ぞうもつ日記

喰ったら出せ! 出せないなら喰うな!

松葉杖生活12日目

2019-08-17 | シニアな発想
少しずつ片手杖+患足踵つけ歩きの時間を長くしてみた。
思い切り体重かけなければ良いだろう、
ちょっとでも痛かったら辞めれば良いだろうと、セルフ設定。
やっぱり痛いのは、左手の付け根の方だった。
患部は全く痛くない。

預けっぱなしだった自転車を同僚が引き取ってくれた。
職場の廊下にある、もう安心だ。
結構病院でも安心の場所にあったのだけど、
医者の方が「ここにあっても責任取れないから早く持って行ってくれ」と
願ってきた。
一人じゃ杖抱えて持っていけないことは明らかだから、
暗に「誰かいねーのか?」って言われてるようなもんだよな、とまた思う。
孤独な老人の気持ちが痛いほどわかる自分が怖い。
明日のことを考える生き方はやめよう。

片手杖のいいところは、階段が登れるところだ。
まぁ、階段によってはもちろん両手杖でも可能なのだけど、
職場の階段は、細い、狭い、急、幅がない、手すりがない、と
全ての条件がそろっていて、この階段で骨折した元同僚もいたくらいなので、
死と隣あわせだ。この階段を松葉杖でひょいひょい上がるなんて愚かなことはしたくない。
でも尻上がりも辛いのだ。
階段そんなに綺麗なもんじゃないし。
(掃除するのも一苦労だし)
なので、ヨチヨチゆっくりでも両足使って登れるのは嬉しくてたまらない。
早く、熱いお茶の入ったカップを片手にひょいひょい登りたい。

片手杖という大進展を遂げられてめでたしめでたしと
言いたいところだけど、
ふくらはぎが今まで以上にパンパンになってしまった。
また違う筋肉を使い始めているようだ。

また鍛え方が足りない部位に着目する事になってしまった・・・・・

そしてついには、朝になっても浮腫みが消えない足に・・・・

しかしたかだか12日の松葉杖生活で満身創痍気分でいたが、
交通事故で複雑骨折の経験のある同僚はさぞかし大変だったろうと、訊いてみた。
「やっぱ、松葉杖たいへんだった?」
「そうっすね。自分は2ヶ月入院した後、1ヶ月松葉杖ですが、
退院した喜びが大きかったんですよね」
「・・・・・・・」

私はまだまだぬるかったのだ、、、

その後、迎えにきてくれた相方の代車がちっこいから
乗るのが大変だなんて言い出すのは
とんでもない贅沢だということに気づけてよかった。

ご協力の皆様ありがとうございます。


(続く)




先日出演したステージ。
このくらいの段差とスペースだったら、松葉杖楽勝、という図です。











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