28日、札幌のホテル「ロイトン札幌」でおこなわれた70年代から90年代のディスコソングをオールプレイ、今年の最後を締めくくるディスコイベントに行ってきた。
28日、札幌のホテル「ロイトン札幌」でおこなわれた70年代から90年代のディスコソングをオールプレイ、今年の最後を締めくくるディスコイベントに行ってきた。
おと~さんは仕事。
ひとりぼけ~っとテレビを見ていたら、娘からこんなメールがきた。
ば~ちゃんはば~ちゃんなりに、母親らしい事をしてたんじゃないかな~
真知子には、寂しくて、孤独な記憶のほうが印象強くて、ほかの事を忘れているだけで、何気ない楽しい親子の時間もきっとあったよね。
ば~ちゃんの潔さやプライドを思うと、真知子に話してない事や、想いがいろいろあったんじゃないかな~
飲み込んだ言い訳とかもあったのかもなあ。
孫の私に、真知子の事をいつもいつもこっそり伺ってたの、当時はうざかったけど、今なら寛容に受け止められるな~
ひねくればばあは愛情表現がへたくそだったね。
あさってはば~さんの誕生日、ひとあし早く、乾杯!
人間の記憶って楽しい記憶より、いやな記憶の方が残るのかな~
きっと娘の言うように、忘れているのかな。
記憶を紐解いてみるんだけど・・・・
まあ、いいか。
このメールをきっかけに娘としばしおしゃべり。
5歳の息子は義母宅にお泊り、今日も遅くまで仕事をする夫を一人待つ女どうし、ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ。
いいもんだな~、あ~でもない、こ~でもない。
沈んでいた何かが?との答えが、娘とのおしゃべりで見つかった。
今まで頑張ってきたんだから、そろそろ自分にお金かけてもいいんじゃない。
タクシー代をケチルるなよ。
お父さんも同じように気持ちかも。
追分の不自由だけど満たされた暮らしが恋しいのでは。
追分は山あり谷あり森あり、一ヘクタールの広大な敷地には様々な野鳥が飛び交い、様々な動物と出会いがあり、様々な木々の音、風の音、四季が溢れていた。
ここ恵庭は、車でちょっと走れば大型ショッピングセンターがあり、温泉があり、呑むところも食事をすることころもある。
便利だな~と思った。
なのに・・・
浮き立つものがないんだ。
わくわく、うきうき
そんながないんだ。
ここに来て、カメラを持つことが少なくなった。
冬になり、出掛けることが減り、見ることも減った。
そうなんだ。
娘の言うように見たいところに出掛けて行けばいんだ。
ちょっとタクシー代や電車代が掛かっちゃうけど、
出ないと。
自分の心に素直にならないと。
娘よ、ありがとう。
でも・・・
ここが今の住まい。
楽しまないと!
この生活は好きだよ。
穏やかな時間が流れているよ。
でも、
時々、
なんか、
心がいらつく事があるんだ。
いらつく・・・
でもないんだけど、
ざわざわかな。
腹の底から笑いたいよ。
腹の底から遊びたいよ。
なんか、
今、
違うんだ。
こんな事思う私がおかしい?
なんとかせねば、
雪よ降れよ降れ、もっと降れ。
降れば必死に雪かきに心奪われ、
悩み思うことなぞいかに。
最近、おかしな自分がいる。
なんか気分がすっきりしない。
なんか、なんにもする気がおきない。
よくわかんないけど、
なんか違う時間が続いていた。
うきうきもない。
笑えない自分がいる。
やだなあ~
こんなのやだなあ~
でも、
どうしよもない自分がいる。
心おきなくおしゃべり出来る仲間と飲んで食事を。
“なんか最近気分がうつっぽいだけど・・・“
“何言ってるのよ、真知子さんがそんな事なんかあるはずないでしょ~”
ふ~ん・・・・
そうなんだ。
私っていつも元気なんだ。
悩みなんかないんだ。
雪が降り、道路が凍り、運転が怖くなった。
どこか行くにはおと~さんの運転に頼っている。
あそこに行きたい。
でも・・・・
一人では行けない。
バスに乗るにも家から1時間程の距離。
かごの鳥 の気分。
あ~~~
家に居るしかないか。
家でゆっくり過ごすのは好き。
だけど・・・
ネオンも好き。
おしゃれもしたい。
う~~~~~~~
仕事も好き。
だけど・・・
遠い・・・・・・
今日、
カラオケを5時間。
歌って踊って。
まだまだ歌いたかった。
これでも足りない。
もっと、もっと、
何か、足りないんだ。
助けてよ。
こんな自分が嫌いだよ。
只今2時、氷点下14℃。
外は物音ひとつなく、し~んと静まりかえっている。
部屋の中では、薪がパチパチと音をたてる。
さくらはストーブの前で寝息をたて、
風太はこたつの中で伸び伸びと横になり、
階段中段付近でにゃ~にゃ~と鳴くちゃ~に負け、自分の布団に連れて行ったおと~さん。
見ると、ご満悦な顔ですっかり静かになり伸び伸びと横になるちゃ~。
あったかいところがみんな好きなんだね。
私もあったかいお布団が大好き。
薪ストーブにのせている大きなやかんからお湯を入れて、布団の中に。
ぶりきの湯たんぽ。
ほっかほか。
寒さ知らずで朝までぐっすり。
色々防寒グッズはあれど、
湯たんぽ最高!
