河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

微熱中年

2007年03月17日 | blog
いかん、花粉症ではなく風邪のようだ。
年をとると、高熱ではなく微熱しか出ないからわかりにくい。
松本隆の小説に「微熱少年」というのがあった。
この人の歌詞も「風を集めて青空を駆けたいんです」とか、なんじゃそれー、というような歌詞が多いので影響を受けている。
熱がでてくるとどんどん妄想がわいてくるのでブログの筆が進む。
早く寝ようっと。

10月はたそがれの国

2007年03月17日 | blog
高校の時、同じクラスに、休み時間になるとずっと読書をしているやつが居た。目立つタイプでもなく、あまり会話を交わすこともなかったが、ある日、なにかのきっかけで「この本を貸してやる」といってくれたのがブラッドベリの「黒いカーニバル」だった。SF=空想科学小説というイメージしか無かったが、読んでみて「こんなSF小説があるんかー」とカルチャーショックを受けた。
それ以来、ブラッドベリは筒井康隆と並んで自分のバイブルとなった。
「10月はたそがれの国」は短編集の日本語タイトルである。

3月は涙の国

2007年03月17日 | blog
ここ2~3日、また寒くなってから、鼻水と涙が止まらない。花粉症か風邪かよくわからない。
岩井俊二の「ラブレター」を久しぶりに見てみた。過去と現在が二重に進行していくようなストーリー。神戸と小樽が舞台であるが、撮影はすべて小樽周辺のようだ。過去の思い出が今によみがえるエンディング。主人公が手にしている本が「失われた時を求めて」なのも意味深い。
この映画を見たら、冬の終わりのまだ冷たい空気を深呼吸した時のように、また鼻水と涙が止まらなくなってしまった。
人間の一生は15歳くらいで90%は終わっているのかもしれない。
次は「打ち上げ花火」も久しぶりに見てみよう。

電気少年ササオ

2007年03月16日 | blog
ササオはいつものように自転車で来た。
「コンデンサーを作ったんだ」そいうと透明なプラスチックに電線が2本出た小さな物体を手のひらに乗せた。「コンデンサーは直流や低い周波数は通さないんだ。だから電源コンセントに差し込んでも大丈夫さ」
そして、テスターとコンデンサーをつなぎ、コンセントに差し込んだ。
ボンッ!という軽やかな音とともにコンデンサーとテスターからは火花と煙が出て、ササオは電気ショックで飛び上がった。
「まあ人生色々あるさ」そいうとササオはいつものように自転車で帰っていった。

ビビビのねずみ男

2007年03月15日 | blog
「ゲゲゲの鬼太郎」に対してねずみ男は「ビビビのねずみ男」という。
わしも灰色のフード付きコートを着た時など「ねずみ男」と呼ばれていた。
ブラッドベリの本のタイトルに「・・・感電するほどの喜びを」とかいうのがあったが、老人ボケを防ぐには時々ビビビッと感電するのも良いかも。
くれぐれも電圧は低めに・・・

図書室のカーテンが春風に舞う

2007年03月15日 | blog
岩井俊二の「ラブレター」という映画がある。神戸と小樽とで交わされる手紙がベースとなってストーリーが展開する。その中に図書室のカーテンが春風に舞うシーンがある。いつか見たデジャヴのような春のシーンだった。
春のシーンだったかどうかあいまいなのでもう一度映画を見てみよう。

ジャックフルーツ缶詰

2007年03月12日 | blog
そろそろ貧乏になってきたので、1kg330円のタイ米を買いに行った。が横にあった「ジャックフルーツの缶詰」も買ったので合計740円になった。
これやったら国産米が買えるがな。
ジャックフルーツがどんな味なのかは怖くて食べていない。