哲学堂 2006年11月29日 | blog 西武新宿線、新井薬師前に「哲学堂公園」というのがある。「妖怪門」とか「幽霊梅」「髑髏庵」とかがあるが、あまり妖怪が出そうなふんいきは無い。 西武新宿線沿線には謎が多い。
アパートの怪 2006年11月27日 | blog その百運荘に伝わる伝説があった。謎の人物が1階に住んでいるという話で、ある人は「あれは老人だ」と言い、ある人は「あれは学生だ」「あれは労働者だ」「あの人はミュージシャンだ」と聞く人ごとに印象が違い、本当の姿を見た人は居ないのだった。決死の覚悟でインタビューを試みた人によると「オレのバンドでキーボードを弾いてるのが松任谷正隆だ」という恐るべき発言を得られたとの事である。 いずれにしてもアパートが建つ前から、そこに住んでいたらしいので精霊のようなものらしい。
枕の怪 2006年11月26日 | blog 最近、頭や首が痛いので、枕を替えてみた。低反発素材のもので変な柔らかさがあるものだ。すると、妙なことにその夜から急にやたら夢をよく見るようになったのだ。一晩に十本以上の夢の短編が出てくる。それも今までと明らかに夢の画質が違うのだ。 これは、外から夢が入ってくるのか、枕に吸収されてるのかどちらかに違いない。 なんとなく枕に夢を吸収されてるような気がするのだ。 物と心というのはたぶん混ざり合ってるに違いない。そのあたりが「蟲」の世界なのだろうか・・・
秋の夜中は本の虫 2006年11月25日 | blog 「蟲師1」 なに!オダギリジョー主演で映画になるのかっ! 作者の漆原友紀様はすごい感性やと思う よくぞここまでイメージが広がるものだ 水木しげるをオシャレにしたような感じか・・・ 「枕小路」という話は枕の中に蟲が住んでるという話で その感覚、よーーーくわかります 続くー
岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 妖怪地獄 2006年11月24日 | blog 秋の夜長はビデオ鑑賞にかぎる 妖怪研究の教科書といわれている 「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 妖怪地獄」 を見た。予想通りのすばらしい作品であった。 プロジェクトXのナレーションをしているタグチトモロヲがこんな演技をしているとはインド人もビックリである。 ハヤシもあるでよー
晩秋は読書に励む 2006年11月23日 | blog ブログのテーマを「妖怪変異」にしてから内容が難しくなった そこで突然読書を始めることにする 「東南アジア四次元日記」宮田珠己 うーん、ひょっとすると、わてと興味の対象が同じかもしれん 著者は今頃、薄幸な人生を送っているのでは・・・ そういえば西武新宿線、野方に「薄運荘」というアパートがあった。 そこで青春を過ごした人はみな運が無くなるという トキワ荘と対極にあるアパートだ
夢が降ってくる 2006年11月22日 | blog みんなが捨てた夢は、燃えないゴミとして 燃やされるけれど、再び雨に溶けて降ってくる 雨が降る前や雨上がりの街がなつかしい匂いがするのは 空気がたくさんの夢を吸っているから 雨の日の図書館に行ってみよう そこらじゅうに100年前の夢が細かい粒子となって 漂っているはずだ
70年代カセットテープの怪異 2006年11月21日 | blog 70年代のカセットテープを聴いていると カセットウォークマンの周囲だけうっすらと 薄青色のもやがかかっていた テープの回転とともにその空気は濃くなってきたので たぶん、テープの隙間に保存された70年代の街の空気が テープがほどけるにしたがって外部に流れ出しているのではないか! 懐かしい空気が流れ出す アナログ機器にはこういう怪異現象もあるのだ
三味線は猫の夢を見るか 2006年11月20日 | blog 赤ワインを飲んで寝ると、頭が痛い。 夢の中で目が覚めたらプロバンスの葡萄畑で昼寝をしていた。 もう一度目が覚めたら四畳半の部屋だった。 三味線は猫の夢を見るのだろうか。