盆休みは何と言ってもお墓参り。父親と祖父母はバリバリのクリスチャン。小さいときから日曜日には皆で聖書を読んでいた。教会が無いのでどこかからか牧師が巡業してきていました。墓標は祖父佐兵衛。警察官を辞めて専業農家へ転身。おそらく内村鑑三の三愛主義(神を愛し、人を愛し、土を愛す)に魅かれたのでしょう。
次女と久しぶりに帰ってきた息子のお墓参り、これは徳蔵さんの墓で何代前の先祖なのか分かりません。どうも浄土宗らしく、今はこのキリスト教の墓標の陰にあります。
博多駅に本の営業に行きました。ぬいぐるみの中の人に駅員がうちわであおいでいました。
ヨネスケには負けられません。
ほんの平積を確認した後、店員に渡してきたポップです。
水が無くなったので、田舎に水汲みに行きました。お客さんに自販機のメンテが悪いと叱られたので、掃除に行きましたが、この賑わいで自販機の機械の掃除ができません。隙間を見てやっとメンテに入る。汗ダラダラでやっていると隣の天然水を汲んでいるオバちゃんが、これ10リトルないよ!とクレイム。仕方ないので100円渡し、これでもう一杯汲んでくださいという。猛暑の折、もうこうなると重労働です。しかし今年はすごい渇水で、天然水の井戸はあまり深くないので水位が下がっているようだ。
水汲みが終わって、近くの神社へ神頼みに行きました。私は九州王朝説なので、京都の猿田彦神社よりここが本物と信じています。何故かと言うとおみくじがよく当たります。本の成功を祈っておみくじを引いたら大吉です!最初は良くないが、空が晴れて桜咲くと書いてありました
とにかく休みの時の方がすることが多くあります。キリストから仏教からそして最後は神社参りと三段重ねです。神仏混淆とはこの事でしょう。私の祖先も添田町にある岩山城(がんじゃくじょう)の城主の末裔ですが、その城主はキリシタン大名でした。秀吉に滅ぼされましたが、すごく強い武士だったとのことで秀吉はてこずり、あとでキリシタン武士であったことを知り、博多で慌ててキリシタン禁止令を出したとのことです。新渡戸稲造や内村鑑三の流れの祖父もキリシタンですから妙なご縁です。しかし内村鑑三の「土を愛す」と言う言葉は私の統合医療の原点ですから、私もまた統合医療医として、なんとなく共感を覚えます。農業は哲学であり医学であり信仰なのです。
私の猿田彦神は古物神社という古物部氏の神社にあります。この神社の裏の山の先に猿田峠と言う山道があり、天孫降臨の神々を猿田彦が案内した道ではないかと考えています。そしてそこの地下を流れてくる水が先ほどの水で、色々な所から人がやって来ます。すべてがバラバラのようで、どこかでつながっているようです。私の本がどう繋がっているのかは分かりませんが、怒りを収めるのが自然の神々と言うことでしょうか。