、白鳥や雁の北帰行が始まる。
春が深まると一層緑が濃くなり、色とりどりに花が開き、
田んぼに水が入り、暖かい陽射しが水面をきらきら照らす。
バイクが走り、車の速度が上がり、
短い北海道の夏、外で輝く陽射しを楽しむ人々の笑顔、
稲穂が垂れ、黄金色に染まり、
ビートの収穫を最後に畑は静まり、
雪虫の舞いに、雪のはじまりを予感し、
気がつけば白一色の世界に。
そんな北海道が大好きなんだ。
我が家のもみじにも四季が。
今日は雨、濃くなった緑がゆさゆさ風に揺れている。
夜勤明け、眠たいのに観たいテレビ録画があってとうとう夜になっちゃった。
職場まで1時間、不眠での運転は危ないからと夫の送迎付き。
迎えの車では 毎回350mlのスーパードライと柿の種を手渡され、助手席でブシュ!
旨い!
夜勤明けのビールは最高だね。
まあ、夜勤明けといっても入居者9名の介護施設(グループホーム)だから、横浜に居た頃の病院勤めとは全く違うけど、それでも60を過ぎると睡眠のとれない一人夜勤はけっこう身体にくるよ。
夜勤明けというのは頭が妙に冴えて覚醒しているものだから、眠たいけど眠れない。
ついつい酒が進む。
それでもぼちぼち家事をしながら気が付いたら旦那は布団の中。
まだストーブの付く台所で、だいぶ瞼が重くなりながら書いている。
だったら寝ればいいいのにね。
明日は梅観に行く予定。
北海道はさくらと梅が同時に花開くけど、桜はそろそろ散りどき。
明日は今日の寒さから一転して暖かな一日になるという。
昔は花見といえば梅見だったとか。
先人の粋さを感じつつ花の香を愛でながらの梅見酒はいかに。
まさに北海道は若葉が萌えはじめ、眩しいほどの青葉が目に染(し)める。
ちょっと野良仕事の手を休め、春の香りを楽しんで来よう。
母の日、お嫁さんより可愛い花束を頂く。
花瓶に挿すがどうも落ち着かない。
100円の造花をちょっとだけ足して、自分流にアレジメント。
落ち着いた、落ち着いた。
スーパードライに、本絞りレモン酎ハイも頂戴し、気分は上々。
去年12月を最後にブログを書かなくなった。
夏に横浜に住む小学生の孫2人が親抜きで初めて北海道を訪ねて来た時、子供たちの状況を親に手軽に知らせるべき始めたフェイスブック。
ここ恵庭に知る人は少なく、これからの老後、知り合いを多く持つのもいいものかとやってきたが、最近どうも落ち着かない。
「今、ここに居るよ~」 「今こんな物を食べてるよ~」 「こんな面白い店があるよ」 「こんなお知らせがあるよ」などなど、
簡単に繋がる。
簡単におしゃべりが出来る。
確かに繋がりは増えた。
でも・・・
なんか・・・
またここに書こうっと。
若葉が萌え始めた。
枯れ色の世界が萌える緑に変貌する。
チューリップが咲き、桜、梅が花開く。
無彩色から有彩色へ。
私の好きな野良仕事が始まっている。