Romarin フランスの草の根となって

住み始めた時は腹がたち、住み慣れると離れがたいフランスにすみ、45年の年月がたちました。日々のことなど綴ります。

自動車修理工場

2005年04月08日 | 文化
一ヶ月ほど前に車が壊れました。
エンジンに穴が開いたのです。
もうお払い箱にするしかないということで、
大急ぎで中古の車を買いました。

買って一週間しないうちに鍵を壊されました。
若者が盗もうとしたようです。
家から80Km の所で起こったことですので、
その町の自動車修理場にもって行きました。

土曜日のもう夜だったのですが、そこのおじいさんが
うちの壊された車にエンジンをかけ、バックで
ガレージに入れようとしました。
一緒にいたおばあさんが、「危ない、門に引っかかった!」と
叫んだら、おじいさんが「後ろなんて見えるわけないじゃないか!」
おばあさん「さっき取り付けたばかりの門なのに、壊れたよ」
おじいさん「なに!」といって下りて、
「本当だ!」・・・足で門を蹴っ飛ばしました。

車に関しては踏んだりけったりだったのに、この話はなんだか
とても傑作で、悔しいのに笑ってしまいました。

モナコレーニエ3世

2005年04月06日 | 文化
法王崩御に続き、モナコレーニエ3世が亡くなりました。
モナコ国民にとって父親的存在であった彼の死は
大きな衝撃をもたらしています。
テレビでのインタビューでも声を詰まらせている人、
涙を流す人がほとんどでした。

皮肉なことに、法王の死によってイギリスのチャールズと
カミラの結婚が延びましたが、さらにモナコレーニエ3世の
死によって延期されます。

法王が亡くなったときにチャールズ・カミラの結婚届を
ほかの日にしようとしたら、その日は前々から予約して
いた人でいっぱいですと断られたそうです。

エリザベス女王はカミラに対していい感情を抱いていない
そうですし、国民もこの結婚には冷たい反応をしている
らしいですね。

さて、我が家の庭のさくらんぼの花が満開となりましたので
見てください。また今年もたくさんのさくらんぼがなりそうです。

法王崩御

2005年04月04日 | 文化
ローマ法王が4月2日に亡くなりました。
法王は昨年暮れから、健康が思わしくなく、
入院、退院を繰り返していました。

昨年からの法王関係のニュースは事細かく、
崩御の際には大ニュースでした。
2日が土曜日でしたが、前日の金曜日に
法王の死が間違って伝えられ、あとで訂正
されました。

昨日の日曜日も、キオスクで新聞が売り切れたとか。
私は、例によって朝市に行きましたが、
いつもより人が多く、八百屋のお兄さんが、
「法王が亡くなったから、今日は人出が多いんだ!」
などというほど、法王はフランス国民の話題になっています。

日本ではそれほどでもないようですね。
今のこの法王フィーバーは日本の天皇に対する感情に
匹敵した感じがしています。

今日もそのニュースで持ちきりです。
カトリック信者はローマに向かっているよう
です。大変な数の人がローマに集まりそうです。



四季

2005年04月03日 | 生活
このブログのコメントで「フランスに四季はありますか?」
というご質問がありました。

春、夏、秋、冬とちゃんとあります。
日本に比べて、秋が少し物足りない感じはあります。
春から夏の移行が急激なのも日本とは違うかな?

反対にフランスでも同じ質問がよく出ます。
「日本は今、何の季節?」と。

日本はテクノロジーの面ではよく知られていますが
案外、当たり前なことを知られていないのか、と驚いてしまいます。

しかし、最近、日本に興味を持っている人が大変多いですね。
友人の子供さんで、日本に行ったり、日本語を本格的に
勉強したりしている人が実は何人もいます。
若い世代が、日本に興味を持っているようです。

四季の話に戻りますが、この所、春が遅かったり、いろいろ
四季の狂いがあってはっきりとした季節感が昔より少なくなった
気がします。
日本でも同じようなことを言っているようですが、
季節を認識することはとっても大切だなと思います。
年とともに季節に関して敏感になって来たかな?




春です

2005年04月01日 | 生活
今年は、れんぎょも桜も同じ時期にいっぺんに咲いてしまいました。
いつもは2月にれんぎょが咲いて、3月終わりに桜が咲きますのに。
桜といっても、日本の染井吉野とは違います。
この写真に見えている種類はなんなんでしょう。
このあたりはほとんどがこの桜ですが。
我が家の庭には八重桜がありますけれど、咲く時期はもう少し遅いです。

日本には春に花粉症が問題になるみたいですが、こちらももちろんあります。
いろいろな種類の花粉症がありますね。
娘たちも花粉症ですが、3月ごろから薬を飲むので大丈夫です。

春の太陽に、れんぎょの黄色と桜のピンクがなんとも美しいです。
ああ、春だ!と感無量になります。