細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

まるごと源氏物語

2008-11-24 15:28:04 | 散歩・旅
銀座 博品館劇場 『源氏物語』一千年紀祭特別公演

まるごと源氏物語

源氏物語 朗読 『紫の上』  
1部 琴演奏 松本英明
2部 朗読  平野啓子


行ってきました。1部のピアノと琴の演奏がとても良かった。

あの空の下で

2008-11-24 15:25:14 | 読書メモ や・ら・わ行
あの空の下で  著者 吉田 修一

《内容》
今、あなたはどこにいますか。何をしていますか…。山本周五郎賞・大佛次郎賞作家が描く「あの人」の記憶。
          (紹介文より)


―――何が悪かったのではなく、何が良かったのかを考えながら、終わる関係というのもあるのだろう

償い

2008-11-24 15:20:29 | 読書メモ や・ら・わ行
償い  著者 矢口 敦子

《内容》
36歳の医師・日高は子供の病死と妻の自殺で絶望し、ホームレスになった。流れ着いた郊外の街で、社会的弱者を狙った連続殺人事件が起き、日高はある刑事の依頼で「探偵」となる。やがて彼は、かつて自分が命を救った15歳の少年が犯人ではないかと疑い始めるが…。絶望を抱えて生きる二人の魂が救われることはあるのか?感動の長篇ミステリ。
           (紹介文より)


―――家族の誰かが重い障害の残る可能性のある病に倒れた時、よく家族関係があからさまになる場面にぶつかった。結びつけている糸が太くなる家族もあるが、ぶつぶつに切れてしまう家族もあるのだ。


―――どんな人間だって、価値がないといえばいえるし、あるといえばいえるものだよ。だけど、ここにきみがいて俺がいるのは、一般論じゃなく現実だ。きみがこの世にいてくれて、俺は嬉しいよ。そしてそれが大切なことなんじゃないか