統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

マイナスイオンの山と霊芝(私が霊芝を飲み続けるワケ最終章)

2016-02-24 11:58:48 | 農園の詩(うた)

世界最古の薬学書「神農本草経」漢方医の必読書、漢方医の誰でも読んでいると言うか、実際のところほとんど医者は読んでいない。伝説の中国の皇帝「神農」は日本でもおなじみです。農業の神様でもあるので、五穀豊穣などのお祭りとかにも良く出てきます。やくざ映画などには、親分の後ろには必ずと言って良いほど祭られている神様です。しかし、元来医聖で自ら薬草を食み、365の生薬を選び、それの使用目的や効能を本にした薬学の神様なのです。

長く飲んでも副作用が無い上薬、上品とも言います。
この本の中には365種もの生薬が上げられており、長く飲んでも副作用が無い上薬120種、ある程度効果目的を持った中薬120種、毒は毒を持って制するといった長くは飲めない下薬125種類が上げられています。


長く飲んでも副作用がない上品(築地書館出版参照29000円)

120種の上品の中に霊芝が6種類も入っていて、最も神農によって重視されていたのがわかるチャングムなどの韓国や中国映画では必ず霊芝が出てくる。皇帝に献上されるものである。昔霊芝は幻のキノコといわれとても高価なもので一般庶民は及びでないと言ったところでした。日本の天皇にも献上されていたと言う話もあります。韓国では高麗ニンジンが重宝され、最近ではリストラされた中高年サラリーマンが山ニンジンを探し生計を得るという「ニンジンハンター」となり、生計をえるため長期に山にこもっています。高麗ニンジンも上薬に入っています。

日本人が霊芝を飲まないワケ中国や韓国では霊芝は今でも貴重品です。しかし霊芝は人工栽培が成功し価格が下がり庶民でも飲めるようになりました。しかも日本では霊芝が値段が高く幻の生薬であったために無視され、霊芝が日本薬局方に載りませんでした。ですから医師が処方する薬ではなく、健康食品に分類され誰でも扱えるようになりました。しかし皆不幸にも霊芝のことを全然知らないので、色々な健康食品に高いお金をかけています。西洋医学は高々100年くらいです。インド医学や、中国医学では4000年以上の歴史です。それらの医学を無視して西洋医学オンリーでは少し可笑しくありませんか?私の今の興味は10000年の日本の縄文医学です。

100年前にこれだけ霊芝をもっていれば私は億万長者です。と言って昔より効能が落ちたわけではありません。

神農本草経や霊芝については書くことがありすぎて本日で終了します。一度皆様もインターネットなどでよく勉強されると宜しいかと思います。
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