統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

イボとり草

2010-10-06 10:27:48 | 日記
最近便秘気味なので私が発見した温泉水の源泉地に行き直接温泉水を汲みに行った。温泉水にはMg(マグネシュウム)が12.8mg/L(水道水は1mg位)あってたくさん飲むと便が出やすくなる。すなわちマグネシュウムはカマグとして下剤として使われており、私は便秘の時にこの温泉水を飲むと快便になるのである。その他マグネシュウムは循環器病気を防いだり脂質代謝の改善によいとされている。
ふと見ると井戸の横にイボとり草の実ハトムギがやや茶褐色に熟れてきていた。そろそろ一番薬効があるときだなと思った。これをやや炒って煎じて飲むとイボが取れるという。イボとり草の実の皮を取ったものをヨクイニンという。炎症を取ったり湿疹を防いだり皮膚の病気には特によい。病院でもヨクイニン錠として処方することが出来る。また関節炎で出されるのだが、ヨクイニン湯という漢方薬も処方することもある。一般にヨクイニンは免疫力を高めると言われている。イボはウイルスで出来るので免疫力を高めることによって治るのかと思われる。最古の薬草典である神農本草経では上品(長く飲んでも副作用がない、健康食品のような感じ)の中で取り上げられている。ただしこれが効かないイボもあるので、その時は形成外科か皮膚科で液体窒素かレーザーで取ってもらう方が早いだろう。
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