二鶴工芸です。
サンプルの依頼で縦長のものを制作。
プレートになる予定です。
二鶴工芸です。
金砂子を作り、フィルムケースに保管。
細かい箇所にぼかしをしたりする場合には、竹筒を使って振ってぼかすよりも、
このように粉にしたものを作り、さばく筆先に金粉を付けてぼかし加工する方が良い場合もあります。
繊細な作業をする場合に使います。
この砂子は着色金箔(銀箔を着色して金色にしたもの)です。
世界には金箔・銀箔はありますが、銀箔を着色して様々な色の箔を作ったのは日本です。
特に京都は着色箔の生産地です。
文献では戦争で純金が使えなくなったため、純金ではなく変色しにくい箔の研究をして開発されたのが京都の方だと。
色の付いた特殊な樹脂の被膜で箔を挟むことで、銀の光沢が被膜を通して金色に見える作用をいかしたようです。
私は着色箔といってますが、呉服業界の方は”ニセ金”とか”まがい”とか”ババ金””とか言ったりしています。
私はこの業界に入った頃からこの箔はあるので、普通に箔のバリエーションのひとつだと思っていました。
”ニセ”とか”まがい”というイメージはないですね。
この先達のおかげで現在は様々な色の箔が開発されたわけです。
現在は堅牢性のあるものや、蒸着で染色されたものもあります。
ところが、最近うちが信頼して使っていた箔のメーカーが生産終了という知らせ!!
どうやら以前から噂になっていた、設備投資ができないのと、生産されていた方が高齢で辞めるとか!?
このメーカーは現在は別の事業で稼いでおられるので、終了したところで問題は無いようです。
まぁ、こんな事はあるだろうな!!と思ってはいましたが(>_<)
幸い、他のメーカーもあるので、似たような光沢、質感のものを探すしかないですね~!!
ほぼ難しいですが・・・
選択肢もいずれ無くなる可能性もあります・・・
着色箔も業界では”ニセ金”とか言ってあまり良いイメージがないようですが、歴史とか背景を知ってもらえれば別に悪い箔ではないんですけどね~
二鶴工芸です。
だいぶ前に加工してストックしてあった生地を24cmのガラス皿に仕立てました。
色の濃い部分の焼箔が仕立てるとやや明るくなりました。
仕上がってみないとわからない事は多々あります(-"-)
二鶴工芸です。
「本革製道中財布 黒 七宝墨銀 別注緒締め」 がお嫁に行きました。
昨年に別注品(鮫革製)を購入していただいたお客様がお知り合いにプレゼントしたいということで。
本当に、このご縁に感謝致します。
ありがとうございますm(__)m
現在、この商品の発送で在庫が無くなりました。
次の予定は先になりますが、仕上がりましたら、またアップします。
二鶴工芸です。
昨日の続き。
というか、ここまでと言ったのに(-"-)
加工を足して、裁断した状態。
裁断しやすいように型に印も付けたので裁断作業もスムーズ。
いざ重ねると、こんなにあるのか(-_-;)
これからが大事な作業になります。
型が仕上がってから、また加工を足します。
ここで、ほんまにこれまでですm(__)m
二鶴工芸です。
オーダーのガラス皿を制作する下準備です。
今回、かなりの枚数をオーダーいただいたので、それに対応できるように新たに型を制作。
その型が仕上がってきたので生地に加工。
画像では糊を摺って→銀箔を振る→銀砂子で詰める。(艶の違う銀箔使用)
3工程分です(画像は一部分です)
この後、完成まで7工程あります。
効率を考えて加工しても最終的には1枚ずつ微調整しながら加工することになりそうです。
気合い入れてやらないと!!
でも、このベースの作業が効率よくできたので、かなり助かりました。
特に円の形が大事なので。
残念ながら、諸事情でお見せできるのはここまでです。
すみません^_^;