河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

部屋と洗濯物と私

2010年01月31日 | Next Time/Next Place
そろそろ、着てるものから異臭が漂ってきたので洗濯する
路地にはコインランドリーのようなものもある
荷物の整理で非常用食料の日本製の「ソイジョイ」を食べたら
消毒済みの消しゴムのようでまずかった
もともとおいしい食べ物ではないと思うが
体の細胞分子や水分子がすっかりタイの物質に入れ替わってしまったので
日本製の食べ物がまずく感じるのかもしれない

青の薬

2010年01月31日 | Next Time/Next Place
そういうわけで、私の手元には「青の薬」が残っている
もう月末で、ビザも切れ、アパートの契約も1ヶ月なので、
そろそろ日本に帰らないといけない

カサブランカ経由ダブリン行きは夏にするとして
最後に「青の薬」でも飲んでみるとする
ちょっと大きめのカプセルスタイルの薬である
コーヒーで流し込む

・・・・・

「ゲホッ、ゲホッ、カプセルの中から何か紙が出てきたぞ
おみくじクッキーか、この薬は!
紙に何か書いてある」


『大凶。あなたの人生は完全に失敗でした。』


こ、こ、これが、河童のお父さんの言っていた

『一つは、人生は失敗だったと気づくことのできる薬』

「青の薬」はこれだったのか!

失敗って言われても、平均寿命まではまだ長いし
いったいどうすればいいんんだ
河童のお父さんは池の底に沈んでしまったし
この薬の解毒剤の薬は無いのか

これからは解毒剤探しの旅が始まる。

続きは来月に

って、明日は2月やし・・・


薬の効き目 ALIAS IN WONDERLAND 23

2010年01月31日 | Next Time/Next Place
・・・結局、緑の薬はなんだったのかしら・・・

効き目もよくわからないまま、エイリアスはカサブランカを目指すことにしました。

「お父さん、じゃ、ぼちぼち行ってくるわ
カサブランカに三月ウサギを捕まえに」

「おお、決心したか。行ってらっしゃい。
じゃ、父さんはこの薬を飲んで、しばらく寝る事にする
この薬は強力だから100年くらいは目が覚めないけどな」

そういうと、お父さんは、「赤の薬」を池の水で飲み下すと
そのまま、ブクブクと池の底へと沈んでいきました。


月末の羽アリの襲来

2010年01月31日 | Next Time/Next Place
月末に押し寄せるのは借金取りかと思ったら
夕方、電気を点けたとたん網戸の隙間から、もすごい数の小さい虫が入ってきた
羽アリ(オスアリ?)のようで、昨日スコールがあって、今日は晴れで
その関係からか発生したのか
すごい6階の高さまで飛べるのか

電気を消して網戸の穴をふさがねば虫に殺される
ひさしぶりにあわてふためく
よし、懐中電灯で誘導しよう
かか、懐中電灯が無い、忘れてきた
パソコン画面を白にして使うか
いやパソコンの冷却ファンにアリの巣を作られる
部屋の電気を消し、トイレの電気だけを点ける
すると羽アリは素直に全員トイレに入っていった

しばらく、してトイレを見ると
羽アリが全員居ない
コンビニみたいにトイレを借りにきただけだったのか?
しかし出口は無いし、排水口から帰ったか?

よく見ると水面や床に貧相な虫がたくさん浮かんだり、歩いている
羽が無いと歩くのも遅い細長い小さいアリで格好悪い
どうやら、時間が経つと羽が取れてしまうようだ
女王アリの引越しの時期だったのか
ということはここに居るオスアリたちは全員落ちこぼれで
数時間で人生を終える貧乏人だったのか
翼の取れたエンジェル、翼の折れた、だったか
そんな歌を思い出しながら
貧乏オスアリたちの水葬をはじめた

日本に居ると虫やカエルやヤモリやニワトリの存在など、ふだん忘れてることが多い

※あとで調べてみると、シロアリの羽アリのような気がする、
このホテルはひょっとして木造8階建てか。ものすごく高度な建築技術だ。


今日のパッタイ拡大図

2010年01月30日 | Next Time/Next Place
さすが1ヶ月近くも滞在してると
食べるものがリピートしてくる
どこででも間違いないのが、パッタイかもしれない
「クン」という言葉はわかったので「クン=エビ」にした

エビパッタイ 35バーツ

基本の味付けはそれほど甘くも辛くなく
野菜と米の麺とエビや肉や卵とのバランスも良いので
日本人向きかと思う

フォークとスプーンをよく見たらタイ航空のマークが入っていた
旅行者が集めてきたのか使用済み中古放出品か

苺畑で捕まって

2010年01月29日 | Next Time/Next Place
「大丈夫かなあ、きっとお百姓さんに怒られるよ」

「大丈夫、大丈夫、痛んでるのとか、虫が食ってるのだけ選んで食べる
見回りに来るまでに出て行くから
これだけ苺があるから許してくれるって」

「こらー、毎日、苺を盗んでるのはおまえらか
どこ中の生徒や」

「まだ苺盗んでません、今日が初めてです
先生だけには言わんといてください」

畑のあぜ道で5人並んで1時間ほど説教された

サリンジャーにまつわるほろ苦くも甘酸っぱい思い出である

洗足池で朝食を

2010年01月29日 | Next Time/Next Place
「おっと、『カサブランカでお茶会を』が『ティファニーで朝食を』に
なっちゃったねー、なんか古き良き時代って感じで
この帽子屋、泣けてきて、ティッシュ一箱使っちゃったよ
1960年で科学の進歩は止まっても良かったんじゃないかなあ
カラーテレビなんて無くてもよかったよ
できれば原子爆弾も不要だったけどね
帽子屋はそう思うよ
もっとも帽子屋は頭おかしいけどね
ここ数日、室温が30度越えてるからねー
科学者はもっと頭おかしいね
頭おかしいから科学者やってんだろうけど」