Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

自動車修理工場

2005年04月08日 | 文化
一ヶ月ほど前に車が壊れました。
エンジンに穴が開いたのです。
もうお払い箱にするしかないということで、
大急ぎで中古の車を買いました。

買って一週間しないうちに鍵を壊されました。
若者が盗もうとしたようです。
家から80Km の所で起こったことですので、
その町の自動車修理場にもって行きました。

土曜日のもう夜だったのですが、そこのおじいさんが
うちの壊された車にエンジンをかけ、バックで
ガレージに入れようとしました。
一緒にいたおばあさんが、「危ない、門に引っかかった!」と
叫んだら、おじいさんが「後ろなんて見えるわけないじゃないか!」
おばあさん「さっき取り付けたばかりの門なのに、壊れたよ」
おじいさん「なに!」といって下りて、
「本当だ!」・・・足で門を蹴っ飛ばしました。

車に関しては踏んだりけったりだったのに、この話はなんだか
とても傑作で、悔しいのに笑ってしまいました。