二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

ありがとうございましたm(__)m

2017年01月31日 | 日記

二鶴工芸です。
30日(月)まで長期に開催していました「京のほんまもん」-京の食文化 -食卓を彩る和食器展は昨日終了しました。
お立ち寄りいただいたお客様、ありがとうございました。
私、上仲昭浩(京友禅金彩工芸)と太田漆工房の太田夫妻・勲(漆塗)小百合(蒔絵)とのコラボによる新しい試みのガラス皿を出品していました。
また丸皿の方は早々に購入していただいたようです。
ご購入いただいたお客様、誠にありがとうございましたm(__)m
まだまだ試行錯誤で課題もありますが、これからもチャレンジしていこうと思っています。
また展示する機会がありましたら、この場からもお知らせします。
今後共、我々をよろしくお願い致します。

二鶴工芸:上仲昭浩(京友禅金彩工芸)
太田漆工房:太田勲(漆塗)・小百合(蒔絵)





ポップなスマホケースとクラッチバッグ

2017年01月27日 | 日記

二鶴工芸です。
ポップなスマホケースとクラッチバッグが昨年末ギリギリに仕上がってきました。
水玉柄は、ほぼ反則ですが・・・(-_-;)
まさかこういう路線の商品を作るとは20年前は思ってもいなかった(・・;)




~京都、100 の贈りもの~ 産地ゴト展 vol.08 “京都” パート2

2017年01月26日 | 日記

二鶴工芸です。

出展商品の見どころ
参考画像の部分。
「菊寄せ」という革小物独特の縫製の技術です。
この部分で一枚の厚い革で縫い合わせただけの縫製ではないことがわかります。
わかるひとにはわかる技術です。
続いてインレイ加工の部分。
インレイ加工とは革をくり抜いた部分に異素材を組み合わせる技術です。
この商品は普段仕事をしている着物の黒色の生地(シルク)を使用し、ストライプの型を使いホログラム箔で摺箔加工したものを組み合わせています。
型はくり抜いた箇所の大きさで何が良いか迷いましたが、和柄よりは抽象的なもので且つ効果があるものでないといけないのでストライプを選びました。
また私の拘りでくり抜いた革の断面が白く出ないものを職人さんに選んでいただきました。
染料が中まで浸透しているものです。
通常は厚いものであればコバ処理をしてもらいますが、この商品はそんなに厚みもないのでくり抜いてそのままでも大丈夫なものを使用しています。
色々ウンチクを述べましたが、ご興味があれば1日からの展示で見ていただければと思います。
京都職人工房のメンバーもそれぞれの思いを込めて制作したものを出展しています。
お時間よろしければ、お立ち寄りください。
二鶴工芸 上仲昭浩

~京都、100 の贈りもの~ 産地ゴト展 vol.08 “京都

日程:201721日(水) 212日(日)
時間:11:0019:00最終日は17:00 CLOSE
会場:coto mono michi at TOKYO(コト・モノ・ミチ):http://coto-mono-michi.jp/event/exhibition/kyoto-3/
    107-0062 東京都港区南青山5-2-16 青山フレックスA
TEL
03-6427-6648
<出展協力>
イノイエ ハナエ / 上仲 昭浩 / 追立 / 加藤 美樹 / 金井 / 菊地 ルイ / 竹中 大輔 / 千葉 晃治 / 西 紗苗 / 藤田 美智 / 真下 彰宏 / 益田 亜矢子 / 益田 健太郎 / 村田 紘平 / 山口 直人 / 山さき あさ彦 / 山元 桂子 / 横田 武裕 / 米原 康人 / 涌波 まどか
<共催>京都職人工房


銀箔

2017年01月25日 | 日記

二鶴工芸です。
画像は銀箔で振り砂子(大小の箔粉)加工した一部です。
夏物の生地の特長で透け感のある生地なので箔の映りが微妙です(>_<)
銀箔を使う時(ほぼ得意先の指示)は気を使います。
銀で!!という指示の場合を除き、地色に合わせ銀系の色目を選択します。
銀は使う地色によって青味で暗い発色になってしまいます。
それが嫌だという先もあり、その場合は銀を着色した箔で金よりのものを選びます。
淡色とか淡水金色、中色と呼ばれている類になります。
メーカーによって名前がちょっと違ったりします。
それを使うことによって、見た目銀ぽく見えるようにします。
画像のものは銀箔ですが、艶あり銀色といって光沢が通常よりもあるものを使っています。
加工内容と効果を考えながら材料を選択します。


