アンガーコントロール西新での講演会、もう古い話になりますが、今年の6月に「怒らない生き方」というテーマで講演会をしました。実習付きなので講演を含めて3時間30分という長丁場で、講演日が近づくと、断ればよかったと後悔しました。まあ80人も来ないだろうし講演が終われば、実習も受けずにさっさと帰るだろうと高をくくっていました。 当日、日曜日は大雨で、開催者からも「毎年40~50人来れば大当たりで、しかも会員がほとんど」と言われていましたので、今日は受講者は少ないなと思い、余裕で会場近くのレストランで昼ご飯をゆっくり食べていました。ところがレストランもいっぱいで、何やらどんどん会場に人が入っていくではありませんか。 時間が来て会場に行ってみると、大混雑、当日受講者が殺到して入れない状態でした。担当者もあわてて自分のレジメを渡したり、会場の後ろにテーブルは無しですが、急遽折りたたみ椅子を用意していました。結局80人が120人となりうっとうしい会場になりました。 熱心な受講者それでも何とか90分の講演をこなし、一息つきました。これで半分以上は帰るだろうと思っていましたが、100人近くの受講者は残り。相変わらず熱を帯びた後援会は続きました。講演会が終了してからも質問者が3人ほどいて、結局4時間の講演会となり、講演会は大盛況となり担当者は大喜びしていました。 専門家の苦しみおわって気づいたのですが、受講者は意外と専門家がいました。臨床心理士を目指しているもの、すでに色々なセンターでカウンセラーで仕事をしている人等々の受講者が多くいたようです。かなり現場では皆さん困っているようです。 やっぱりエゴグラム話の中心は交流分析となりましたが、この中で性格分析をするためにエゴグラムという簡単な性格テストをします。このあたりから講演が盛り上がってきます。面白くて寝ている人は誰もいませんでした。著作権の関係でエゴグラムは提示できませんが、これらの分析パターンによる特徴を上げます。少し見にくいかも?
スーパー面接私はエゴグラムを40年も使っているので、5分間面談者と話しただけで90%はそのパターンを正確に当てることができます。患者さんが結果を出す前にパターンを書いておき、結果と照らし合わせると、患者さんはほとんどビックリします。ここで一気に信頼を勝ち取ると、面談が極めてスムースにゆきます。ストレスチェック後の面接を依頼されて何人かしましたが、担当官(ストレスチェック事務補助者)が「入室する前は皆さんくらい顔をしていたのに、出てきたときは皆さん晴れ晴れしていたのには驚きました」という言葉聞くと同時に「私の面接はスーパー面接ですから」と調子に乗って答えてしまいました。 怒らないクスリ 詳しくはエゴグラムについて話せませんが、小学館より出した「怒らないクスリ」 を参照していただければ幸いです。この本は自分で言うのもなんですが、おそらく怒りのマネージメントは最高です。残念ながらタイトルが悪かったので売れませんでしたが、これから心理関係を学ばれる方は是非読んでください。
福島の原発事故による被爆障害には、皆さん不思議に思うかもしれませんが、同じ放射能のラドン温泉が良いんです。今は有りませんが、昔放射能冷鉱泉の効能に「特効原爆症」というのが有ったそうです。このことについてはいつか又話したいと思います。