雪が大好きな横浜に住む7歳の男の子。
天気予報をいつも気に留め、“雪降らないなあ~”とつぶやくそうだ。
“じゃあ!これどうかな~?”
北海道勇払郡安平町早来にある、「早来雪だるま郵便局」
ここの局長が雪のない地域に住む子供たちにも雪だるもを見せてあげたいと始まった、「雪だるまの発送」
ブラジルまで届けたことがあるんだって。
自宅から車で30分。
“すみません、横浜に住む雪大好き少年に一足早いサンタクロースから雪だるまをプレゼントしたいんですが”
“今年はやっていなくて去年のでよかったらありますが”
“お願いします。”
大小あるが大きいのはないと、ガックリ。
“雪だるまを作る人が体調をくずして・・・” 製作は大変なようだ。
来年はやりますからと。
喜んでもらえたかな~
雪だるまに出会った時、どんな顔をしたのかな~
風もないきれいな青空が広がっている。
いい運動日和だ。
さあ、やるか!
30センチ程の雪が“早くどけて”と待っている。
物置から、ママさんダンプ、除雪用のスコップ、シャベル等々の除雪グッズを取り出す。
気温マイナス4℃。
必須グッズの帽子、防寒着、長靴、手袋の準備よ~し。
まずは雪を集め、それをママさんダンプにタップリ載せて、捨て場まで押していく。
一回、二回、三回、四回、
暑い!
帽子を取り、防寒着を脱ぐ。
腰が痛くなってきた。休憩。
つま先がジンジンしている。
夏用の長靴は薄くて軽くて履き易いんだけど、長く履いていると足先が冷え切ってくるんだ。
よ~し冬用長靴に替え、再開!
う?なにやらモーターの音が・・・
除雪機の出動だ!
追分の頃は大きなトラクターで一気にやっちゃったけど、持ってこれなくて、こっちでは家庭用の除雪機だ。
それでもさすが!
やるもんだ。
早い!きれい!
ちょっと汗をかいた。
除雪をする前に、いつものようにいつもの農道を散歩する。
まだ誰も踏み入れてない雪道なのに・・・
? これは誰の足跡かな?
雪に残る足跡。
丸くちょっとずれながらふたつくっついた足跡が続いている。
こ~行って、あ~行って、ここから消えている。
ねこ? たぬき?
あら?これは?
ちゃっちゃなちっちゃな足跡を土手付近で見っけ。
ねずみ?
