本日は、勤労感謝の日の祝日ですので、本日もご法事が多く、また、お墓参りの方も多かったです。
一生懸命、働いてくれた、一家の大黒柱であるお父さまへのお参りが多かったのかもしれません。
「勤」という字は、僧侶にとっては、「ごん」と読むことが多く、お経を称えることを、勤行(ごんぎょう)と言います。
朝の本堂での、勤行しているときに、檀家さんから、お電話があり、
「今、住職は、朝のお勤めをしていますので、電話には出られません」と坊守が伝えると、
「住職さんは、朝、どこかに働きに行っているのですか!大変ですね」と勘違いされました。
僧侶にとって、お勤めは、読経を称えることを言います。
勤の仏教的意味は、日々の勤行の他に、仏道にはげむ、職務に従事する、ねぎらい助けるなどの意味が
あるそうです。そのことから、読経のことを、お勤めという意味が何となく分かります。