二鶴工芸です。
画像は懐中時計になります。
時計自体ははっきり言って高価なものではありません
実は雑誌の付録のものです
この懐中時計を使う時は大体、着物を着用した時ですね。
普段は余り使わないので、付録程度のもので当方は十分です。
当方は着物を着た時にやはり腕時計というのは不自然かな~と勝手に思っていますが、これは個人の自由ですので、別にどっちでもいいですし、決まりはありません。
ただ金属ブレスのものはどうかな~て感じです。個人的な考えです
でこの懐中時計の装着方法なんですが、これも決まりはないので、ご自由に装着していただければいいのです。
当方はですが、チェーンのような鎖を付けずに画像の組紐製のものを使います
組紐製のものは市販で販売してますよ
この組紐に当方は画像でわかりにくいと思いますが、カタカナのコの字の形になった金具を付けます。
この金具はホームセンターとか100円ショップに売ってますキーチェーン等に付属してるモノです。
この金具を締めました帯の内側(別に表側でも結構です、お好みで)の方(中巻側)にはさみます(画像上段右)
そして紐と時計をその中にくぐらせます(生地と生地の間)
その後、時計を表から再び上に戻して、もう一度帯(生地の間)に忍ばせる手順です(画像下段左)
画像でご確認できますでしょうか
実際着用してお見せすればよっかたのですが
まぁ面倒であれば腕時計でいいですよ
本来は別画像(画像下段右)のように根付というものを装着して帯に提げるのが通です
根付という工芸品もすごい世界ですよ
よろしければ調べて下さい
当方は落ちるのが心配で金具にしてる訳です(帯に巻きつけているため落ちることは無いと思います)。
これもお好みです。
まぁまぁ着物自体着用するのも面倒なのに、時計までええやんてことですけど
まぁ着物に限らず伝統という世界は本来面倒くさいものです。
現在の何でも便利になったこのご時世では。
ただ着物に限らず、他の伝統諸芸、道で行われます、そういった所作、動作が雑念なくスムーズに行われ、一切無駄の無い、見た目にも綺麗で感動さえ覚える
皆そんな域に達したいからこそ、現在まで御稽古事や伝統技術等が伝承されていると思っています。
これも個人的な思いですけど
まぁ些細な事からでもいいですので、伝統というものに体感されてみるのもいいもんでっせ
二鶴工芸です。
先日からお知らせしていました限定品の腕時計ですが、即決完売致しました
ありがとうございました
また機会があれば復刻するか、また別のデザインで製作するかもです。
こうご期待ということで
二鶴工芸です。
ゴールデンウィークも終わりましたネ
早く通常の生活のリズムに戻りましょう
ゴールデンウィークが終わり、これから梅雨、夏になるわけですが、そんなことで夏っぽい柄の帯の紹介です
めちゃくちゃ強引なこじ付け的発想です
波に市松柄になります。
デザインは当方がしまして、帯の染と波柄の友禅は染工房 正茂さんにお願いしました。
バックの市松(格子柄)の金箔加工は当方が加工しました。
薄い鼠色の地色に胡粉(マットな白色の日本古来の顔料)で波柄を染めています。
金箔加工は本金箔の砂子(金箔を細かく粉状にしたもの)と金泥(より細かくした粉末)で光沢の差のあります市松を加工しました。
ただ単に夏らしい柄、それだけの事でした
画像左がお太鼓です。画像右が腹になります。
二鶴工芸です。
ゴールデンウィーク後半の中、朝に京都水族館へ行ってきました
当方の家からは自転車で行ける距離です。
朝から家族連れや観光客で凄い人です
当方は年間パスポートを購入してます。
今回で3回目になります。
入場料大人で¥2,000で年間パスポートは¥4,000ですので、もう元は取ってます
これと言って目玉は無いのですが、当方は基本的に水族館が好きですので十分です。
ここの名物はオオサンショウウオになります。
水槽にも猿団子ではないですがオオサンショウウオが団子状態で群れています
それと今日は大混雑しているので行ってませんが、イルカのショーもあります。
ペンギンも凄く近くで見れます
再入場も可能ですので人の混雑の状態を見計らってまた戻って見に行くのも手ですね
京都にお越しの際はぜひ見に行って下さい
http://www.kyoto-aquarium.com/
二鶴工芸です。
ゴールデンウィークも紺半になりましたね。
催事販売のご案内パート2です
5月22日(水)~24日(金)まで大阪梅田の阪急うめだ店 9階 祝祭広場にて展示販売致します。