降雪の翌朝は面白いんだ。
この雪に、今朝は、さくら、風太、モコ、チャチャ、く~、フジ、真知子が参戦。
賑やかな足跡がいつもの道に続く。
ゴミの山に雪が積もり、その上に除雪した雪が重なり、孫用の雪山が出来上がって行く。
来年1月か2月には来るかな~
イカシタ雪山を完成させないと。
只今、0時半
19時頃までドキドキするような風と雪が暴れていたけど、今はとっても静か。
気温マイナス5度。
ちょっと玄関を開け、外を覗いたら、あらら~~~~
明日は雪かきだ。
今季初。
久しぶりに汗がかけるかな。
身体が変だ。
時折ファ~っとする感覚。
この感覚は熱があるとき。
38度。
今晩は夜勤、明日の9時まで持たせなくちゃいけないんだよね、
薬を飲んで眠気でもきたらまずいし、
まずは水分をどんどん摂って、うがいを熱心にして、のどを乾燥させないようにマスクをして、休めるときは横になる。
これしかないか。
夜中、と~さんがトイレに起き、マスクをしてソファーに横になっている私を見て、
“大丈夫か?”そう言いながら、
洗面所でタオルを濡らし額にあててくれたんだ。
“ありがとう、これで熱が下がるね。と~さんも寝て”
“気をつけろよ。”
部屋に戻ると~さんの後ろ姿。
カッコいいね~
と~さんの奥様と話すときがあって、
“昔はけっこう泣かされたんですよ。”(と~さん、もて男だったらしい)
でも、もてたっていうのはわかるよ。
とにかく優しい。
入居した頃はお互いに様子がわからず、右往左往したけど、
今はと~さんの優しさに夜勤中も癒される。
ほんと最初は、タオルケットでグルグル巻きにされたり、“この泥棒が!”とゲンコが飛んできたり、まこと賑やかな夜勤だった。
パーキンソンも併症しているので、歩行が不安定で何度かこけているんだ。
前日の夜勤でも転んで、左肩をだいぶ痛がっている。
何事もなければいいんだが・・・・
「脳」って不思議だなあ~
これから先高齢者はますます増え、平均寿命は90を超える時代がやってくる。
それに並行し結婚しない男女が増え、子供は減り、増える高齢者を少ない人数で支えていかなければならなくなる。
高齢者の増加は認知症の増加でもある。
認知症になりたくないと思っても、こればかりはなんとも、
ぼけたら子供たちがなんとかするだろう、
ホームでも病院でもいい。
出来れば居心地のいいところがいいかなあ~
あんまり干渉しないでくれるところがいいかな~
と言って、あまり干渉しないでくれると、これもまた大変。
ほどほどに、
いい「加減」で相手をしてくれるところがいいなあ~
60もなると、
と~さんにぐるぐる巻きにされようが、ビンタをもろおうが、さほど気にならず。
いいも悪いも一緒。
ここが家で家族だから。
家族が沢山いれば助け合えるから。
自宅に戻ってすぐに横になる。
夕方息子が来て、“何かない?ちょっとお腹が空いたんだけど”
いそいそと支度をする。
親ってそんなが嬉しい。
熱は下がったみたい。
あるテレビ番組で野村元野球監督が出演し、
司会者が“一番手こずった選手は誰ですか?”との問いに、
“新庄だな~”って答えていた。
“どんなとこが?”
“あいつはアホなんだ。”
“いくら口で言ってもだめだから、好きにやらせたんだ。やってみて自分が納得するばいいんだから。”
ふ~~~~~ん
て言うことは・・・
私もアホ?
自分が納得できなければいくら言われても聞く耳持たず?
おとうさん、子供たち、私を知る人、
そう?
“クウン~クウン~” さくらが鳴いている。
トイレに行きたいんだね。
時計を見ると、6時。
外はまだ薄暗い。
う~~もうちょっと寝ていたかったけど・・
よ~し!起きるか。
起き上がった私を見て、さくらは尻尾を思いっきりふって玄関まで走っていく。
風太も一緒だ。
う~~~寒い!
気温マイナス4℃。
吐く息は白く、周囲を見渡すと霜で真っ白になっている。
水溜りには氷が張り、それをそっと踵でコンコンと試し、大丈夫だったらバリって割るんだ。
これをするのが大好き。
またあった。コンコン、バリ。
今の子供たちって氷を割りながら、霜柱を踏みながら学校に行くなんてないんだろうなあ~
大人の私(?)でも楽しいんだから、子供だったらもっと楽しいんじゃないかな~
そう、農道の草にも霜が降り、それも踏むとザクザク、サクサク音がするんだ。
冬の散歩って寒ければ寒くないカッコをすればいいんだし、けっこう(だいぶ)気に入っている。
ただこの農道を走る時、
鼻で吸って吐いてなんてしていると、寒過ぎて鼻の奥が痛くなる。
そんな事を感じることも面白い。
