細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

山梨岡神社

2015-04-01 10:55:27 | 散歩・旅  山梨県

雨がけっこう降ってきて・・

見たくても見れないことが多い・・・・・・

国指定重要文化財 山梨岡神社本殿 明治四十年八月二十八日指定

 旧本殿は飛騨の工(たくみ)あるいは武田の番匠の造営と伝えられた。
 現在の建物は昭和二年(1927)、台湾阿里山の桧材で全面改築を行ったもので、棟札二枚とともに室町時代の様式を残した建造物として明治四十年(1907)、国の重要文化財に指定された。桁行二間、梁間一間、隅木入春日造、こけら葺。
 正面出入口は両開き板唐戸で、ほかは板壁である。花狭間(はなざま)の透かし彫りは美しい。身舎(もや)の正面と側面には、跳高欄をつけた緑をめぐらし、脇障子をつける。扉正面には柱を立てた擬宝珠柱をたてた昇高欄つきの階段七級を設けてある。
 軒は二軒繁垂木(しげだるき)で正面に隅木を入れた入母屋造、背面は切妻造で軽快なこけら葺である。正面の妻飾りは狐格子で破風には蕪懸魚(かぶらげぎょ)、背面妻飾りは虹梁大瓶束式(こうりょうたいへいつかしき)で棟木を支え、破風には同じく蕪懸魚がある。正面に着く向拝(こうはい)は面取り角柱で、通肘木(とおしひじき)つき連三斗(れんさんと/つれみつど)の組物で支えられ、身舎柱と向拝柱はつなぎ虹梁で結ばれている。向拝柱の頭貫先は木鼻(きばな)が作られ頭貫上には透かし彫りをいれた蟇股(かえるまた)がある。向拝全面には浜床が設けてある。
 春日造としては手の込んだ珍しい構造であり、長く保存したい。(説明文より)

   

  修復中?また来ます!

 

 


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