Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

車の事故 3

2005年04月18日 | 生活
私の古いぼろ車はある日、町の橋の上でぱったりと
止まってしまいました。
幸いに、交通の邪魔にならないようによけることが出来たので、
さてどうしようかと思案しておりました。

そうしたら、ドン、と後ろから車がぶつかるではありませんか!
私の車の横には二台分車がゆうに走れる幅があったのに。

男性が下りてきて「何で、こんな所に止まっているんだ!」と怒鳴りました。

私:「車が止まってしまったんです」
男性:「私の車に傷がついた。200フラン、修理費として払ってほしい」
私:「後ろからぶつかった場合はぶつかった人にすべて責任があります。
   この場合はあなたの責任です。大体、こんなに広い所で、
   わざわざぶつかるとは何事ですか?」
男性:「見えなかった。とにかくお金を渡してほしい。」
私(携帯電話を出しながら):「あなたの責任だから、示談書を書きましょう。
  それがいやなら、警察を呼びます」
男性:「しかたがない。今回はなかったことにしておきましょう。さようなら。」

そういって、彼は手を差し出し、握手をして分かれたのでありました。