「~京都、100 の贈りもの~」 産地ゴト展 vol.08 “京都”

2017年01月24日 | 日記

二鶴工芸です。
下記の日程のイベントに出展します。

京都で呉服(着物・帯)に金箔を装飾加工する金彩工芸の職人です。
友禅をより華やかに引き立てるために金箔でさまざまな加工を施す仕事です。
その加工した生地(ホログラム箔加工のストライプ柄)を使い、今回のテーマである「贈りもの」にふさわしい!?と思う小粋でレアな商品を選びました。
なぜ!フリスク!!ということで話のタネにもなります。
昨年の秋に地元でデビューし、今回2回目で初の首都圏のお披露目です。
次はいつどこで披露するかわかりません!!
生産ロットも少数限定で時間もかかるので、販売と同時にまぼろしの商品になるかもしれません。
このレアでツチノコのような商品にご興味のある方は、会期中に是非!!お立ち寄りくださいませ。
ワークショップも開催されますので、ご興味のある方は以下のショップのアドレスにアクセスしてください。
二鶴工芸 上仲昭浩



以下が商品の詳細です。

日本の革小物縫製技術を継承している革小物職人とのコラボレーションで生まれたタブレット菓子(フリスク)ケースです。
伝統工芸の京友禅金彩加工を取り入れ、工芸的な要素もあり、随所に施された伝統的な縫製技術も肌で感じられることができ、尚且つ普段使いができるアイテムとして制作しました。
コンビニやスーパーで手軽に手に入るタブレット菓子(フリスク)もこの本革ケースに入れれば特別感のあるものに変身します。
サッと取り出した時にもお洒落な印象を与えます。
頑張って仕事をしている彼へのバレンタインのプレゼントや父の日のプレゼントはもちろん、プチギフトや海外のお土産などに。
また禁煙に取り組んでおられる方への励ましのプレゼントに。

~京都、100 の贈りもの~ 産地ゴト展 vol.08 “京都”

日程:2017年2月1日(水) ~ 2月12日(日)
時間:11:00~19:00(※最終日は17:00 CLOSE)
会場:coto mono michi at TOKYO(コト・モノ・ミチ):http://coto-mono-michi.jp/event/exhibition/kyoto-3/
    107-0062 東京都港区南青山5-2-16 青山フレックスA
TEL:03-6427-6648
<出展協力>

イノイエ ハナエ / 上仲 昭浩 / 追立 睦 / 加藤 美樹 / 金井 悠/ 菊地 ルイ / 竹中 大輔 / 千葉 晃治 / 西 紗苗 / 藤田 美智 / 真下 彰宏 / 益田 亜矢子 / 益田 健太郎 / 村田 紘平 / 山口 直人 / 山さき あさ彦 / 山元 桂子 / 横田 武裕 / 米原 康人 / 涌波 まどか
<共催>京都職人工房


残り10日です!!

2017年01月21日 | 日記

二鶴工芸です。
私、上仲昭浩(京友禅金彩工芸)と太田漆工房の太田夫妻・勲(漆塗)小百合(蒔絵)とのコラボによるガラス皿を出品している下記の展示会が残り10日程になりました。
私が金彩加工を施した生地をガラス皿に仕立て、その上から勲さんの塗り、小百合さんの蒔絵を施しています。
太田漆工房:http://www.eonet.ne.jp/~ota-studio/

表の蒔絵の背景(ガラス越し)に金彩加工がチラッと見えるので凄く奥行のある作品に仕上がっています。
この世界観を是非とも実物で!!
京都観光にお越しの際、また京都駅にお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。
※注 丸皿はお客様が購入されたようです。

「京のほんまもん」-京の食文化 -食卓を彩る和食器展

若手工芸作家による作品の展示販売

期間:平成28年12 月12日(月)~ 平成29年1月30日(月) 
時間:午前10時~午後7時 / 無休 / 入場無料
場所:京都駅ビル2階 インフォメーション横 
       ギャラリーカフェ京都茶寮

ギャラリーカフェ京都茶寮:http://www.kyoto-saryo.jp/


札ばさみ

2017年01月18日 | 日記

二鶴工芸です。
年明け早々に札ばさみが売れましたので、次の準備に金具を仕入れました。
ブラス製(真鍮)のものです。
参考画像が札ばさみです。
文字通り札を挟むものです。

同じデザインでも良かったのですが、画像の生地が余ってたので次はこのデザインにします。
今、仕立て職人さんには別ものをお願いしてますから、その後の発注なので仕上がりはだいぶ先になりそうです。