細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

のぼうの城

2008-11-01 14:28:14 | 読書メモ や・ら・わ行
のぼうの城     著者 和田 竜

《内容》
時は乱世。
天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。
武州・忍城(おしじょう)。
周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。
総大将・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。
智も仁も勇もないが、
しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―――。
この城、
敵に回したが、
間違いか。
           (紹介文より)


「惚れていたんだよな、姫に」
――中略――
丹波は密かに拳を固めた。
やがて、長親は寂しげに微笑んだ。そして、小さくうなずいた。
「ならいいんだ」

武州・忍城・・現在の埼玉県行田市に実在した城、そして「のぼう様」も実在した人物だったんですね。
今の世に秀吉がいたら・・家康がいたら・・信長がいたら・・
どういう采配をしたんでしょう

天狗面

2008-11-01 12:50:13 | 読書メモ 

天狗面  徒目付 久岡勘兵衛     著者 鈴木英治

《内容》
七十郎と早苗の祝言のさなか、人殺しの知らせが入った。婚礼衣装のまま、勘兵衛や修馬たちとともに必死にかける七十郎。殺された男は背後から心の蔵を一突きされていた。そして死者のかたわらには天狗面が。
これは何を意味しているのか。
一方、道場同士の三年に一度の剣の勝ち抜き試合が行われようとしていた。勘兵衛の通っていた徳島道場の大将は佐源太だったが相手の大将と以前戦った勘兵衛は不安を感じていた。そんな中で、敵方の道場の副将が殺されてしまう。誰が何のために殺したのか?
書き下ろしでおくる、大好評シリーズ十一弾!
         (紹介文より)


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