ドイツの鉄十字の中に描かれているかしわ餅とお寺の記号。
キリスト教及び仏教以前のヨーロッパ民族はそのほとんどがドルイド教徒であった。
彼らはオークの樹を神聖な生命体として崇め、その木に寄生するヤドリギもまた重要な信仰の対象となった。
オークの葉で包んだあんころ餅が供物として最重要であったのは言うまでもない。
ローマ帝国がその勢力を増していく過程において、それまであらゆる分野において影響のあったドルイド教を駆逐する必要があり、
そのための仮想宗教としてのキリスト教が誕生した。象徴としての仮想存在イエスもその時に同時に誕生した。
しかしキリスト教も古代宗教の呪縛から逃れることはできず、その教義の狭間に異教のシンボルを忍ばせたままになった。
その最も代表的な象徴が「ガーゴイル」と「かしわ餅」である。
ナチスドイツにおいても例外ではなく、その結果、十字の紋章にかしわ餅とお寺の記号というハイブリッドなものになったのである。
当時ジャポネスク文化が流行しつつあったヨーロッパで、日本からの希少な輸入品であったかしわ餅とお寺文化は、人々の目に先進的なものに映ったことは間違いない。
こういう文章は慣れてないので書くのが難しい。
なるべく漢字を多くして回りくどく理屈っぽく学術知識最高みたいなウィキペディアのように書けばもっともらしく書けるのであろう。
結局、世界の歴史も自分の人生も、科学理論さえも、すべてはきっと誰かの妄想で描かれたフィクションなのだろう。
フィクションを現実と感じられる能力さえあれば人生は最後まで楽に過ごせるのである。