二鶴工芸です。
月をイメージしたガラス皿です。
黒地なので真綿箔が綺麗に出ました。
二鶴工芸です。
このところ螺鈿を使ったものを制作しています。
これは何となく万華鏡のようになりました。
デザインはよく使っている八角の幾何学です。
この後、ガラス皿に仕立てます。
二鶴工芸です。
糊の調合です。
箔を接着させるための糊(樹脂)です。
現在はアクリル系の合成樹脂がほとんどです。
合成樹脂が開発される前は膠、ふのり、米糊など天然の接着剤を使っていました。
私が入門した時にはすでに合成樹脂を使っていました。
染料店でも最近は箔下用バインダーとかいってビギナーでも使える糊を販売しています。
糊は加工する技術や扱う箔によって使い分けします。
接着力が強いものから弱いものまで幅広くあります。
最近のものはほぼメーカーが使いやすく用途によって調合しているので、そのまま使えるようになっています。
我々職人はその糊をカスタムして自分が使いやすいようにさらに調合します。
なので個々に使う糊や配合も違うわけで、正解はありません。
画像の右下のように、本来は乳白色で乾くと透明になります。
黄色いものは糊にゴールド系のパール粉を混ぜています。
色々理由はありますが、乾いた後に色が付いているので糊の部分がわかりやすくなるのと、摺箔といって型紙、またはシルクスクリーン型を使って紋様を箔を貼る場合には糊に粉が入っていると糊が硬くなって紋様の形が綺麗になる(多少立体的になる)要素もあります。
糊そのものを硬くする補助剤もあります。
またパール粉ではなく胡粉を混ぜる方もおられます。
他にも理由はありますが、マニアックすぎるためやめておきます^_^;
この4点はそれぞれ用途も異なり、硬さと接着力も違います。
金彩職人は箔を扱う技術も必要ですが、糊をコントロールする能力も重要だと思っています。
二鶴工芸です。
先日に続き、レギュラーの本革製道中財布 黒 七宝 墨銀が仕上がってきました!!
今回も前回と同じで西陣織地ではなく、銀ラメ正絹地を弟の染工房 正茂に黒に染めてもらい、当方が七宝柄をオリジナルの墨銀色で摺箔加工しています。
緒締めは柴田窯 柴田恭久さんに注文した陶器製の緒締めを使っています。
組紐は昇苑くみひもさんです。
染工房 正茂:http://www.eonet.ne.jp/~yuzen/
柴田窯:https://shibatagama.jimdo.com/
昇苑くみひも:http://www.showen.co.jp/
今のところ、前回の家紋菱柄とあわせ2点在庫であります。
二鶴工芸です。
過日に記載しましたオーダーのガラス皿A・Bが仕上がってきました!!(納品済です)
裏面の樹脂加工のみをお願いしています。
通常は生地に加工したものを依頼していますが、この作品は一旦、ガラス皿を送っていただき、
当方が裏面に直接加工し、再度裏面の樹脂コートをしてもらっています。
完全に透明なんで背景が白地と黒地では表情が変わります。
二鶴工芸です。
お盆休みの間に長年ほったらかしにしていたサボテンの植え替えをしました。
本当は適正な時期にすれば良いのですが・・・(>_<)
私が小学校の時にもらったものや色々です。
ですので30年以上の子もいます。
子供もたくさん(-_-;)
大きい鉢に植え替えしました。
上手く根付いてくれるかどうか!?(^_^;)
二鶴工芸です。
昨日、京都は五山の送り火でした。
画像は船形・左大文字・鳥居形です。
昨年は大雨でした。
画像下部はパチンコ店の照明です。
昨年も記しましたが、この時くらいパチンコ店の照明をもう少し控え目にできないのかな(=_=)
二鶴工芸です。
長岡銘竹株式会社さんから依頼されて金彩加工したボトルスタンドです。
海外に持って行かれるようです。
ボトルスタンドについてはこちらホームページへ→長岡銘竹株式会社:http://nagaokameichiku.com/