まだ詳しいDM等はございませんが ”和みのある暮らし 手仕事展”(仮称) という催しになります
営業時間 AM10時~PM20時(最終日PM6時迄) 詳しいDMがまだですので上がり次第アップ致します
よろしくお願い致します
二鶴工芸です。
”ビンテージのついで”で記載してましたビンテージファスナーを使用して製作しました過去の商品です。
もうお嫁に行きましたが、参考にして下さい
素材はアーミーグリーン色の羊革です。
革素材のバッグは滅多にしませんが。
裏地はオリジナルのマークを捺染加工しました生地です。
金具類はブラス製(真鍮製)で材料費だけでも結構かかっています。
こういう類の拘った商品は当方(金銭的)もそうですがバッグ職人さんもエネルギーを使いますので、そう何点もお願いできません。
こういう自己満足な商品はなかなか受け入れていただけないですね当たり前ですが。
その中で縁あって波長の合う方が購入され、ほとんどが大変喜んでいただけますから、それがなによりも救いです
二鶴工芸です。
昨日のビンテージデニムのついでではありませんが、拘りのアイテムがあります。
たまに(気分的に、大体金銭的に余裕がある時ですが)ビンテージに拘って特別な商品を作る時があります。
ビンテージデニムを使用する時はリベットといいましてジーンズのポケットの端に打ち込んであります金具です。
この金具を使いますとアクセントになり、雰囲気がでます。
特にコパーと呼ばれています銅無垢のリベットがお気に入りです画像の上部の色目です。
それとビンテージファスナーです。
画像のモノは在庫で保管してありますTALON製のファスナーです。
このファスナーはビンテージジーンズ等マニアの方はおっと思われるでしょう。
解りやすく説明しますとリーバイス他ボタンフライ以外のファスナータイプのビンテージのジーンズに使用されていましたメーカーのファスナーになります。
画像の長財布は私物で現在活躍中です。
そのファスナーに42という刻印がありますこのタイプのファスナーがその年代のジーンズやパンツに使用されてました。
このファスナーはネットオークションや通販サイトで購入するのですが、なかなかいい値段します
ご興味のない方はホントどうでもいい話ですね
二鶴工芸です。
画像はジーンズやバッグ等に使用されていますデニム生地になります。
但し、このデニム生地はセルビッチデニムといいまして生地の両端にステッチの入った耳が付いています
所謂ビンテージデニムといわれていますモノになります。
ビンテージと言っても生地が古いという訳ではありません。
旧織機で織られたもので、生地の幅が若干狭いのが特徴で、やや織りムラがあります。
通常生地屋さんで販売されています生地は量産のタイプで幅がたいてい1m超のモノが多いと思います。
ジーンズマニアの方はやはりこのセルビッチのあるデニムに拘りがあり、色落ちも拘っています。
高級メーカー、高級ジーンズのほとんどが、このセルビッチのある生地を使用しています。
岡山の倉敷が有名ですね
別に拘りの無い方はどうでもいい話ですが
今回画像の2種類(ステッチが違い、仕入れ業者が違います)の生地を知り合いの業者に洗い加工に出します。
現状は糊付けの状態でリジットと呼ばれる状態のデニムです。
いじっている間に指先に青色の染料が付きます
画像のバッグはサンプルで以前に試験的にバッグを仕立ててから洗い加工をしたものです
わかりにくいと思いますが、見洗いの生地と比べて色落ちがしているでしょう
大手のメーカーは仕立ててから洗い加工に出してビンテージ加工と称して販売しています。
業者が製品洗いの加工が都合でできなくなったので、今回は生地の状態で洗い加工をしていただきます。
でたとこ勝負ですのでどう色落ちするか計算はできないらしいです
この生地で何を作るかは未定です。
二鶴工芸です。
今さらですが、桜です。
ブログを始めましたのが最近でしたので、このタイミングになりました
京都は辛うじて遅咲きの桜がまだ見られます
ていう訳ではありませんが、当方が製作した帯になります
画像ではわかりにくいと思いますが、薄いピンク色の地色に桜のデザインを金箔加工のみで表現しています。
帯の染は染工房 正茂http://www.eonet.ne.jp/~yuzen/で染めていただいております。
桜のデザインは釜敷き桜という家紋をアレンジして幾何学調にして本金箔の濃淡で表現しました。
画像左がお太鼓です。