段々クリニックにもカーサテルマエの料理教室にもガン患者さんが多くなってきました。
クリニックに受診されるうつ病の患者さんやその他のメンタルな疾患の人には、認知療法、森田療法、交流分析、自律訓練療法、アンガーコントロール、その他の読書療法、読書といっても私の本を読んでもらっています。何でも手引書は重要です。
そういった手引書のようなツールを使って、薬物療法が中心で面談の時間が短いのをカバーしています。薬物療法だけだと治っても再発率が高くなります。本当に治すにはどうしても精神的なアプローチが必要です。
しかしながら、ガン患者さんが多くなってくれば統合医療の手引書が当然必要となります。ガン患者さんが再発したり転移が起こったりするのを防ぐためには精神療法以上の時間がかかります。毎回同じことを言う時間がメンタルよりもっと有りません。実践と行動力、家族の力が要るからです。カーサテルマエの料理教室も玄米菜食やホールフードくらいです。まだ全ての料理や調理を指導出来ているわけではありません。
統合医療はものすごく勉強しなければなりません。ですから、手引書を作るつもりですが、ネットを利用するのも良いかと思いますので、しばらくは手引書準備としてブログで統合医療の記事を本格的に書いてゆこうかと思います。
その前に、父親が45歳でスキルス胃がんになり、47歳で壮絶なガン死を遂げ、その影響で医学部に入り18歳から「ガンが治るにはどうしたらよいか」という一念(ガンの研究も大病院も権威も興味なし)で勉強してきて、50年の集大成の統合医療村の原型がほぼ出来てきましたので紹介したいと思います。
昔抗結核薬の無い時、治らない結核は転地療法をしていました。海や山のマイナスイオンの多いところで自然の力で治すと言う主義です。アーユルベーダ的な所もありますね。抗癌剤も今一つ効果の薄い現状では、昔の結核治療のように自然の中での転地療法という選択肢は十分考慮されてしかるべきです。この村の中心はクリニックではありません。このアパートと自然なのです。クリニックはそのサポートです。
5月に引渡しでしたが、追加工事や何かでかなり遅れましたが12月頃からは入居できそうです。クリニックが忙しく今一つ営業へ力がはいりませんが、何んとかパンフレットを作りました。ことわっておきますが、あくまでも健康温泉アパートで治療所ではありません。しかしながら、クリニックの山ふもとに福岡県一番の高濃度の天然ラドン温泉(ラドン78.9マッヘ)を発見したのは、奇跡的で使命的なものを感じます。部屋は約30へーベーの1Kですが、家具家電付で光熱費込みです。壁はラドン石をスライスして貼り付けています。一部天然石、珪藻土、上下は松と杉、いわゆる木と石と土で出来た部屋です。レンジは電磁波無しのニクロム線、風呂はリクシルの最高級バス、スパージュ(巨大シャワー、打たせ湯、肩湯、水流あり)です。いつでも24時間コックをひねれば天然ラドン温泉のラドンガスがたっぷりでてきます。メタ珪酸も豊富でお肌スベスベです。
それでは何故50年の努力の結論がこういう形になったのかを次回からじっくりとアップして行きたいと思います。