細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

空飛ぶタイヤ  池井戸 潤

2009-04-27 21:56:47 | 読書メモ 

空飛ぶタイヤ   著者 池井戸 潤

《内容》
トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、近くを歩く母子を襲った。タイヤが外れた原因は整備不良なのか、それとも……。自動車会社、銀行、警察、被害者の家族…タイヤ母子死傷事故に関わった人それぞれの苦悩。そして、「容疑者」と目された小さな運送会社の社長が、家族・仲間のために、たったひとつしかない真実に迫る、試練と格闘の数か月! 「命」と「カネ」の人間群像、そして、巨大企業が犯した「罪」と「罰」を描く傑作企業小説。
             (紹介文より)


―――どうしようもない莫迦に、どうやればわからせることができるのか、その術を知らない。