今までと違うことって何でも面白い。
薪ストーブの部屋が混雑してきた。
居心地がいいから、なんでもかんでもここに移動してくる。
本が足元にころがっている、
ここで観ようとDVDデッキも越してきた。
今年の冬は快適に暮らせそう。
ただ・・・
氷点下15℃を超えると、
何かがおこりそう・・・・
面白い面白い。
何がおきても面白い。
少し前の産院での取り違いニュース。
“時間を取り戻せたら・・”と男性が話している。
なんとも複雑な思いでニュースを見ていた。
自分の親、兄弟と信じて共に生きてきた60年。
それが突然、誰とも血縁関係がないと知る。
そして同じ血縁の籍に入る。
「血縁」
血の繋がりってなんなんだろう。
私も姉ふたりから“お前は誰に似たんだろうね。違うんじゃない?”と冗談とも言えない冗談を何度か聞かされてきた。
姉ふたりとは3歳まで一緒に暮らしただけ。
両親が離婚し、母に引き取られた私が姉に会ったのは成人になってから。
血の繋がりがあるとは言え、何十年も一緒に暮らしてないと、“姉さんだよ”って言われても実感がない。
戸籍謄本を取ってみた。
両親の実子。
取り違えられた男性も戸籍はもちろん実子。
だけど・・・
違かった・・・
成人して、姉に連れられ父に会いに行くが、私を一瞥もせず読んでいた英字新聞から最後まで目を離さなかった。
何の言葉もない。
新聞に隠され、記憶にあるのは微かな横顔。
「父」だったのだろうか。
母が死んでも、母と幼いとき別れ、母のよからぬ言動を見聞きしてきた姉ふたりは来なかった。 (献体希望で葬式の予定もなかったしね)
それに際し、何の思いもない。
他人のような存在になっている。
会う時は誰かが死んだ時か。
家族って、お互いがいたわり合って、愛情を持ち助け合い、一緒に悲しみ、一緒に笑い、
たとえ側にいなくとも深い愛情で結ばれていれば、他人同士でもそれは立派な家族。
私の父親が誰であろうと、
たいした問題じゃないと思うんだ。
母と誰かが結ばれ自分が生まれたことは確か。
今、北海道で心豊かに暮らしている自分を生み出してくれた事に感謝です。
でも・・・
思っちゃうんだ・・・
きっと、
私の父親はあの新聞を読んでた人だ。
保育園の登園時、手を握ってくれた人だ。
きっと、
何十年ぶりに会った末っ子の娘に、何て声を掛けていいのかわからなかっただけなんだ。
「血」ってやっかいだな~
家族は愛情で作れても遺伝子は愛情だけでは作れない。
私には父のどんな遺伝子を受け継いでいるのだろう。
取り違えられた男性も、そんな思いがあるんじゃないかな~
末っ子として育った男性が今度は長男として「兄さん」と呼ばれる立場に。
私も末っ子だったはずが現実には長女として育ってきた。
長女はひとり。
長男もひとり。
長男として新たに「血」の繋がった籍に入った男性。
そこで長男として育った相手側の男性は、もう長男でなくなる。
共に60、同年代。
自分に責任を持つ時期をとうに過ぎている。
楽しむ年代だ。
どうぞなにがあろうとも、惑うことなく、残りの人生を楽しんでください。
自分の言動を、
これは父親似、
これは母親似、って時に都合よく両親を振り分けている。
楽しんでいる。
カタン、カタン
今日は聞こえてこない。
2~3日前の夜、部屋から出て来たところで転倒し骨折。ただ今入院中。
「大腿骨頸部骨折」
高齢者に多いよね。
手術を行うようだが、認知の強い彼女の一般病院での生活は、だいぶ手こずらせている様子。
“右向いて” “はい” と言う訳にはいかない。
手術後のリハビリもどこまで出来るか。
入院生活(臥床)が長くなればなるほど、身体も心も機能がどんどん低下していく。
ホームに帰って来た時、
また、カタン、カタンは聞かれるのだろうか。
カタンカタンが聞こえなくなった夜勤。
静か・・・・・
カタン!と杖が床に落ちた音で、“誰だ!!”と目を覚ますHさん。
それもなく、
嘘のような静けさで夜が過ぎていった。
静けさは棟内だけではない。
私の心も身体も穏やかに静かに過ぎたのだった・・・・・
骨折した夜の同時刻、ひとりのば~ちゃんが便失禁をし、ひとりのじ~ちゃんが歩き回り、その対応が同時にぶつかるアクシデント。
イタイイタイと言いながらもいつものように頻回なトイレ通い。
とは言え、カタンカタンと歩けるはずもなく、その都度夜勤スタッフがお手伝いをしトイレへ。
ひとり夜勤、
大変だっただろうね。
「大腿骨頸部骨折」
完全治癒は厳しいと思うが、ここ「えがおの家」が一番落ち着いて過ごせる場所、早く戻っておいで。
それまでのひととき、
静かな夜勤をやらせてもらうね。