河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

ついに路頭に迷う

2010年09月29日 | ボヤイター
日本に住みながら、東南アジアにも住みたい、コートダジュールにも住みたい
と考えながら、歩いていると、崖っぷちに建っている安アパートを発見
そのまま不動産屋に飛び込み
「そ、そ、そこの崖の上のアパート空いてますか」
と聞くと最上階は決まったので1階が1部屋空いているらしい
なにしろ崖の上なので窓の外には何も無い
靴を脱いでそろえてから飛び降りるにも最適であるし
ベランダから5メートルほど体を出せば(落ちるけど)明石大橋と海と淡路島が
見えるという、コートダジュールのような立地条件
しかし空き部屋は1階なのでよく見るとまたツタかブドウが元気に茂っている
11月のバンコク行きのチケットを購入してるし
日程的、経済的にどうなることやら
どこかに1000万円ほど落ちてないだろうか
最近、自分はどこに住んでるのかわからなくなってきた
引越も旅行のうちに入れてしまおう

村上春樹のつもりで生きる

2010年09月29日 | ボヤイター
「おっさん、そこどいてくれ」

「俺は村上春樹のつもりなんだから、もっと丁寧に対応しなさい」

「インターネットがつながらないんだけど」

「俺は村上春樹のつもりなんだから、そんな事には答えません
ブンガクの話をしましょう」

「ホームページ制作費1万円まけてくれませんか」

「俺は村上春樹のつもりなんだから、原稿料は一律100万円にします」

「あんたの絵と文章じゃ書籍化は無理だね」

「俺は村上春樹のつもりなんだから、もっと気をつけてしゃべりなさい」

銀河鉄道の窓を開ける

2010年09月29日 | ボヤイター
「八田さん、たまには窓でも開けたらどうですか
300年も閉めたままだと、空気がこもってしまって
地球に着く頃にはミイラになっちゃいますよ」

僕はギシギシ鳴る窓枠を無理やり押し上げ窓から顔を出した

古新聞、砂ぼこり、ミカンの皮、駅弁のフタ、正体不明の液体
いろんなものが顔にブチ当たった

僕はすぐに窓を閉め、300年の引きこもりに戻った